ECビジネスを成功させるには?運営業務や定番カートシステムなどをご紹介!

EC(Electronic commerce)は、「eコマース」や「イーコマース」とも称され、日本語では「電子商取引」を意味し、インターネット上にて、モノやサービスの売買を行います
「ECサイト」や「ネットショップ」、「インターネット通販」など、名称は多岐にわたります。
今回は、ECビジネスを成功させるべく、ビジネスモデルや運営業務、定番からおすすめまで、ショッピングモールやカートシステムの比較もご紹介します!

ECサイトのビジネスモデル

EC事業におけるビジネスモデルとして、「BtoB(企業間取引)」「BtoC(企業と消費者間での取引)」「CtoC(消費者間取引)」「DtoC(メーカー自身による消費者との直接取引)」の4つが挙げられます。

その中でも、今回は、BtoC型のEC事業について解説します。
BtoC型のEC事業は、さらに3種類に分けられます。

①自社ECサイト

自社で開発や構築、運営するタイプのECサイトです。単店舗型ECサイトともよばれ、ブランディングなど、自社の特徴を自由にアピールし、消費者に対して直接商品の販売を行うことができます。

ショッピングモールやカートシステムへの月額使用料の支払いがないことや、自社の他の販売チャネルやシステムとの連携がしやすいなどといったメリットが挙げられますが、ECサイトの開発や運営における幅広い、且つ精通した知見やスキルが必要になります。

②テナント型

テナント型ECは、ショッピングモールへ出店することで、販売活動を行います。現実世界におけるショッピングモールと同じ要領で、Yahoo!ショッピングや、楽天市場などに店舗をかまえることで、自社のあらゆる商品を販売したり、ブランド構築を行ったりします。

集客力のあるプラットホームにて、ブランディングを行うことができるため、競合他社との差別化を図ったり、自社の関連商品をアピールしたりできるというメリットがありますが、商品データや受注管理など、自社で担う業務量が多いというデメリットもあります。

③マーケットプレイス型

マーケットプレイス型ECは、ショッピングモールへ自社商品のみを出品することで、通信販売を行います。商品の情報のみをモールシステムへ掲載します。代表的なモールシステムとして、Amazonが挙げられます。

商品の受注後、該当のモールより、購入に伴って発生するデータが共有され、自社で発送作業を行います。

商品のデータ管理における自社の負担を軽減できるというメリットがありますが、商品そのものや価格競争が激しく、モール内で自社の特徴を前面に押し出しにくいというデメリットもあります。

ECサイトの仕組み

BtoC型のECサイト運営を開始するにあたり、まずは「自力で開店するか」もしくは「出店するか」を選択する必要があります。
そこで、ECサイト開設における、5つのプラットホームをご紹介します。

フルスクラッチ

ゼロの状態から、自社で自由にシステムを構築することができます。
デザインや外部システムとの連携など、自社に完全に合わせて構築することができますが、開発・構築だけでなく、実際に効果が出るまでにも時間がかかるという懸念点もあります。

オープンソース

オープンソースの代表例として、EC-CUBEが挙げられます。
ソース内の既存のソースコードを用いて、システムを構築することができます。フルスクラッチに比べて、自由度が下がってしまうものの、既存のデザインや機能を利用できるという手軽さがメリットとして挙げられるでしょう。

CMSパッケージ

CMSとは、Contents Management Systemの略称で、パッケージ型のプラットホームです。ECサイト構築にあたり、既存のシステムを利用します。フルスクラッチやオープンソースと比較すると、自由度は下がりますが、柔軟性が高いため、信憑性の高いサービスを用いながら、自社のニーズを満たすことができるでしょう。

ショッピングカートASP

ショッピングカートASPでは、サイト全体をレンタルできるシステムで、該当システムのみでECサイトの開店を完結することができます。サイト構築にあたり、柔軟性に欠けるという懸念点もありますが、自社のECサイトを簡単に構築、且つ運営することができます。

モールシステム

ECサイト開設時に「出店する」を選択する場合、モールシステムを利用します。既に言及したように、現実の大型ショッピングモールと同じ要領で、高い集客力を見込めます。

ECサイトの運営業務とは?

