月別アーカイブ: 2021年3月

ディストリビューションセンター(Distribution Center)とは?TCやPCなどの物流センターと比較し徹底紹介!

物流センターは主にディストリビューションセンター(DC)とトランスファーセンター(TC)、プロセスセンター(PC)の3種類に分けられます。特にディストリビューションセンター(Distribution Center)はその機能が年々進化し多様化しています。この記事ではディストリビューションセンター(Distribution Center)について、他の物流センターとの比較を交えご紹介致します。

ディストリビューションセンター(Distribution Center)の意味は?

一般的にディストリビューションセンター(Distribution Center)とは在庫を保管し、通販加工などを行う「在庫型物流センター」のことを指します。

ディストリビューションセンター(Distribution Center)では出荷業務や受注内容に合わせたピッキングや検品、梱包などの物流加工、指定納期に合わせた出荷といった作業を行います。

また、詳しくは後述致しますが、トランスファーセンター(Transfer Center)とは違い、一定期間在庫を保管します。そのため、製造業や卸売業では、顧客に対して素早い対応できることから、ディストリビューションセンター(Distribution Center)を利用する業者も多いです。

ディストリビューションセンター(DC)とトランスファーセンター(TC)、プロセスセンター(PC)それぞれの物流センターを比較!

トランスファーセンター(TC)とは「通過型物流センター」のことを指し、ディストリビューションセンター(DC)とは違い、在庫を停留させずにすぐ出荷します。日本ではクロスドッキングと表現することもあり、主に小ロットでの仕入れによるリスクの削減や在庫コストの削減などを実現しました。

一方、プロセスセンター(PC)とは、「加工型物流センター」のことを指し、高度な加工が必要な食料品などを管理する物流センターです。また、プロセスディストリビューションセンター(PDC)とも呼ばれ、スーパーマーケットやコンビニエンストストアに納品を行います。

ディストリビューションセンター(Distribution Center)のメリット

ディストリビューションセンター(Distribution Center)の特徴は何といっても大量の在庫を長期間保有できることにあります。

商品や製品を大口のロットで生産、購入することが可能になるため、製品や商品の1つあたりのコストが抑えられ、購入コストを抑えることができます。加えて、在庫を一定数保有できることから急なオーダーにも素早く対応することができます。

メリット・大口のロットによる一括購入が可能になるため、購入コストを減らすことができる
・急なオーダーにも対応可能

ディストリビューションセンター(Distribution Center)のデメリット

ディストリビューションセンター(Distribution Center)は大量の在庫を長期間保有できるようになる反面、その在庫を管理するために定期的にコストが発生してしまうというデメリットがあります。

具体的には、在庫を保管するスペースの費用や、定期的な棚卸などの資金管理が挙げられます。加えて、製品を大量に購入したのにも関わらず、売ることができなければ多くの損失を出してしまう危険性もあります。

ディストリビューションセンター(Distribution Center)の事例

ディストリビューションセンター(Distribution Center)は広大な土地と利用業者の利便性を確保するため、都心から少し離れた郊外に建てられます。ディストリビューションセンター(Distribution Center)の実際の広さや場所、設備などを事例を基にご紹介致します。

ESR市川ディストリビューションセンター

ESR市川ディストリビューションセンターは東京都心から20km圏内にあり、首都高や京葉道路などの主要道路が交差するに位置しています。ワンフロアあたりの賃貸面積は東京ドーム1個分にあたる約5万㎡で、延べ床面積は22.5㎡と広大な面積があります。

株式会社ESRの基本理念である「HUMAN CENTRIC DESIGN(人を中心に考えたデザイン)」を重視し、遊び心と健康促進を考慮したデザインが特徴的です。

そのため、ESR市川ディストリビューションセンターは物流センターにも関わらず、ボルタリングウォールが2カ所、デザインを凝らしたエントランスホールが4カ所、育児中の女性に社会参画の場として、託児所が整備されています。

近年のディストリビューションセンター(Distribution Center)はただの働く場ではなく、利用者や労働者の生活の一部としての機能を兼ね備えた施設となっています。

参照:ESR/千葉県市川市に22.5万㎡の巨大物流施設竣工

地域物流を支えるレジナルディストリビューションセンター(RDC)とは?

