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ヤフーショッピングにおける在庫管理を徹底解説!在庫設定方法からおすすめのストア構築ツールまでご紹介!

ヤフーショッピングなどのECサイトを運営する上で、在庫管理は極めて重要な業務の一つです。在庫管理を怠れば、顧客からの信頼は下がり、リピーターを見込むことも難しくなります。加えて、余剰な在庫を所有してしまい赤字から抜け出せないなどいったケースも数多く存在します。そこで、本記事ではヤフーショッピングにおける在庫管理についてご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ヤフーショッピングの在庫設定

ヤフーショッピングには、そもそも在庫管理機能という機能が備わっています。在庫管理機能を利用する際は「ストアクリエイターpro」を使い設定を行います。手順は以下の通りです。
まずは「ストアクリエイターpro」のトップページを開きます。トップページを開いたら、さらに「在庫管理設定」をクリックします。
次に在庫管理機能利用時の詳細を設定していきます。

在庫通知設定

この画面で在庫通知の有無を選択します。
また、通知設定において「在庫を通知する」を設定した場合は、メールで通知が受け取れます。通知をメールで受け取りたい場合は、メールアドレスを「アラート・通知設定」で登録しアドレスを編集し、通知を受け取りたい「在庫」を選択します。

在庫の初期設定

在庫の初期設定を行う場合、まずは「数を設定する」を選択します。次に、商品新規登録時の在庫初期数を入力します。商品ページ数の個別で設定した在庫数と「初期在庫設定」で設定した在庫数が異なる場合、各商品ページで個別に設定した在庫数が優先されユーザーに表示されるので注意が必要です。

在庫数の表示

在庫表示設定を行っていれば、在庫確認が瞬時に行えます。表示する場合は「在庫数を表示する」を、表示しない場合は「在庫表示をしない」を、在庫の有無だけ表示する場合は「在庫数の有無を表示する」のいずれかを設定します。

また、これらの設定項目以外にもこのページでは在庫数を超えた注文が入った場合の注文の有無や在庫数を超えた場合の表示文言の設定が行えます。(2021年6月11日現在)

参照:Yahoo!JAPANストアクリエイターpro「テスト環境(Sandbox)マニュアル」

ヤフーショッピング注文後、在庫切れが起きた場合の対処法

Yahoo!ショッピングでは、在庫数を超えた注文が入った場合に注文を受けつけるか、受けつけないかを設定することができます。また、複数のユーザーから同時に注文を受けてしまった場合は注文後、在庫切れが発生し、商品を顧客に届けられないことがあります。
このようなケースが発生した場合は、顧客に対してメールにお詫びのメールします。また、ポイントを使い商品を購入しているユーザーもいるため、返金やポイントの返還をする際は注意が必要です。

ヤフーショッピングの在庫管理におすすめのストア構築ツール3選

ヤフーショッピングでは、ヤフーに代わってストアのニーズに合わせてさまざまなサポートを行う企業を「Yahoo!JAPANコマースパートナーマーケットプレイス」として指定しています。ストア構築から分析ツール、在庫管理システムまでさまざまなサービスが名を連ねています。
Yahoo!ショッピングを行う際はパートナーコマースに登録されている企業を利用すると良いでしょう。

Magnet

「Magnet」は株式会社オーランドが運営するストア構築ツールです。「Magnet」はYahoo!JAPANパートナーコマースに登録されており、配達設定から商品管理までワンストップの管理を可能にしてくれます。電話やメールでのサポートや1人で進められるマニュアルも充実しているのでおすすめのストア構築ツールです。

AIタッガー

「AIタッガー」はYahoo!JAPANパートナーコマースに登録されているサイト構築ストアの一つで業界初のタグ(スペック)自動登録ツールを開発しました。ヤフーショッピング以外にもPayPayモールや楽天市場などの商品に関連するタグ(スペック)付けが可能で多くのECモールにも対応しています。

SmaLAB.

「SmaLAB.」はスマホ表示を最適化するためのサイト構築ツールです。特に、HTMLやCSSの知識がないという方におすすめのツールです。テンプレートに沿ってサイトを作成でき誰でも、簡単にヤフーショッピングを構築できます。

ヤフーショッピングと相性の良い在庫管理システム3選

ヤフーショッピングやAmazon.comといったECモールを運営する上で在庫管理システムを使い在庫管理をアウトソーシングする事業者は少なくありません。近年では、小規模でも利用できる在庫管理システムも多く存在します。

mylogi

「mylogi」は株式会社アートトレーディングが運営する物流管理システムです。Yahoo!JAPANパートナーコマースにも登録されており、月額3万円から受注管理〜在庫管理を一元化できます。シンプルな画面とわかりやすい業務フローにより、操作も簡単です。また、複数倉庫管理や複数モールへの出店も可能です。

ネクストエンジン

「ネクストエンジン」はYahoo!JAPANコマースパートナーマーケットプレイスにも登録されているネットショップ運営ツールです。特にカート数や利用できるモールの豊富さに定評があり、多くの企業が利用しています。

楽楽バックオフィス

「楽楽バックオフィス」はテクマトリックス株式会社が運営するネットショップ運営ツールです。「楽楽バックオフィス」も受注管理から在庫管理までを一元化するシステムを提供しています。

ヤフオクと併用した在庫管理

ヤフーショッピングでは「商品状態」か「中古」の商品に限りヤフーオークションに出店できます。また、「ネクストエンジン」などの在庫管理システムはヤフーオークションに関してもヤフーショッピング同様に対応しています。ヤフーオークションを利用する場合はこれらのサービスを利用しても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事ではヤフーショッピングにおける在庫管理に関してご紹介いたしました。ヤフーショッピングでは、ストアクリエイターproから簡単に在庫に関して設定ができ、在庫管理を含めたサポートサービスも充実しています。この記事がヤフーショッピングを運用する上で参考になれば幸いです。

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Amazon出店の受注管理を徹底解説!セラーセントラルやおすすめ受注管理システムも含めてご紹介

Amazonで商品を販売する上で必ず必要となってくるのが受注管理業務です。しかし受注管理には多くのプロセスがあり、その複雑さに戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Amazonにおける受注管理について、セラーセントラル(受注管理画面)からAmazonと相性の良い受注管理システムまで詳しくご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
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Amazonセラーセントラルとは?

Amazonに出店している商品の受注管理を行う際には、「セラーセントラル」という管理画面を利用します。セラーセントラルとは、Amazonが提供している出品者向けの管理画面のことです。セラーセントラルは購入者との取引の中心となるページで、このページで出品者としてやるべきほぼすべての操作を行うことができます。

セラーセントラル(Amazon管理画面)でできることとは?

