物流業務におけるIT活用とは?メリットや2つの活用事例も含めてご紹介!

Last Updated on 2021年11月17日 by art-mylogi

物流におけるIT活用とは、ITの技術を利用して物流業務の質や効率を高めることを指します。
EC業界でも注目を集めている言葉ですが、具体的にどのような活用方法があるのか、IT活用を行うことによってどのようなメリットがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では物流におけるIT活用について、それによって得られるメリットや実際のIT活用の事例まで含めてご紹介いたします。
この記事を読むことで、物流におけるIT活用の具体的な効果や実際の活用方法について知ることができます。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

物流業界におけるIT活用とは?

物流業界におけるIT活用とは、ITの技術を活用し物流業務の質や効率を高めることを指します。
物流業界のIT活用はECサイト運営の際にも役立ちます。

ECサイトの規模が大きくなり取り扱う商品の数や注文の数が増えると、それに伴って物流業務にかかる工数やコストも膨大なものになります。ITを活用することで物流業務を効率化し、EC全体の業務の効率化にも貢献することができます。

物流業界でのIT活用によって得られる3つのメリット

IT活用によって人手不足が解消できる

物流業界でIT活用をすることによって、人手不足の解消ができます。近年物流業界は人手不足という問題を抱えています。ECサイトの一般化により物流業務の需要が増えているにも関わらず、若い世代を中心に物流業界の人手不足は深刻です。
このことから業務をどのように効率化するかが物流業界においての課題となっています。

人員配置の見直しやロケーション管理などアナログな視点から従来の運用を見直すことで人手不足に対応するという方法もありますが、アナログな視点による運用方法の見直しには限界があります。
現場のキャパシティーを超えた受注が発生すると人員を増やして対応せざるを得ないという状況に陥ってしまいます。

そこでこのような状況を改善できるのがIT技術の活用です。

IT活用で物流業務を自動化することによって既存の人員でも十分に業務を回せるようになり、人手不足を解消できます。

IT活用によって作業効率化が実現できる

物流業界でITを活用することによって、物流業務の作業効率化を測ることができます。ECサイトでのショッピングの拡大に伴って、近年では物流業界の需要も急速に高まっているためです。物流業界が抱えている人手不足という課題も含めて、最小限のリソースで従来よりもよりスムーズに物流業務処理を行うことが求められています。

加えて物流業界では増え続ける業務に起因する長時間労働も深刻です。しかし物流業務のIT化で得られる作業効率化というメリットを活用し、入荷から出庫・配送までの各工程にIT技術を取り入れることで増え続ける需要に対応しつつ長時間労働の是正を図れます。

IT活用によって物流サービスに価値を付与できる

物流業界でIT活用することによって、物流サービスに付加価値をプラスでき他社との差別化を図ることができます。加えてそれを低コストで実現できるたため、結果として事業者側とユーザー側の双方にとって利点を生むことができます。

例えば、近年ではネットショッピングの普及などによって一口に物流といっても輸送される品物は業種により多種多様です。品物が多様になれば、配送方法や品物の保管方法もその分だけ対応していく必要があります。

配送が必要な品物が食料品であれば、倉庫に管理するときに温度や湿度の管理が欠かせません。アパレルであれば商品の修繕、機械類であれば組み立てなどの流通加工など取り扱う品物によって商品の取り扱い方法は全く異なります。

このように多様化している配送方法に従来の運用方法のみで対応すると、膨大な人員や工数がかかります。その分顧客が支払わなければならない配送料なども高く設定せざる終えません。
しかしITを活用することでこれらのニーズに答えつつ配送コストも低く抑えることができます。

他にもユーザーに荷物の到着を事前に知らせるサービスや、受け取り日時をオンライン上で指定できるサービスなども物流業務のIT化によって実現できます。これらのサービスはユーザーにとって宅配サービス全体の利便性を向上させる役割を果たすだけでなく、再配達防止などにも役立ち事業者側のメリットにもなります。

物流における2つのIT活用の事例

在庫管理システム

在庫管理システムの導入は、物流業務のIT活用において最も多く行われています。在庫管理は「経営そのもの」と言われるほど重要な業務です。
在庫管理業務は取り扱う品物数や受発注数が多くなるほど膨大になり重要度も増していくため、従来の運用方法のままで対応しようとすると現場のキャパシティーを超え、業務全体に混乱を招くこともあります。それを解決できるのがIT活用による在庫システムの導入です。

在庫管理システムを導入することでより緻密な在庫管理が行えるようになり、在庫削減やより効率的な在庫の消費に繋がります。在庫はいわばこれから「市場に出回って現金化されるのを待つ資産」です。在庫管理システムの導入は事業者の売り上げを向上に直結する非常に重要な役割を担っています。

物流管理システム

物流管理システムとは、在庫管理なども含めた物流に関する行程や商品の情報を管理するシステムのことです。在庫管理に限らず、物流の工程をITを活用して適切に管理することで無駄がなくなり効率化を図れます。

品物の情報を物流管理システムで一括管理すると、IT化をしていなかった従来よりも少ないリソースで無駄な在庫が発生するのを防いだり配送ミスをなくすことができるようになります。出荷する商品の情報も目視によるものではなくバーコードで管理するため、より制度の高い出荷管理が可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事では物流業におけるIT活用について、ITを活用することによって得られるメリットや実際のIT活用事例についてご紹介致しました。在庫管理システムや物流管理システムを導入し物流業務のIT化を行うと、業務全体の効率化、コスト・工数の削減に繋がります。
本記事が物流業務を行う際の参考になれば幸いです。

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