レジナルディストリビューションセンター(RDC)とはいわゆる「地域配送センター」のことを指します。ディストリビューションセンター(DC)とは大きな点で違いはありませんが、比較的小さな商圏を対象とします。

もともとは食品卸大手の三菱食品が提唱し、メーカー起点であった食品流通を消費者起点への転換を目指し、作られた中間管理ビジネスモデルです。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事ではディストリビューションセンター(Distribution Center)についてご紹介致しました。

ディストリビューションセンター(Distribution Center)では出荷業務や受注内容に合わせたピッキング、検品、梱包などの物流加工、指定納期に合わせ出荷するといった作業を行います。また、ディストリビューションセンター(Distribution Center)の大きな特徴として大量の在庫を長期間保有できることが挙げら、急なオーダーなどにも素早く対応できます。

この記事がトリビューションセンター(Distribution Center)を利用する際に参考になれば幸いです。

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多頻度小口配送とは?多頻度小口配送を取り入れることで生じる課題も含めて解説します。

近年増加している多頻度小口配送。
確かに多頻度小口配送を導入することで大きなメリットを得ることができますが、多頻度小口配送の増加によって課題も生じています。
そこで、今回は多頻度小口配送を導入することのメリットや課題について多頻度小口配送を取り入れている企業事例も含めて解説いたします。

多頻度小口配送とは?

「多頻度小口配送」とはメーカーが顧客の元へ少量の商品を頻繁に配送する方法のことです。以前は一定量の荷物を一括で配送するのが一般的でした。しかし、現代において、社会や顧客のニーズの変化から必要な時に必要な数だけを配送するという形に変わってきています。

多頻度小口配送の増加による貯蔵型倉庫が果たす役割の変化

多頻度小口配送が増加したことによって、貯蔵型倉庫の使い方も変化しました。
現代の倉庫の使い方も「多頻度」「小口」「少量」「多品種」などの消費者のニーズにマッチしたスタイルが注目されています。そのため、現在の貯蔵型倉庫は配送方法に沿った使い方をすることで、たとえ少量生産であったとしても大きな利益をもたらすことができます。

多頻度小口配送を取り入れることのメリット

多頻度小口配送を取り入れることのメリットとして「過剰在庫リスクの軽減」と「より鮮度が高い製品を提供できる」の2つが挙げられます。この2つの「多頻度小口配送を取り入れることのメリット」について以下で詳しく解説いたします。

多頻度小口配送を取り入れることのメリット①「過剰在庫リスクの軽減」

多頻度小口配送は少量の商品を頻繁に配送する方法のことを指します。多頻度小口配送を取り入れることの最も大きなメリットは「過剰在庫リスクの軽減」です。

多頻度小口配送はアパレル業界や食品業界などの商品の入れ替えが早い業界において有効です。これらの業界は多く仕入れたとしても消費しきれないことが多いです。しかし、多頻度小口配送を利用することで在庫を適切なタイミングで必要な量を仕入れることができるので、過剰在庫になるリスクを軽減することができます。

特に「過剰在庫リスクの軽減」は小売店において有効といわれています。小売店は十分な陳列スペースを用意することが難しいため、ほとんどの商品を在庫として保管しなければなりません。そのため、小売業界において過剰在庫は大きな負担になります。小売店にとって過剰在庫のリスクを軽減することは重要であるため、多頻度小口配送を取り入れることが促進されています。

また、多頻度小口配送は在庫が減り、その分廃棄量も減少するため廃棄にかかるコストも減らすことができます。

多頻度小口配送を取り入れることのメリット②「より鮮度の高い製品を提供できる」

多頻度小口配送は少量の商品を頻繁に配送する方式なので、売り上げが見込める商品を売れる分だけ仕入れることができます。このように売れる分だけ少量で仕入れることができるため、より鮮度の高い製品を顧客に提供できます。この多頻度小口配送のメリットは特に鮮度が重要な生鮮食品に効果的です。

多頻度小口配送の増加によって生じる課題

先ほど、多頻度小口配送を取り入れることのメリットをご紹介いたしました。しかし、多頻度小口配送が増加することによって生じる課題もあります。ここでは、多頻度小口配送が増加することによって生じる課題を2つ解説いたします。