お客様との取引を行う上で、重要な役割を担っているセラーセントラルですが、このページでは具体的にどのような操作を行うことができるのでしょうか。
以下では、セラーセントラルでできる操作についてご紹介いたします。

Amazonセラーセントラル画面で在庫管理

セラーセントラルでは、出品している商品の在庫を管理することができます。
在庫管理に関してセラーセントラルで操作可能な項目のなかで特に重要となるのが、通常商品の在庫を管理する「在庫管理」、FBA商品の在庫を管理する「FBA在庫管理」、新しく出品する商品を登録することのできる「商品登録」の3つです。

在庫管理画面では、在庫数や商品の価格の管理をすることができます。在庫数の管理の仕方には在庫を1つずつ管理する方法と、大量の在庫を一括して管理する方法があります。

在庫の一括管理は大口出品を選択している出品者・事業者が選択できる方法ですが、一括管理を行うことによって在庫の数え間違えなどのミスを減らすことができます。

FBA在庫管理画面では、FBA商品の在庫管理をすることができます。通常商品と分けての管理が可能になることから在庫の数え間違えなどを防ぐことができます。
商品登録画面では、新しく出品する商品の新規登録やこれまでに出品した商品の履歴を見ることができます。

Amazonセラーセントラルの注文管理画面での注文キャンセル手続き

一度購入が決まっていた商品の注文がキャンセルされた際の手続きも、セラーセントラルの注文管理画面で行うことができます。

注文のキャンセル以外にも、商品の購入者から問い合わせがあった際にはこの注文管理画面で連絡を取り合うことになります。加えて注文管理画面では、返品された商品の管理や商品を出荷した際の「出荷通知」も購入者に送信することが可能です。

Amazonセラーセントラルの注文レポートの参照

ショップを円滑に運営していくうえで重要な情報となる、いつ、どこで、どの商品の注文を受けたのかという注文の履歴は、注文管理画面にある注文レポートから参照することができます。

注文レポートには通常の注文レポートと、過去の注文レポートの2種類が存在します。通常の注文レポートでは2016年1月1日以前の商品の注文は非表示になっています。2016年1月1日以前の商品の注文履歴は、すべて過去の注文レポートから閲覧することができます。

過去の注文レポートはタブ区切りのテキストファイルで、設定した期間内に販売したすべての商品が一覧で表示されます。通常の注文レポートには、購入者の名前、電話番号、住所、およびギフトメッセージなどの購入者を特定できる情報も記載されていますが、過去の注文レポートにはそれらの情報は記載されていません。

Amazonと相性の良い受注管理システム3選

これまで、Amazonの管理画面であるセラーセントラルでできる受注管理についてご紹介してきました。セラーセントラルがあれば、出品者としてAmazonでショップを運営するうえで必要な操作はほぼすべて行うことができます。

その一方で、出品者が行わなければならない操作の多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。特に受注管理はセラーセントラル内のシステムも複雑で、自身で受注管理を行うことに不安を覚える方もいるかと思います。

受注管理が不安な方は、外部の受注管理システムを利用して、自身のショップの受注管理を行うという方法があります。
料金を外部の受注管理システムを運用している会社に支払うことで、請求管理や注文管理、発送管理などの複雑なプロセスを一括して委託することができます。

以下では、Amazonの受注管理に特化したサービスを提供している受注管理システムを3つご紹介いたします。

「mylogi」

「mylogi」はアートトレーディング株式会社が提供する物流サービスです。複数倉庫管理やフリーロケーション管理などの機能が充実しており、簡単なUIが特徴となっています。ShopifyやMakeShop、EC CUBEなど様々なシステムとの連携実績があるのも「mylogi」の大きな魅力です。また、1か月の無料期間があるため、受注管理システムが店舗のスタイルに合うかどうか試すことができます。

加えて、「mylogi」にはワンポイントカスタムという強みがあり、業種に合わせた専用の機能を追加することが可能です。例えば運営しているショッピングモールの数だけ注文データの吸い込み口を追加するなどの対応が可能です。

「タテンポガイド」

タテンポガイドは、月額1万円~という低価格で利用することのできるクラウドベースの受注管理システムです。Amazonの受注管理のプロセスとも連携しており、セラーセントラルに対応した配送管理や「代引き」支払いの情報も追加できます。

Amazonが提供している独自サービスにも対応しているのがタテンポガイドの魅力です。加えて初期費用も無料、利用開始から3か月間は利用料も無料で手軽に利用を始められるため、受注管理システムの利用が初めての方にもおすすめです。/

「FBA(フルフィルメントby Amazon)」

FBA(フルフィルメントby Amazon)とはAmazonが運営するフルフィルメントサービスです。フルフィルメントとは受注から配送までの一連のプロセス全体のことを指します。FBA(フルフィルメントby Amazon)は注文管理や配送、配送後のアフターサービスまで代行します。料金体系は月額基本料4,900円+手数料・保管料となっているため、サービスを利用した分のみを支払います。

FBAを利用するメリットとして、「業務を大幅に削減できること」「簡単に始められること」「自社商品がAmazonプライム会員対象商品になること」が挙げられます。

楽天とamazonの受注管理の違いは複雑さ

Amazonと楽天の受注管理の違いはその受注管理の複雑さにあります。Amazonは一つの商品を複数店舗が販売するという形式のため価格の競争が激しくなっています。それに対して、楽天は店舗としての独自性を重視しているため一つの商品に売れ行きが集中することが少ない傾向にあります。つまり受注管理の複雑さは多くの種類の商品が売れやすい楽天の方がAmazonよりも複雑です。

まとめ

いかがだったでしょうか?本記事ではAmazonの受注管理についてご紹介いたしました。本文でもご紹介したように、Amazonの受注管理にはセラーセントラルと呼ばれる購入者との取引で重要となる管理画面があります。セラーセントラルで受注管理を行っていくなかで、作業量の多さから自社で受注管理を行うのが困難であると判明次第、受注管理を外注することをおすすめいたします。本記事がAmazonの受注管理についてお困りの方のお役に立てれば幸いです。

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物流倉庫を利用する際に掛かる費用とは?全国の坪単価相場から貸し倉庫の料金表まで徹底解説!

EC事業者にとって、物流や倉庫管理における費用がどれくらいかかるかというのは非常に切実な問題です。新しく事業を開始する、あるいは拡大する際にどの程度の物流倉庫費用がかかるのかを知っておくことは非常に大切です。
そこで今回は物流倉庫の費用について徹底解説していきます。

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藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
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物流倉庫を利用する際に発生する費用

そもそも物流倉庫とは、商品の保管から、仕分けや配送まで行う施設です。自社で物流倉庫を持つ場合には、以下のような費用が発生します。それぞれ下記で詳しく説明いたします。

システム利用料

システム利用料は倉庫管理システムの利用をする際に発生します。倉庫管理システムとは在庫管理に関わる情報や業務を一元管理することができるシステムです。また、倉庫管理システムを利用することで複数のECサイトの在庫を一括で管理することが可能になります。複数のECサイトを持つ業者にとっては必須のシステムといえるでしょう。

倉庫保管料

倉庫保管料は、倉庫の家賃のようなものです。倉庫の面積をどれくらい使うのかに応じて料金が変動します。様々な単位での提供があり、倉庫ごとに値段の差が大きいため、よく確認する必要があります。

人件費

倉庫管理の費用の多くを占めるのが人件費です。ピッキングや出荷、検品などを人の手で行う必要があるため、ある程度の人数が必要になります。この人件費を削減するためにはツールの自動化やロボットを導入することが有効です。

電気料金

倉庫内の空調や照明の使用の際にかかる電気料金の負担は事業者にとって決して小さくありません。特に、厳重な温度管理が必要な低温倉庫であれば、負担が大きくなります。扱う商品はどのような管理環境が必要なのか、管理にどのくらいの費用がかかるのかを把握しておくことが大切です。

その他変動費

その他変動費とは商品を倉庫に搬入する際にかかる入庫費用や出荷の際にかかる出荷費、商品の梱包費用などのことをで指します。これらは、生産量や販売量に比して増減します。

全国の物流倉庫の坪単価の相場とは?

実際に物流倉庫を使用する場合にどれくらいの費用がかかるのかを説明いたします。

・全国の坪単価の相場

参照:CBRE「貸し倉庫・賃貸倉庫の記事」

基本的に、立地面で流動性の高い、大都市圏になるほど賃料の相場は高く、沿岸部は特に高くなっています。

1㎥当たり、1パレット当たりの倉庫保管料

倉庫保管料といってもその料金形態はさまざまです。例えば、最も一般的な料金形態が「個建て料金」と「坪貸し料金」です。
「個建て料金」は「貸物一個当たりの単価×保管積数」で計算され「坪貸し料金」は「一坪当たりの単価×使用した坪数」で計算されます。

また、他にも「1㎥(立方メートル)当たり単価×容積したスペース(㎥)」で計算される「容積建て保管料」や「「1パレット当たりの単価×使用したパレット数」で計算する「パレット建て保管料」など倉庫により保管料の料金形態は違うので倉庫保管料は一概には比較できません。

倉庫スペースを計算して無駄を省く

物流倉庫を借りる場合は、どうしても賃貸料やランニングコストが掛かってきてしまいます。そのため、賃貸するスペースは必要最低限にする必要があります。もちろん、事業計画をしっかり立て無駄なスペースを借りないことはもちろんですが、在庫管理を徹底することも重要です。

大量の在庫を管理する製造業の現場では、帳票上の数字と実際の倉庫にある在庫数に差が生じるなどといったトラブルがよく起こります。
このようなトラブルが生じている場合は帳票上の数字が正確なものではないため、帳票上で計算される営業利益など数値についても誤差が生じてしまいます。
また、帳票を基に倉庫を借りている場合は、余剰にスペースを借りてしまっているかもしれません。

また、そのような差異を出さないためにも、在庫管理を徹底する必要があるでしょう。また、ヒューマンエラーをなるべく減らすため、自動倉庫を利用する事業者も存在します。

EC事業を行う上で、倉庫管理を含めたバックエンド業務は多くのコストを要します。自社で行い切れない場合はフルフィルメント業務を代行することも一つの選択肢です。

倉庫保管料の計算にエクセルは時代遅れ?

倉庫保管料を計算する際に、エクセルファイルはよく使われます。また、物流倉庫を管理する場合だと、倉庫保管料に加え、システム利用料、人件費、電気料金、その他変動費用が掛かってきます。それらの経費を一括して管理、計算が行えるのエクセルファイルです。

また、エクセルファイルの共有機能を使えば、同時に複数人が作業をすることができます。Googleスプレッドシートに比べ、導入費用が掛かりますが、その機能性が高く、現在でも倉庫保管料含め多くの財務管理で使用されています。

貸し倉庫の料金表一覧

貸し倉庫における料金の相場以下の通りです。

参照:アイミツ「倉庫費用・料金の相場」

倉庫保管料は坪単価4,000円~7,000円と振れ幅がそう大きくはありませんが、入庫料や検品料、梱包料、配送料は商品や製品の性質により料金が大きく変動します。

また、物流倉庫を利用し、商品を保管した場合、商品1個あたりに掛かる費用は生活用品で350円前後、アパレル製品で500円前後、食品・飲料で650円前後です。食品・飲料品はパッケージされているものが多く管理しやすいですが、温度管理においてコストが掛かるのでアパレル製品などよりも費用が高くなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では物流倉庫費用についてご紹介いたしました。物流倉庫を使用する場合は、倉庫保管料を含め、システム利用料や人件費、電気料金、出荷料、梱包料などさまざまなコストが掛かります。また、倉庫保管料に関してはさまざまな計算方法があり一概に比較ができないので注意が必要です。この記事が物流倉庫を検討する上で参考になれば幸いです。

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EC運営における梱包作業の重要性とは?最新の梱包材から梱包用ダンボールの選び方まで徹底解説!

ECサイトを運営する場合、その業務内容は多岐に渡ります。Webサイトの構築、運営はもちろんのこと、マーケティングや商品の受注、発送なども自分の手で行わなければなりません。本記事ではそのような多岐に渡る業務の一つである梱包作業についてわかりやすく解説していきます。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
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ECサイト運営における梱包作業の重要性

同業者が多く、競争の激しいEC市場において、EC事業者にはより安価で商品を販売することが求められます。そのため、商品の梱包作業一つをとっても手を抜くことはできません。なぜなら、商品の送料は梱包作業が完了し、最終的に梱包された際のサイズや重量により決定するからです。

また、送料を抑えるために無理な梱包を行ってしまえば、配送時に商品が破損してしまい、返品処理などの余計な業務と経費が掛かってしまいます。そのため、EC事業者には商品に最適なダンボールや梱包材の選定が必要になってきます。

サイトの規模別梱包作業

梱包作業といってもその業務量はECサイトの規模により大きく変化します。

サイト草創期

ECサイトを構築した当初は商品の販売数もそう多くはないでしょう。販売店の規模にもよりますが月間約2,000個の販売数があるとします。この場合は毎日商品を梱包する必要はなく、週1回程度現有人員で梱包作業を行えば、販売店はうまく回るでしょう。

サイト成長期

しかし、ECサイトが成長し売上が伸びてくると状況は一変します。商品の販売数が月間20,000個が超えてきた場合、規模の小さい販売店は梱包作業に関して、現有人員のみでは梱包作業が行えなくなる可能性が出てきます。
ECサイトがこの規模に達した場合、販売店は梱包作業専用の人員を確保するか、外部委託をする必要があるでしょう。

サイト発展期

ECサイトがさらに成長した場合は、梱包専用ラインを作り、安定的な出社のできる人員を雇う必要があるでしょう。月間の梱包数が100,000個を超えた場合は毎日フルタイムで梱包ラインを動かし、安定した梱包を行う必要があるでしょう。

サイト成熟期

ECサイトの拡張性は青天井です。しかし、販売数があまりにも増えてしまえば、商品や在庫を保管する倉庫が必要になり、梱包作業をする人員も必要になります。ECサイトを拡張し販路を拡大してく際は、梱包作業を含めた、フルフィルメント業務を外部委託をしてみてもいいでしょう。

梱包用ダンボールの選び方

送料を安く抑えるためには、より小さいサイズに梱包することが求められます。そのため、梱包をするダンボール選びは極めて重要です。では、梱包をする際のダンボールの選定についてどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

ダンボール選びをする際は、まずは、運送業者の料金表を確認するといいでしょう。送料は箱のサイズ(3辺合計)や運送地域により異なります。自社の商品を梱包する場合は、「どのようなサイズの箱に収納すればいいのか」「その箱のサイズを配送する際に一番安価で配送できるサービスは何か」を見極める必要があります。

また、その際にクッション材などの緩衝材を入れることを忘れないようにしましょう。特に、割れやすい商品や精密機械などの商品を提供している販売店は注意が必要です。加えて、越境ECなどを頻繁に行っている企業も注意が必要です。越境ECを行う際は、利用する運送会社がいつも利用している会社ではない場合があります。そのため、料金体系が変わります。