多頻度小口配送の増加によって生じる課題①「小口配送業者の負担と物流コストの増加」

多頻度小口配送が増加すると、配送回数が必然的に増えるので、配送業者の負担が大きくなります。また、多頻度小口配送は輸送効率が悪く、配送料や配達員の人件費が増加するため、物流コストが上昇します。このような物流コストの増加によって、商品の価格上昇が起こり、全体の売り上げ低下に繋がってしまう可能性があります。特に日本は配送料を企業側が負担するため、物流コストを下げることが重要です。

多頻度小口配送の増加によって生じる課題②「CO2排出量増加による環境汚染」

多頻度小口配送によって配送回数が増えると、トラック走行時の二酸化炭素の排出量が増えます。二酸化炭素が増加することによって環境汚染が進行します。全世界が環境破壊防止のために協力している中、多頻度小口配送による二酸化炭素の増加は問題視されています。

多頻度小口配送を取り入れている具体的な企業事例「Amazon」

新型コロナウイルスの影響もあり、日本でもAmazonなどのネット通販の需要が拡大しています。Amazonなどのネット通販はお客様一人ひとりに少量の商品を頻繁に配送するため多頻度小口配送になります。

多頻度小口配送も含めた「セブンイレブン」の配送方法の移り変わり

1987年3月セブンイレブンは米飯共同配送による1日3便体制を開始しました。1日3便体制をとることができれば、ピーク時に欠品することなく、機会ロスを避けることができます。

また、セブンイレブンはこの1日3便体制を4便体制に変更した時期もありました。1989年5月より東京23区内では朝食、昼食、夕食、夜食という1日4食の需要を考慮してより鮮度の高い食品を提供できる4便体制を取り入れました。しかし、この4便体制は店内オペレーション上難しかったのか、間も無く3便体制に変更されました。

そして近年、店に商品が到着してから24時間以上販売できる商品が増えてき増田。そこで、1日2便体制の店舗を沖縄に出店しました。このように、セブンイレブンは地球環境への懸念、配送業者の負担を考慮して多頻度小口配送を減少させるという変革を推進しています。

まとめ

この記事では多頻度小口配送のメリットや課題について解説いたしました。
多頻度小口配送には「過剰在庫リスクの軽減」など大きなメリットもありますが、環境破壊を促進したり、物流コストが増加したりするなどのデメリットも残されています。

それぞれのメリットやデメリットを把握して商品に応じて適切な配送方法を選択することが重要です。

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テレコ出荷とは?テレコ出荷の発生要因や発生事例なども含めて解説します。

テレコ出荷が発生すると、個人情報の漏洩やお客様の信用の低下など様々な悪影響が発生します。そこで、今回はテレコ出荷について、テレコ出荷の発生要因や誤出荷をゼロにするために注意すべき点なども含めてご紹介いたいします。

ビジネスにおけるテレコの意味とは?

「テレコ」とは「入れ違い」「あべこべ」「食い違い」を意味する言葉です。関西では一般的に使われる言葉です。しかし「テレコ」は単なる方言ではなく、いろいろな業界で使われているビジネス用語です。物流業界では「A社とB社の商品をテレコで出荷してしまった。」などのように使用されます。

テレコ出荷(テレコ配送)とは

「テレコ出荷」とは出荷依頼に対して誤った出荷をしてしまうことをいいます。
具体的には、AさんにBさんの商品を、BさんにAさんの商品を誤って出荷してしまったなどの事例が挙げられます。テレコ出荷が発生すると、会社の信頼が揺らいだり、顧客からのクレームにつながったりするので注意が必要です。

テレコ出荷(テレコ配送)の発生事例

テレコ出荷の発生事例として以下の4つが主に挙げられます。

テレコ出荷(テレコ配送)の発生事例1.荷物の宛先票を取り間違えてしまう宛先間違い
2.納品書などの伝票の内容が違うなどの伝票の添付ミス
3.商品の数量が多かったり、少なかったりする商品数の間違い
4.違う商品を発注してしまう出荷内容の違い