特に、海外発送をする場合は、送料が高額です。越境ECを行う際は、海外発送専用のダンボールも確保する必要があるでしょう。

  1. 関連記事越境ECとは?課題やリスク、成功のためのポイントをご紹介!
    Shopifyを利用した海外発送について、設定の仕方から配送業者の選び方、おすすめのアプリまでご紹介致します。

[梱包資材専門店]ダンボールワン

ダンボールワンは通販会社を中心にダンボールや梱包資材を提供している企業です。ダンボールを専門に取り扱っていることもありその在庫数は圧倒的です。また、オーダーメイドでダンボールを購入することも可能で、サイズはもちろんのこと、自社のロゴの入ったダンボールや高さを変えられるダンボール、オシャレなダンボールなども販売しています。

また、豊富な在庫量を保有することから、オーダーメイドのオリジナルダンボールを発注した場合でも、当日出荷するすることも可能です。加えて、ダンボールワンは自社でECサイトを運営しているため、見積から注文まで全てインターネット上で行うことができます。

ECのミカタ通信が進める最新の梱包材

梱包ができるのはダンボールではありません。スリーエム ジャパン株式会社は切って張るだけで梱包のできる粘着シートタイプの梱包材「Scoth™ フレックス&シール梱包ロール」を開発しました。

「Scoth™ フレックス&シール梱包ロール」は衝撃や水滴から発送物を守り、不透明のため中身も見えません。また、ダンボールに比べると、梱包用のテープや緩衝材が不要であることに加え、発送物にピッタリの梱包ができます。
そのため、「Scoth™ フレックス&シール梱包ロール」はダンボールに比べ、強度こそ劣りますが収納スペースも必要とせず、送料のを安く抑えた発送が可能です。

封筒で梱包する場合の注意点

商品のサイズが小さく平たい場合は、封筒で発送することも可能です。また封筒による発送を行う場合も、商品を守るために緩衝材を入れることをおすすめします。封筒はダンボールに比べて強度はありません。そのため封筒を使用する際は、購入者に届く前に商品が破損してしまわないように注意をする必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事ではECサイトにおける梱包作業についてご紹介致しました。ECサイトにおいて梱包作業は、商品の販売価格を抑えるうえで大切です。また、梱包業務が自社内で行えない場合は、外部委託してみてもよいでしょう。
この記事がECサイトにおける梱包作業を行ううえで参考になれば幸いです。

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ECの送料を安く抑える方法とは?送料値上げの実情や送料の決め方も含めて徹底解説

ECを運営している事業者にとって、送料の値上げの影響は大きいです。昨今、EC市場の拡大により配送機会が急増したため、送料の値上げは止むを得ないですが、送料をできるだけ安く抑える方法は存在します。送料を下げることで価格の面で競合企業と差別化することが可能です。

そこで本記事ではECの送料を安く抑える方法について、送料の決め方のコツや送料値上げの実情なども含めて徹底解説いたします。

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配送料の値上げが相次ぐ理由とは?

ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便など宅配大手3社は配送料を引き上げています。ではなぜ、配送料の値上げが相次いでいるのでしょうか?
そこには2つの理由があります。

多頻度小口配送の増加

昨今、EC市場の拡大により多頻度小口配送が主流になりました。多頻度小口配送とは少量の商品を頻繁に配送することです。この多頻度小口配送や受取人不在による再配達の増加により配達の効率が下がっているため、配送料を値上げせざるを得ない状況になっています。

運送業界の待遇悪化

運送業界全体の平均年収は300万円〜450万円ほどです。この金額を見ると、低賃金であると思う方は少ないかもしれませんが、運送業界で働く場合、多くの方がドライバーとして活躍しています。ドライバーは拘束時間が長く、時給換算で考えると待遇がいいとは言えません。このように、長年蓄積した運送業界の課題が配送料の値上げに影響を与えているようです。

2020・2021年度の配送料値上げ状況

配送料の値上げが話題になっている昨今ですが、実際に2020年度、2021年度にどのような企業が配送料の値上げを行ったのでしょうか?

2020年度には、ROOFTOP ONLINE STOREが全国一律(一部地域を除く)で1梱包の送料を800円から900円に値上げしました。また、2020年5月、花王ダイレクト販売サービスも全国一律550円(税込)から660円(税込)に値上げしました。
そして日本郵便は2021年4月1日より国際便の一部料金を改定することを発表しています。
参照:国際郵便の一部料金改定のお知らせ

[ネットショップの送料比較]ECの送料の相場とは?

大手ECサイトの送料の相場はいくらなのでしょうか?
以下で大手ECサイトの送料の相場をご紹介します。

サイト名 送料
楽天 ・各店舗によって異なる
Amazon ・合計代金2000円未満の場合、送料410円
ZOZOTOWN ・一律210円(税込)
ヨドバシドットコム ・送料無料
ショップリスト ・1つの注文につき送料400円

ECの送料の決め方のコツ

送料は購入の際に消費者が確認する大きな購入決定要因です。そのため配送料金の設定に関して悩む事業者も多いと思います。そこで今回はECの送料の決め方のコツを2つご紹介いたします。以下で詳しく解説いたします。

消費者目線と利益率を考慮して送料を設定する

その商品に対して、送料がいくらであればユーザーは購入してくれるのか、商品者の目線に立って送料を設定することが重要です。しかし、自社の利益率を度外視して送料を設定してしまうと自社の負担が大きくなってしまいます。消費者目線に立ちながらも自社の利益率を考慮しながら適切な送料を設定することが重要です。

競合企業の相場を調べる

送料を設定するときは自社が利用しているECモールや競合企業の相場を参考にすることをおすすめいたします。競合企業の送料を調べることで自社に最適な送料の判断がしやすくなります。

ECの送料を安く抑える方法

送料を他社よりも安く抑えることができれば、競合と差別化することができます。送料を含む価格は未だに大きな購入決定要因です。そこで今回はECの送料を安く抑える方法を3つご紹介します。

梱包の無駄を省く

梱包の無駄を省くことで送料を安く抑えることができます。梱包に無駄なコストがかかっている場合は多くあります。商品に対して大きすぎる梱包を行うと、無駄な送料がかかってしまいます。商品の形状によっては大きいサイズを使わざるを得ない場合でも、パッケージを見直して適切なサイズで配送することで送料を安く抑えることができます。

配送会社と法人契約をする

ECの送料を安く抑える方法として配送会社と法人契約をすることもおすすめです。法人契約をすることによって配送料が割安になる場合があります。法人契約をするにはある程度まとまった出荷数が必要です。しかし、規模が小さい事業者であっても将来的な出荷予測によっては好条件で契約を結べる可能性があります。

物流業務を外注する

物流業務を外注することで、送料を安く抑えることができます。事業が拡大し出荷量が増えると在庫管理や梱包作業、検品など様々な業務の負担が重くなっています。そこでおすすめなのが物流業務の外注です。物流業務を外注することで、物流業務に割いていた時間や人員を大幅に削減することができるため、その分送料を安くすることも可能です。

送料値上げのお知らせの書き方

多頻度小口配送の増加やドライバー不足などによって、どんな企業であってもこれから送料の値上げをせざるを得ない状況が訪れることが考えられます。実際に送料の値上げを実行することになった場合、顧客に対してどのようにお知らせすればいいのでしょうか?