テレコ出荷が発生する要因

テレコ出荷を防ぐためにはテレコ出荷が発生する要因を把握することが重要になってきます。
そこで今回は「テレコが発生する要因」を3つご紹介いたします。

テレコ出荷が発生する要因①「ピッキングミスが多い」

ピッキングミスとは違う商品や違う数量をピッキングしてしまうことです。ピッキングミスの中でも特に多いのが、「数量間違い」です。品番を確認するときには、さほどミスは発生しませんが、数量を確認して棚から商品を取る際に頻繁にミスが発生します。

テレコ出荷が発生する要因②「入れ替え出荷の発生を1つの原因だと仮定する」

後半部分の「テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点」で詳しく解説いたしますが、入れ替えが発生する原因は1つではありません。複数の原因が何層にも組み合わさって、入れ替え出荷は発生します。そのため、入れ替え出荷の原因を1つと仮定してしまうと、最適な改善策を発案することが難しくなります。

テレコ出荷が発生する要因③「原因をヒューマンエラーで終わらせている」

テレコ出荷の原因をヒューマンエラーと断定するべきではありません。確かに人間が作業をしているのでミスが起きてしまえば、それはヒューマンエラーと呼ばれます。

しかし、原因をヒューマンエラーで終わらせてしまうだけでは、テレコ出荷をなくすことはできません。ヒューマンエラーを可能な限り減らすために作業工程や作業現場を見直し続け、改善策を打ち出すことが重要です。

テレコ出荷が発生すると生じる影響とは?

ここまで、テレコ出荷が発生する要因や発生事例を解説いたしました。
テレコ出荷が発生すると様々な影響が企業に生じます。
そこで、ここでは「テレコ出荷が発生すると生じる影響」を3つご紹介いたします。

テレコ出荷が発生すると生じる影響①「個人情報が漏洩する」

テレコ出荷が発生すると、個人情報が漏洩します。納品書には届け先の名前や住所、商品情報などが記載されています。このため、本来届けるべき人の個人情報が漏洩することなります。

テレコ出荷が発生すると生じる影響②「会社の信用が下がる」

テレコ出荷が発生すれば、欲しいものが届かなかったり、商品の数量が違ったりすることによってお客様に迷惑がかかります。このようにお客様に迷惑をかけてしまうと、会社の信用が下がり、今後の売り上げに悪影響を及ぼす可能性があります。

テレコ出荷が発生すると生じる影響③「在庫数の不一致」

テレコ出荷が発生すると、実際の商品数と帳票上の商品数に食い違いが発生します。在庫数の不一致が発生すると、確認が必要になります。
そのため、本来よりも発送の日時が遅れてしまいお客様に迷惑がかかることがあります。

テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点

「テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点」は、そもそもテレコ出荷が発生する原因は複合的で1つに限定できるものではないということです。複数の原因が何層にも組み合わさって、テレコ出荷は発生します。

そのため、テレコ出荷を減らしていくためには、1つ1つのテレコ出荷に対して「今回の発生原因」「発生に至った経緯」などを細かくチェックしていくことが重要です。このように、まずはテレコ出荷の複数の原因を把握して、1つずつ分析していくことがテレコ出荷を防止する一番の近道です。

また、その他のテレコ出荷を防止する具体的な方法としては「商品の混合を防ぐためのピッキング・出荷スペースの確保」や「サイズやカラーが間違っている場合に特に有効な管理タグを正確な貼り付け」などが挙げられます。

出荷ミスをした場合の報告書の書き方

出荷ミスの報告書は特別な書き方をする必要はありません。一般的な報告書と同様の書き方をすれば、受理してもらえます。なぜこのようなことが起こったのかという原因と、これからこのようなミスがないようにするための改善策の2つを書きます。書き方として、指定されているものはありませんが、読み手が原因と改善策を読んで簡単に理解できるように心がけることが重要です。

しかし、2回目のミスの際の報告書の書き方は内容が変わります。
2回目にミスが起こった原因が1回目と同じなのか、違うのかを考えて、確実にミスを再発させないように、徹底的に原因を追求することが重要です。提出が必要なものではありますが、報告書を作成することが目的になってはいけません。出荷ミスを防ぐことが目的です。

まとめ

この記事では、テレコ出荷の発生要因や誤出荷をゼロにするために注意すべき点などを解説いたしました。
テレコ出荷は会社の信用を大きく下げてしまう可能性があります。
今回の記事がテレコ出荷を減らす際にお役に立てれば幸いです。

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AI技術を用いたピッキングロボットとは?導入時の想定価格から自動倉庫との連携サービスまでご紹介!

近年、AI技術の発達により様々な仕事が自動化されてきました。倉庫や工場などで必要な品物を集めるピッキング作業もその一つです。この記事ではピッキング作業を自動化するピッキングロボットについてご紹介致します。

AI技術を用いたピッキングロボットとは?

ピッキングロボットとは、必要な品物を集めるピッキングの作業を自動で行うロボットのことを指します。また、最近ではAI技術などの発展より、複雑で作業工程の多いピースピッキングまで自動で行えるようになりました。

例えば、少し前までピッキングロボットでは細かな対象物を識別することは難しいとされていました。

しかし、最新ピッキングロボットでは、AI技術を用いて対象物を立体的に素早く認識し、対象物を最適な動作で処理することが可能になりました。

また、その他にも作業スピードが遅いという問題点に対し、機体の軽量化や対象物ごとに吸着パットを制御することにより改善してきました。

ピッキングロボットにより作業を自動化するメリットとは?

上述させて頂いた通り、AI技術や技術革新により、様々な作業工程が自動化されてきました。そのため、多くの企業が機械による自動化を進めています。では、何故多くの企業がピッキングロボットなどの産業用ロボットを導入してきたのでしょうか?

ピッキングロボットにより作業を自動化するメリットとは?①生産性・作業効率向上

ピッキングロボットを導入した場合、今までピッキング作業を担当していた多くの人手は必要なくなります。そのため、人件費が抑えられることで別の作業に人手を割くことができます。

また、ロボットは24時間稼働することができるため、時間に制約はありません。ロボットの動きを管理する作業員さえいればいつでも稼働ができます。

加えて、ほとんどの作業を機械が行ってくれるため、精度の高い作業を安定して行うことができます。そのため、ピッキングロボットを導入することで、生産性や作業効率が向上します。

ピッキングロボットにより作業を自動化するメリットとは?②人為的ミスの削減

ピッキング作業は物流業務の中でもミスの多い工程の一つです。また、商品を出荷最小単位で管理するピースピッキングでは、多くの人為的ミスが発生してしまいますが、ピッキングロボットを導入することでこのようなミスを減らすことができます。

ピッキングロボット導入に掛かる価格は?

ピッキングロボットを導入する上で、1番の問題は導入コストです。導入するロボットやプランにより価格は異なります。そのため費用は個々の案件に依存します。

そもそも産業用ロボットは小型のものであれば、本体だけで100万円台から入手できますが、必要な機材は本体だけではないため、その他にも多くの費用を負担しなくてはなりません。

そこで日本ロボット工業会が発表している産業用ロボットの導入時の想定例をご紹介致します。

産業ロボット導入の想定例①

例えば、製品の組立工程にロボット導入しようとした場合は次の通りです。

ロボット本体(4台) 1,200万円
ロボット関連装置(画像処理・ハンド等) 1,000万円
ロボット周辺整備(各種補償装置等) 1,800万円
システムインテグレーション関連費 2,000万円
合計 6,000万円

 

このようにピッキングロボットに関わらず、産業用ロボットを導入する際は、様々な項目の費用を負担する必要があります。導入の際には現在掛かっているコストと比較をし、検討する必要があるでしょう。

産業ロボット導入の想定例②

続いては食材の容器詰め工程にロボット導入する想定例です。

ロボット本体(10台) 4,000万円
ロボット関連装置(画像処理・ハンド等) 4,000万円
ロボット周辺整備(各種補償装置等) 6,000万円
システムインテグレーション関連費 6,000万円
合計 2億円

 

上述した想定例同様に、現在掛かっているコストと比較し、多くの資金を投資する場合はどれくらいの期間で資金を回収するかなど、計画をよく練り、導入を検討する必要があるでしょう。

参照:一般社団法人日本ロボット工業会 ここが知りたい!ロボット基礎知識

ピッキングロボットを提供しているメーカー

ピッキングロボットを導入する上でその提供されるサービスは企業により異なります。また、自動倉庫や無人搬送車(AGV)などのシステムやロボットと連携したサービスを提供する企業も多くあります。この記事では大手3社を取り上げご紹介致します。