送料の値上げのお知らせに必要なのは「お客様に対してご理解をいただく文章」「改定後の送料」「改定日」です。「お客様に対してご理解をいただく文章」には値上げに至った背景と値上げに対するお詫び文を含めることをおすすめいたします。

まとめ

本記事ではECの送料値上げについてご紹介いたしました。
送料は消費者にとって重要な購入決定要因です。送料値上げが相次ぐ昨今ですが、送料を安く抑える方法はあります。本記事が送料を設定する際のお役に立てれば幸いです。

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返品処理を行う際の注意点とは?フローから会計処理のタイミングまで徹底解説!

モノを売る事業者は返品処理を頻繁に行います。しかし、インターネット技術が発展した昨今では実店舗を持たないインターネットショップが増加し、返品を受け付けない販売店も登場しました。ECサイト事業者にとって返品処理は顧客のロイヤルティを大きく左右する重要な業務です。この記事では返品処理について注意点や仕訳のやり方などを交えご紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

返品処理とは?

返品処理とは、商品を購入した顧客が返品を希望した際に、販売店が該当の商品を顧客から受け取り、検品し、交換や返金を行うまで一連の流れのことを指し、英語では主に「processing returned products」と訳されます。

ネットショップなどでは実際に商品の現物を見ないで購入し、想像と違ったという理由で返品するケースが多く見られ、ネットショップの返品率は多いサイトで15~30%に昇るといわれてます。

返品処理を行う場合、販売店は販売した商品を回収や交換を行います。また、代金の払い戻しを行わなければならないため、販売店に多くの負担がかかります。そのため、ネットショップや一部の販売店では返品を受け付けていない場合もございます。また、返品処理はリバースロジスティクスの一環としても注目を集めています。

返品処理を行うメリット

返品処理といってもその原因はさまざまです。例えば、ネットショップを運営している場合、販売店側の発送ミスなどにより、返品処理を行わなければならないということがよく発生します。ここで対応を間違えてしまえば、自社サイトの評判は落ち、リピーターの流出にも繋がりかねません。

そこで、多くの場合、ネットショップは返品処理に関して手厚い対応が求められます。また、ネットショップの中には積極的に返品処理を受け入れ、自社サイトのロイヤリティーの向上を図る企業もあります。

直筆の謝罪文と顧客に対する感謝のメッセージを記載した手紙を添えるなど企業によってその工夫はさまざまです。

返品処理を行う際のフロー

一般的に、実店舗を持つ販売店で返品が発生した場合は、レジやサービスカウンターでレシートを確認し商品の交換や、回収を行います。
しかし、実店舗を持たないネットショップなどはその工程は複雑です。まず、返品を希望されている商品に関して、返品が妥当かどうか判断しなければなりません。

また、ネットショップといっても「楽天市場」や「Amazon.com」といったECモールを利用しサイトを構築している場合やEC運営代行サービス利用している場合は返品処理に関する顧客対応を直接行うことはありません。

ECモールの場合はカスタマイズセンターが、EC運営代行の場合は代行業者がこの対応を行います。返品が決定したら、返品方法の決定を行います。この際に、返品理由が商品の初期不良や発送ミスなど購入者側に落ち度がない場合は、販売店側が送料を負担する必要があります。ネットショップの中には自ら集荷を行う販売店もあります。

商品が販売店に到着したら、検品を行い破損などの確認を行います。破損や商品の異常が確認できたら、交換や返品を行い返品処理は終了です。

このようにネットショップを運営する場合、返品処理業務は複雑化します。自社で返品処理までカバーする体力がない場合は、EC運営代行サービスや物流、受注管理システムを一部代行してみてもいいかもしれません。

返品処理における注意点

返品処理は一つ対応を間違えてしまえば、販売店のロイヤルティを大きく落としてしまいます。店舗の評判を落とさないためにも、手厚い対応が求められます。返品交換を行う場合は新たに送る商品に、手書きの手紙を添えてみるのもいいでしょう。

返品処理を行う際は、商品の購入者になるべく負担をかけずに、手厚いサポートを行うことが必要になります。対応次第では販売店のロイヤルティの向上に繋げることも可能です。
販売店は返品処理を行う場合は慎重な対応が求められるので注意が必要です。

返品処理における帳簿、伝票の仕訳

返品処理が発生した場合、以前記載した帳簿や伝票を修正しなくてはなりません。

仕入戻し(仕入返品)

商品を仕入れ先に返品する仕入戻しを行う場合は、仕入取引がそもそもなかったことになります。そのため、帳票上では借方と貸方を逆にし仕訳を行います。

売上戻し(売上返品)

販売した商品や製品が返却される売上戻しが発生した場合も仕入戻しと同様の考えで帳票を処理します。

返品処理における会計処理のタイミングとは?

実店舗を持つ販売店が返品処理を行う場合、商品の購入者が店舗に足を運び処理が行われます。しかし、ネットショップやBtoBを主とする事業が返品処理を行う場合は、長い時間をかけ行われる場合もあります。期をまたぐ返品処理を行う場合は、返品処理が完了してから帳票の記入を行います。

また、期をまたいでの返品処理が発生してしまった際は、その返品するもしくはされる商品の金額が高額でなおかつ課税額に数千万円規模で影響を及ぼす場合は以下の3点の手続きをする必要なる場合があります。そのため、大規模な返品処理を行う際は注意が必要です。

・当期会計仕訳 普通預金/特別利益(繰越損益修正)
・前期F/S上の修正 買掛金/仕入 (仕訳勘定は計上しない)
・修正申告(別表四 所得加算 別表五(一)利益積立金加算)

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では返品処理についてご紹介致しました。

ECサイトなどのネットショップが返品処理を行う際は実店舗と比べ、多くのコストが掛かります。また、対応を誤れば、顧客のロイヤルティ大きく落としかねません。しかし、返品処理を手厚く行えば、顧客のロイヤルティを上げることも可能です。

この記事が返品処理を行う際に参考になれば幸いです。

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棚卸差異とは?棚卸差異率の許容範囲からその影響までわかりやすく解説致します!

ECサイトを運営する場合、商品の受注から発送までの業務はECサイト運営者の手に委ねられます。そのため、EC運営者には高い在庫管理能力が求められます。
この記事ではECサイト運営者に関わらず、在庫管理を行う事業者が直面する課題である棚卸差異についてご紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

棚卸差異とは?

棚卸差異とは、自社が保有している在庫の金額を計算する棚卸しの際に、帳簿に記載されている在庫数と実際に倉庫内にある在庫数に差異があることを指します。数多くの部品を取り扱う製造業の現場やスーパーなどの棚卸しの際によく起こるトラブルです。

棚卸差異の影響

「(実際の在庫数-帳簿上の在庫数)÷帳簿上の在庫数」を表した棚卸差異率という数値があります。この棚卸差異数が10%を超えた際、場合によっては営業利益が2%程度変化します。

そのため、棚卸差異が発生している企業は速やかにその原因を特定し、改善する必要があるでしょう。

棚卸差損・棚卸差益

棚卸差異には2つの種類があり、棚卸差異率がプラスの数字の場合を「棚卸差益」、棚卸差異がマイナスの数字の場合を「棚卸差損」といいます。例えば、帳簿上に記載されている在庫数が100個、実際の倉庫にある在庫数が95個だったとします。この場合は棚卸差異率は-5%となり、棚卸差損が発生しているといえます。

また、棚卸しをする際にこの棚卸差損と棚卸差益を混合しないように商品や製品ごとに分けて計算することが求められます。

棚卸誤差率の許容範囲とは?