ピッキングロボットと無人搬送車(AGV)との連携も可能「Mujin」

「Mujin」はすべての人に産業用ロボットを、というスローガンを掲げ、モーションプランニングAI技術を基に多くのロボットを提供してます。

事業内容はロボットを中心に多岐に渡り、ロボットを管理する知能ロボットコントローラから無人搬送車(AGV)まで幅広く提供しています。

そのため、無人搬送車(AGV)と組み合わせることで作業者に商品棚まで足を運ばせずに商品を棚入れ、ピッキング工程も自動で行うことが可能です。

ばら積みピッキングロボットも提供している「alinetech」

「alinetech」は複数の業界で培ったノウハウを活かしピッキングロボットなどの多くの産業用ロボットを提供する企業です。また、無造作に並べられた対象物を認識し、ピックアップするバラ積みピッキングに対応したロボットも提供しています。

自動倉庫との連携も可能「OKAMURA」

ニトリも採用した自動物流倉庫システム「AutoStore」を展開する「OKAMURA」はAI技術を用いた精度の高いピッキングロボットを提供しています。

(AGV)に変わる自律移動ロボット(ORV)の開発に乗り出し、物流向けのロボットやシステムを中心を提供、開発をしています。

自動倉庫と連携したピースピッキング

AI技術などの技術革新により、複雑なピースピッキングまで自動化が可能になりました。そのため、商品が多い場合でも入庫から保管、そして出荷までを全て機械で行うことができます。

また、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)により倉庫内の作業を全て自動化するサービスを提供する企業もあります。

今後もさらなる技術革新により、様々な物流に関する業務が自動化するされていくことは間違いないでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事ではピッキングロボットについてご紹介致しました。

ピッキングロボットはAIなどの技術革新により、以前は行うことが難しかったピースピッキングなどの業務を行うことが出来るようになりました。

また、ピッキングロボットは導入コストは掛かってしまいますが、導入することで作業の効率化や生産性の向上させることができます。

この記事がピッキングロボットを導入する上で参考になれば幸いです。

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エシェロン在庫とは?ブルウィップ効果も含めて解説します。

在庫管理は倉庫業界において大きな課題です。
在庫管理の解決に重要になるのが「エシェロン在庫」という考え方です。
今回は「エシェロン在庫」やそれに関連した「ブルウィップ効果」なども含めて解説いたします。

エシェロン在庫とは

「エシェロン」とは階層のことを指し、「エシェロン在庫」とは、ある特定の物流センターや店頭だけの在庫ではなく、サプライチェーン全体での在庫を指します。
また、ある在庫点から見た場合、自店舗の在庫も含めたサプライチェーン全体の川下に位置する在庫点の在庫量の総和という定義もあります。

エシェロン在庫を活用するメリット①「在庫管理が難しい場合に対応可能」

在庫管理を行う際に、ある特定の企業の在庫の増減を行うと、他の企業の在庫がその反動でさらに増減させてしまうことがあります。この場合、在庫管理が「部分的な最適解」になってしまい、全体としては解決しないという事態が発生してしまいます。

このような課題が在庫管理に存在するため、「エシェロン在庫」の考え方が重要になってきます。エシェロン在庫の考え方を活用するメリットの1つ目はこのように「在庫管理が難しい場合に対応可能である」ということです。

「在庫」を「エシェロン在庫」として考えると、ある特定の企業の在庫管理ではなく、サプライチェーン全体での在庫管理になります。これにより、在庫管理において「部分的な最適解」ではなく、「全体としての最適解」を見つけることができます。このように、「エシェロン在庫」という考え方は在庫管理の課題を解決する方法として期待されています。

エシェロン在庫を活用するメリット②「マルチエシェロン在庫最適化」

エシェロン在庫を活用するメリットの2つ目は「マルチエシェロン在庫最適化」です。「マルチエシェロン在庫最適化」とは在庫を保管型倉庫(DC)に集約するのではなく、メーカーからDC、小売など各段階にわたって在庫を分散させて、サプライチェーン全体を効率化する考えのことを指します。

「マルチエシェロン在庫最適化」のメリットは店舗側の需要予測だけでなく物流センターなどの中間拠点でも受注データなどを用いて需要予測を行い、メーカーや店舗の需要予測と整合させることで全体を反映した需要予測モデルを構築できるというメリットがあります。