棚卸差異率の許容範囲は一般的に5%までとされています。もちろん、棚卸差異は少なければ少ない方がいいです。棚卸差異が5%程度ある場合ももちろん改善をする必要があります。では棚卸差異を無くすためには具体的にどのような対策が必要なのでしょうか。

棚卸差異が多い場合に注意すべきポイント

棚卸差異が発生している場合は速やかな原因の究明と改善が求められます。棚卸差異が発生している際は一般的に以下のようなミスが考えられます。

・入力に関するミス
・伝票処理漏れに関するミス
・現品管理に関するミス
・仕入れ先のミス

では上記のミスが発覚した際はどのような対応が求められるのでしょうか。項目ごとに解説致します。

入力に関するミスを減らす

棚卸差異が発生する原因としてまず、挙げられるのが入力に関するミスです。特に入力場所を間違えるミスは多いため注意が必要です。ミスを起こさないために管理シートを作ることはもちろんのこと、ダブルチェックなどのミスが起こることを前提とした管理体制が必要となってきます。
また、そもそも入力を忘れてしまうというケースもあります。商品や製品の入荷時には入力を後回しにしないようなルールを設定するなどの工夫が求められます。

伝票処理漏れに関するミスを減らす

伝票処理漏れに関するミスも在庫管理に在庫を管理する際によく発生するミスといえるでしょう。入力されない伝票が発生しないように伝票処理は管理番号をふり、ダブルチェックを行うといいでしょう。

また、みなし出庫を行っている場合は棚卸差異は高い確率で発生してしまいます。上述致しました通り、棚卸誤差が発生しているということは営業利益などの数値にも誤差が発生してしまいます。
伝票処理は倉庫内の在庫がきちんと管理されているかを知る上でも重要な作業工程になるので正確に行う必要があるでしょう。

現品管理に関するミスを減らす

管理する商品や製品が多い場合は現品管理に関してどうしてもミスが増えてしまいます。例えば、スーパーや製造業の現場では棚卸しの際に帳簿と数が合わないなどというトラブルが発生することが多いです。

そこで現品管理に関するミスが多い場合におすすめしたいのが、「3定管理」という管理方法です。「3定管理」は製造業の現場ではよく取り入れられており、世界の自動車業界のトップであるトヨタをはじめ、多くの企業で導入されている管理方法です。

「3定管理」では定められた位置に、定められた品物を、定められた量を置くことを徹底することでモノを管理します。特に多くの商品や製品を管理する事業者には高い管理能力が求められます。そのため、製造業の現場の基本といえる「3定管理」はもちろんのこと「4定管理」や「5艇管理」といった管理方法を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

仕入れ先のミスを減らす

棚卸差異の原因は会社内部にあるとは限りません。仕入れ先が発注した個数とは違う個数をケースもあります。発注した商品が指定通りの数あるかどうか確認することも重要です。

棚卸差異報告書の活用

棚卸差異は在庫管理をする際、ほぼ確実に発生します。棚卸差異率を少しでも下げる方法として、棚卸し終了時には棚卸差異報告書を作成し、在庫管理に関して見直す必要があるでしょう。加えて、倉庫管理、在庫管理に関して人員コストを割く余裕がないなどいった場合は、在庫管理業務をアウトソーシングすることも可能です。

また、近年では人為的ミスの削減や作業の効率化をするために、最新技術を駆使した自動倉庫なども登場しています。棚卸差異の発生を防ぐために機械化を図ることという選択肢も有効です。

まとめ

いかがでしたでしょか。この記事では棚卸差異についてご紹介致しました。
棚卸差異は在庫管理を行う上ではほぼ確実に発生してしまいます。しかし、棚卸差異が発生すると、算出している営業利益にも誤差が生じます。
棚卸差異率の許容範囲は5%です。5%を超える差異がある事業者は在庫管理に関してすぐに業務改善をする必要があるでしょう。
この記事が在庫管理業務を改善する際に、お役に立てば幸いです。

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運送業界の人手不足問題とは?人手不足の原因や解決策も含めて徹底解説

最近、エンジニア業界や宿泊業界、飲食業界など様々な分野で人手不足が当たり前のように問題になっていますが、運送業界もその影響を受けている業界の一つです。そこで本記事では、運送業界が人出不足に陥っている原因やその解決策、コロナ禍での運送業界の実情などをご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

[国土交通省2020]運送業におけるドライバー不足問題とは?

運送業界では人手不足が問題になっています。2020年度においては約14万人、2030年度には約27万8千人ものドライバー不足が発生すると予測されています。このような深刻な労働力不足に陥る恐れがあり今後、物流の停滞などを招きかねない状態になっています。

またeコマースの拡大により多頻度小口配送が主流になり、少量の商品を頻繁に配送することが増えました。この配達頻度の増加はドライバー不足によって生じる課題に追い打ちをかけています。

参照:国土交通省2020「物流を支える大型車の現状と今後について」

運送業で人が入ってこない原因とは?

運送業で人出不足が問題になっていますが、なぜ運送業界には人が入ってこないのでしょうか?原因は主に2つあります。「長時間労働の蔓延」「労働環境が悪いという業界イメージ」の2つです。以下で詳しく解説いたします。

「長時間労働の蔓延」

ドライバーの労働環境は年々改善されてきてはいますが、依然として長時間労働が蔓延していることには変わりありません。ドライバーの労働原則は13時間以内とまだまだ長時間労働なのが実情です。また、人手不足で決まった時間に仕事が終わらず、結果的に13時間以内という労働原則を超えてしまうようなドライバーも少なくありません。

「労働環境が悪いという業界イメージ」

運送業に人が入ってこない原因として「運送業に対して労働環境が悪いというイメージがある」ことが挙げられます。近年、大手の運送業者を中心に労働環境が注目されているため、運送業界は労働環境が悪いというイメージがついています。具体的には長時間労働の蔓延や低賃金です。このような業界イメージが先行してしまい、ドライバーを志望する人は少なくなっています。

ドライバー不足解消・解決策とは?

それでは、どうすればドライバーの人手不足は解決されるのでしょうか?解決策としては4つの方法が挙げられます。「女性ドライバーの採用強化」「労働環境の改善」「配達の効率化」「物流アウトソーシングの活用」の4つです。以下で詳しく解説いたします。

「女性ドライバーの採用強化」

ドライバーの女性比率は2%と言われています。そのため、女性の雇用を促進することでドライバー不足問題は好転すると言われています。そこで、国主導で女性ドライバー採用を強化するために運送業界のイメージ改革を図るための「トラガール促進プロジェクト」が進められています。

そのほかにも女性ドライバーの採用を増やすためには、産休・育休制度の充実などの女性が働きやすい環境作りも重要です。

「トラガール促進プロジェクト」の詳しい情報はこちら

「労働環境の改善」

運送業界は長時間労働が蔓延しており、とても労働環境が良い業界とは言えません。そのため長時間労働の改善、評価制度の見直しなどドライバーが不満に思っていることを改善することで、ドライバーの応募数増加が期待できます。

「配達の効率化」

配達の効率化を図り必要などドライバー数を減らすことで、ドライバー不足を解消できる可能性があります。昨今のEC事業の拡大により多頻度小口配送が主流になり、少量の商品を頻繁に配送することが増え、配達の効率が悪くなっています。

そのような状況下で配達の効率化を促進するのはドライバー不足を解消する1つの手段です。そこで配達の効率化のための施策として「共同配送」や「積載率の向上」「ルート最適化」などが現在注目されています。

「物流アウトソーシングの利用」

ドライバー不足問題を解決する方法として「物流アウトソーシングの活用」も有効です。物流アウトソーシングを活用し誤出荷をゼロにして、無駄な発送機会を減らすことでドライバーの仕事効率を向上させることができます。また、物流アウトソーシングを利用することで複数倉庫管理やフリーロケーション管理などを行い、物流全般の効率化を図ることもできます。

コロナ渦でのドライバー不足の実情

ここまで、運送業界でドライバーが不足しているという実情をご紹介いたしました。しかし、新型コロナウイルスの拡大によって運送業界は変化しました。新型コロナウイルスの拡大によって経済が低迷しています。そこで世界の物流量が減少することでトラックの稼働率が下がり、これまでの状況とは一変して運送業界の人手が余るという事態になっています。

コロナで運送業の人出不足は解消されるのか?

新型コロナウイルスが流行する以前はドライバー不足に悩まされていた運送業界ですが、新型コロナウイルスが流行すると世界の物流量が減少し、ドライバーが余ると言う事態になっています。

それでは新型コロナウイルスの影響で運送業の人手不足は解決されるのでしょうか?確かに新型コロナウイルスによって一時的に物流量が減り、ドライバー不足は解消しましたが、これから徐々に物流量が戻ってくると再度ドライバー不足の問題は浮上します。

そのため、本記事の前半部分「ドライバー不足解消・解決策」でご紹介した「女性ドライバーの採用強化」や「運送業界の労働環境の改善」、「配達の効率化」、「物流アウトソーシングの活用」などに積極的に取り組むのがドライバー不足を解消する一番の近道だと言えるでしょう。

まとめ

本記事では、「運送業界での人手不足」についてご紹介いたしました。
物流システムは我々の生活に必要不可欠です。運送業界での人出不足を解消しなければ、物流の停滞を招きかねません。そのため、本記事でご紹介した「女性ドライバーの採用強化」や「物流アウトソーシングの活用」などに注力し、人手不足を解消することが急務になっています。

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ハブアンドスポークシステムとは?導入企業事例なども含めて徹底解説。

物流業界における重要な用語の1つに「ハブアンドスポークシステム」があります。ハブアンドスポークやハブ空港といった言葉を聞いたことはあるけれど、その用語をしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、ハブアンドスポークシステムについて、メリットやデメリット、ハブアンドスポークシステムを導入している企業事例なども含めて解説いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
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ハブアンドスポークシステムとは?

ハブアンドスポークシステムとは中心拠点(ハブ)に貨物を寄せ集め、それぞれの拠点(スポーク)に分け、運搬する輸送方式のことです。自動車のハブ(車輪の中心)とタイヤに向かうスポークに見立てたものから命名されました。

大拠点のハブからスポークを放射状に流すことで、航路が膨大な直行便を削減できます。また、近年では交通や船舶輸送、各地の在庫センターの貨物を集配する仕組みにも利用されています。

日本ではクロネコヤマトの生みの親である小倉昌男氏が宅急便産業に参入する際に、ハブアンドスポークシステムを基礎とした集配のネットワークを築きあげました。また、ハブアンドスポークはインターネット型VPN(Virtual Private Network)を構築する上でも重要な考え方になります。

ハブアンドスポークシステムのメリット・デメリット

ハブアンドスポークシステムを導入することの一番のメリットは路線数が大幅に削減でき、積載率も向上することです。その他のメリットとしては、輸送単位当たりのCO2排出量の削減や輸送距離短縮によるドライバーの拘束時間の削減などが挙げられます。デメリットとしては中心拠点(ハブ)に問題が発生すると、全ての輸送機能が止まる可能性があることが挙げられます。

ハブアンドスポークシステムの具体例

先ほど、ハブアンドスポークのメリット・デメリットを紹介いたしました。
ここからはハブアンドスポークシステムは実際にどんな業界で、どのようにして利用されているのかについて解説いたします。

[ハブアンドスポークシステム] 航空業界

ハブアンドスポークシステムは空港便で広く活用されています。航空業界でカギとなるのはハブ空港です。ハブ空港とは、人や物がそれぞれの目的地に向かって乗り換えや積み替えができるような高域航空路線網の中心地として機能する空港のことです。

ハブアンドスポークシステムを活用したハブ空港は、旅客の乗り換えもしやすくなったり、長距離便の中継地として航空路線網の中心として機能したりと航空業界で大いに活躍します。また、全米の貨物は航空機でアメリカの中心部に位置するメンフィスのハブ空港に集められ、そこで目的地別に仕分けられ、帰りの飛行機で全米の各地へ輸送されています。

[ハブアンドスポークシステム] 交通ネットワーク

ハブアンドスポークシステムは交通ネットワークにおいても活用されています。交通ネットワークにおけるハブアンドスポークシステムはハブに荷物を集め、各地の集配拠点別に仕分けをし、顧客に配送します。中継拠点を設置することで、長距離の配送がなくなりドライバーの負担が軽減されるほか、CO2排出量も減るので地球にも優しいのが特徴です。

[ハブアンドスポークシステム] 海運業界

ハブアンドスポークシステムは国際海上コンテナ輸送においても活用されています。大型のコンテナ船がその地域の中心のハブ港湾に集結して、貨物を小さなコンテナ船に受け渡し、周辺の港湾に個別で輸送します。

ハブアンドスポークシステムを導入している企業事例2選

先ほど、ハブアンドスポークシステムは航空業界や交通ネットワーク、海運など様々な業界で活用されていると解説いたしました。
ここでは実際にこれらの業界で活躍しているハブアンドスポークシステム企業事例を2つ紹介いたしました。

[ハブアンドスポークシステムを生み出した企業] フェデックス

フェデックスは米国テネシー州に本社を置く、世界最大級の物流企業です。創設者であるフレッド・スミス氏が学生時代、経済学のクラスでハブアンドスポークシステムの案を提出したことが事の発端とされています。

フェデックスの沿革としては、1973年、テネシー州のメンフィス国際空港でに拠点を移し、ダッソーフィルコン20を使用した米国主要の25都市への翌日配達サービスを開始しました。また、2016年にはオランダの国際物流王手の「TNT Express」を買収し子会社化するなど、さらに会社を大きくしています。

[トータル輸送サービスの日本企業] ハブアンドスポーク物流

「ハブアンドスポーク物流」は印刷物の輸送、流通加工、全国発送など印刷物に特化したトータル輸送サービスを展開している企業です。主なサービスは、印刷物輸送です。シュリンク包装やトライオートなどの流通加工、アウトソーシングから全国発送までニーズに合わせた様々な輸送サービスを展開しています。

一貫した体制によりコストダウン・納期短縮などの顧客のニーズに合わせた対応も行っています。また、輸送サービスだけでなく各種機密書類の保管、溶解処理まで機密書類のサポートサービスも提供しています。

[ハブ空港] 日本の空にハブアンドスポークシステムは必要か?