エシェロン在庫活用における小売店の問題点と今後の課題

後半部分で詳しく解説しておりますが、「ブルウィップ効果」という現象があります。ブルウィップ効果とは販売現場でのわずかな需要変動がサプライチェーンの川上になればなるほど、末端の大きな需要変動が増幅されて伝わる現象のことです。

その川上にあたる部分がメーカーで、川下にあたる部分が小売店になります。小売店の需要変動の予測が後々になってから他に影響を与えていくので、小売店の需要変動の予測の大きなズレはエシェロン在庫の活用において問題点になります。
エシェロン在庫においては、「需要変動の予測のズレをいかに無くしていけるか」が今後の課題として挙げられます。

エシェロン在庫の情報を開示することの重要性

全体の在庫を削減するためには、各段階の在庫を開示する必要があります。各段階での在庫の情報を把握しなければ、各段階で在庫数のずれが発生してしまい、需要予測の精度が悪くなってしまいます。
そのため、卸売業、小売業、メーカーでそれぞれ情報を開示、共有する必要があります。

エシェロン在庫の費用を計算する際のポイント

エシェロン在庫の費用を計算する場合には押さえておきたいポイントが3つあります。

エシェロン在庫の費用を計算するときのポイント1.「エシェロン在庫費用=各在庫店舗とそこに供給する川上の在庫店舗との在庫費用の差」であるということ。
2.メーカー(外部)の在庫費用は0とするということ。
3.川下側(需要側)に行くに従って在庫費用は増加するということ。

この3つです。
エシェロン在庫の費用を計算する際はこの3つのポイントを適切に利用することができればうまく計算できるでしょう。

エシェロン在庫においてブルウィップ効果が発生する原因

ブルウィップ効果とは販売現場でのわずかな需要量の変動がサプライチェーンの川上になればなるほど、末端の大きな需要変動が増幅されて伝わる現象のことです。
ブルウィップとは牛などの家畜用に使うムチのことを指します。
川下から川上に向かうにつれて需要変動が増幅する様子が、牛にムチをふるう様子に似ていることからブルウィップ効果と呼ばれるようになりました。

ブルウィップ効果が発生する理由には「顧客の需要予測が正確ではない」「川上業者が需要変化に対して過剰に反応してしまう。」「リードタイムがある」「川上にいくほど需要変動の原因が不透明になる」などが挙げられます。

ブルウィップ効果が発生した場合、コストの増加や流通が遅れることによる購入機会の喪失が発生してしまいます。そのため、ブルウィップ効果を回避することが重要になってきます。

ブルウィップ効果を軽減させる方法

ブルウィップ効果を軽減させる方法としては「サプライチェーンの企業同士の垂直的統合の実施」「不良在庫や流通が遅れることによる購入機会の喪失を防ぐSCM(サプライチェーンマネジメント)体制の実施」「リードタイムの短縮」「必要なものを必要な量だけ生産し供給するジャストインタイム生産方式の導入」などが挙げられます。

これらの方法を適切に用いることができれば、ブルウィップ効果を軽減させることができるでしょう。

まとめ

この記事では、エシェロン在庫とは何かやメリット、エシェロン効果に関連して発生するブルウィップ効果などについてご紹介致しました。
エシェロン在庫の考え方は、在庫管理において多くの問題を解決することが可能なため、現在物流業界において期待されています。

適切にエシェロン在庫の考え方を用いて管理することで、ブルウィップ効果を軽減し、在庫管理の問題解決に繋がるでしょう。
この記事がエシェロン在庫について知るきっかけになれば幸いです。

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▶︎受注と物流が別管理なので煩わしい

▶︎売り上げが伸びてきたので、人力での管理に限界を感じている。

▶︎既に受注管理システムを導入しているが、どこか物足りなさを感じ、本当に自社に合ったサービスを探している。

▶︎物流管理にかかるコストを圧縮したい

EC運営実績豊富なアートトレーディング社だからこそ開発できた、物流~受注管理システムmylogiであれば、そのようなお悩みをオールインワンで解決可能です。

少しでもご興味お持ちになられましたら、ぜひご相談くださいませ。