日本では成田空港や羽田空港がハブ空港としての機能を果たしています。しかし、両空港は世界各国の有名なハブ空港と比べると、まだハブ空港として十分に機能しているとは言い難いです。

また、最近は「日本の空にハブアンドスポークシステムは必要か不必要か」という議論があります。「すでに多くの地方空港が羽田空港依存型であるため、さらに大きなハブ空港が必要である」といった意見や「ハブ空港の存在が大きくなりすぎると、ビジネスユーザーにとって不便なのでハブ空港は不必要である」という意見など様々な議論がされています。

まとめ

今回は、ハブアンドスポークシステムについて紹介いたしました。本記事でもあったように、ハブアンドスポークシステムは航空業界や交通ネットワークで大きな役割を果たしています。この記事がハブアンドスポークシステムを学ぶ際に役に立てば幸いです。

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リバースロジスティクス(静脈物流)とは?インバウンドロジスティクスやグリーンロジスティクスサービスを交え徹底解説!

多くの場合、商品は生産者から運送業者を通し消費者に流れていきます。しかし、リバースロジスティクス(静脈物流)では、商品は消費者から生産者に向かって流れます。日本では、佐川急便などの運送業者がこのリバースロジスティクスを取り入れサービスを行っています。

リバースロジスティクスはあまり馴染みのない言葉ではありますが、SDGsを始め環境問題が重視される昨今において、重要な概念の一つです。この記事ではリバースロジスティクス(静脈物流)について事例を基に分かりやすく解説致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
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リバースロジスティクス(静脈物流)とは?

リバースロジスティクス(静脈物流)とは、生産者から消費者へモノが流れる仕組みを意味するロジスティクスに対し、消費者から生産者へ逆行するモノの流れる仕組みのことを指します。

血液が養分を各組織に届け、心臓に戻ることに準えて「静脈物流」と呼ばれる場合もあります。また、この物流が一定方向だけでなく、血液のように循環する仕組みを「還流ロジスティクス」と言います。

リバースロジスティクス(静脈物流)は1990年代前半にアメリカで登場した概念で、始めは資源利用削減や廃棄物削減といった環境問題へ取り組むために提唱されました。

現在ではリバースロジスティクス(静脈物流)は環境問題の取り組みに加えて、経済効果を考慮し「FedEx」などの企業で導入されています。また、日本ではリバースロジスティクス(静脈物流)という言葉が登場する以前から、自動車業界では行われてきました。

インバウンドロジスティクスが充実している自動車業界

一度販売した商品に何か問題があった場合、生産メーカーはリコールを行い、商品は必ず回収され修理されます。また、新車を手放す際は廃棄でなく、中古車販売店などに買い取られることがほとんどです。

買い取られた商品は、再整備をし販売され、多くの部品はに関しても加工をし販売されます。特に鉄などの金属部品はほとんどの場合、再利用されます。

このように日本の自動車業界において、リバースロジスティクス(静脈物流)はインバウンドロジスティクスに活用され、還流ロジスティクスを作り出しています。

リバースロジスティクス(静脈物流)の問題点

本来、生産メーカーは商品を作り販売することを目的としています。そのため、その流れに逆行するリバースロジスティクス(静脈物流)を行うことに対応していません。

特に、日本ではその物流システムは分業制でその業務は細分化されているため、リバースロジスティクス(静脈物流)を行うことは難しいとされています。

綿密な企業間の連携が必要になる

例えば、一般的に商品を販売するメーカーは、配送業務を配送業者に委託します。しかし、リバースロジスティクス(静脈物流)においては商品を回収、運搬する配送業者の役割が重要となってきます。

回収する事業者は、その回収物が本当に回収する価値があるか判断する必要があります。加えて、回収した商品がそのまま再利用できる場合は少ないでしょう。リバースロジスティクス(静脈物流)を行う際は、再利用が可能な状態に加工する技術も求められます。

また、日本の物流にはモーダルシフトなどが多く取り入れられていることからその工程は細分化され、各工程は異なる事業者によって行われます。そのため、リバースロジスティクス(静脈物流)を行う際には、各事業者の理解と協力が必要でしょう。

日本においてリバースロジスティクス(静脈物流)を発展していくためには生産メーカーのみならず、ロジスティクスに関わる多くの企業の協力が必要になります。

近年では3PL企業や4PL企業といった新たな物流企業も登場しているので、リバースロジスティクス(静脈物流)を進めていくにはそれらの企業が連携をしていく必要があるでしょう。

返品対応にはコストが掛かる

返品も消費者から生産者にモノが流れるリバースロジスティクス(静脈物流)の一つです。この返品にも大きな課題があります。返品は「いつ、どこで、どの程度」起こるか分かりません。

特に、実物を見ないで商品を購入するECサイトでは、返品は発生しやすく返品を積極的に行う際はコストが掛かってきてしまいます。

リバースロジスティクス(静脈物流)の事例

世界最大手物流サービス企業である「FedEx」はリバースロジスティクス(静脈物流)に力を入れており、2015年にはアメリカのリバースロジスティクス(静脈物流)の大手である「GENCO ATC」を14億円で買収しました。

日本でも佐川急便がリバースロジスティクス(静脈物流)に関するサービスを展開し、注目を集めています。

佐川急便の返品・返品交換サービス

佐川急便ではリバースロジスティクス(静脈物流)の一環として回収サポートシステム「回収くん」を運営しています。「回収くん」は物流業務全体の最適化を目的として、商品等の回収や同時交換業務を代行するサービスとなっています。

例えば、事業者に返品などの電話があった際、佐川急便へデータを送信すれば商品の回収・返金を即座に行います。また、返品やリコールをする際、購入者に費用を負担させないように着払いに設定することも容易にできます。

また、サービスは業務内容によって変更することができ、「回収のみ」「同時交換」「発送のみ」の3つの中から選ぶことができます。

加えて、精密機械などの取り扱いが難しい商品に対しても対応しており、飛脚宅配便や精密機器輸送サービス、大型家具・家電設置輸送サービスなどから輸送方法を選択することも可能です。

取り扱っているサイズに関しては3辺合計が260cm以内となっており、小型から中型の商品に対して幅広く対応しています。

グリーンロジスティクス

日本通運は物流に関するありとあらゆる分野で、顧客のニーズと環境の最適化を目的にグリーンロジスティクスサービスを行っています。

ここでも、リバースロジスティクス(静脈物流)が取り入れられており、オフィスから排出される紙資源や家電を回収し、リサイクルを行っています。

また、日本通運はモーダルシフトにも力を入れており、環境に配慮した物流を行っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事でリバースロジスティクス(静脈物流)についてご紹介致しました。

リバースロジスティクス(静脈物流)とは、消費者から生産者へモノの流れる仕組みのことを指します。リバースロジスティクス(静脈物流)を行う場合は、ロジスティクスに関わる企業が連携する必要があったり、多額のコストが掛かるため、日本ではあまり発展していません。しかし、自動車業界のように成功例があることも確かです。

この記事がリバースロジスティクス(静脈物流)を行う際にお役に立てば幸いです。

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