BtoC型ECサイト運営にあたり、「フロント業務」「バックエンド業務」の大きく分けて2つが発生します。それぞれ詳しくご紹介します。

フロント業務

フロント業務では、さらに「マーケティング」「マーチャンダイジング」の2つに分けることができます。

①「マーケティング」

ECサイト運営におけるマーケティングの手法として、以下が挙げられます。

☑︎SEO、リスティング広告
Googleの検索エンジンへの対策を行い、Googleの検索結果にて、上位表示を目指すための施策です。順位は常に変化し続けるため、長期にわたって取り組む必要があります。
また、自社のECではなく、ショッピングモールやカートシステムに出店または出品する場合は、該当のシステム内にてもSEO施策を行うことが必要となります。

☑︎アフィリエイト広告
アフィリエイターが所有するブログなどのメディアや、SNSアカウントなどを通して、商品の紹介や宣伝を行う手法です。その際、宣伝を依頼したアフィリエイターへの報酬に加え、アフィリエイターを所有する企業である、ASPに対して、紹介料や成果報酬を支払う必要があります。

☑︎ソーシャルメディア
自社EC事業にて、InstagramやTwitter、FacebookをはじめとしたSNSアカウントを開設することで、自社ブランドや商品の露出機会を増やします。

☑︎メールマガジン
自社で所有している顧客データに基づき、定期的にメールを送信することで、顧客の囲い込みを図ります。自社で顧客データを管理している場合には、購入回数や会員ランクなどのカテゴリーを設け、それぞれに合ったメールを送信することで、効果的にリピーター獲得を目指すことができます。

②「マーチャンダイジング」

マーチャンダイジングでは、ECサイトで販売する「商品企画・開発・調達」「商品の在庫管理」「価格調整」を行います。

☑︎商品企画・開発・調達
市場ニーズを踏まえ、ECサイトにて販売する商品の企画や、商品の選定を行います。

☑︎在庫管理
商品の販売予測に基づいて、仕入れを行う数量の決定、既存在庫の管理など、自社で抱える在庫状況の調節を行います。

☑︎価格調整
在庫状況の調節に伴い、販売価格の見直しや、商品の入れ替えを行います。

バックエンド業務

バックエンド業務は、「商品情報の登録」「受発注管理」「総合管理」の3つに分けることができます。

①「商品情報の登録」

商品登録では、「基本情報登録」「詳細情報登録」「ささげ業務」の3つの業務が発生します。それぞれで登録、管理が必要となり情報は以下の通りです。

☑︎基本情報登録=販売時に欠かせない最低限の情報
・商品名
・JANコード
・価格
・販売日時

☑︎詳細情報登録=購入を検討する際に参考になる情報
・商品詳細説明
・スペック

☑︎ささげ業務=「撮影」「採寸」「原稿」の頭文字
・商品画像の撮影、加工
・商品の採寸
・商品紹介ページに記載するコンテンツの原稿作成

②「受注管理」

商品の受注から発送手続き完了までに発生する業務で、「保管管理」「受発注管理」「顧客対応」の3つに分けることができます。それぞれの業務についてご紹介します。

☑︎保管管理
商品の注文を受けた際に、「迅速」そして「的確」に商品のピッキングや梱包など、配送完了までの業務をよりスムーズに行ううえで、欠かせない業務です。
「なにが・どこに・どのくらいあるのか」について、社内で浸透させる必要があります。

☑︎受発注管理
商品の受注〜発送で発生する業務を行います。具体的には、該当商品のピッキングや梱包、送り状作成、配送管理、発送完了メール送信、在庫引当などが挙げられます。
在庫引当では、複数のショッピングモールを利用している場合、それぞれのシステム上にてリアルタイムで行う必要があります。

☑︎顧客対応
商品不良や不具合などをはじめとした、お客様からのお問い合わせへの対応を行います。

③「総合管理」

ECサイト運営にあたり、バックエンド業務全体の管理を行います。代表的な業務内容として、「数値管理」「外部連携」「システム運用」が挙げられます。それぞれご紹介します。

☑︎数値管理
自社ECサイトや各ショッピングモール、カートシステムでの売上や、人件費をはじめとした経費の管理を行います。全体コストの把握や調整に加えて、目標値の設定と達成度の管理、自社サイト、各チャネルのアクセス解析なども行います。

☑︎外部連携
バックエンド業務の効率化や、課題解決を図るべく、連携可能な外部サービスやツールの検討、導入、運用を行います。バックエンド業務全般への理解や、各業務の状況把握など、幅広い知見が必要となります。

☑︎システム運用
ECサイトの一元管理を実現する物流システムや、受注管理システムなど、システムの管理や運用を行います。不具合やバージョンアップへの対応や、自社のシステムと連携できているかなどの見直しを行います。

EC事業者必見のモールシステム3選

ECサイト運営において、代表的なモールシステムとして、上記の3つが挙げられます。
楽天やYahoo!ショッピングを利用する場合は、テナント型ECサイトとして、Amazonでは、マーケットプレイス型ECサイトとして運営することができます。

これらのシステムを複数掛け合わせて、販売するケースも多くみられます。その際、各サイトそれぞれで、在庫や注文の管理を行う必要があります。そのため、それらを一元管理できる受注管理システムなどの導入もおすすめです。

EC事業者必見のおすすめカートシステム8選

続いておすすめカートシステムをご紹介します。システムを利用することで、自社のECサイトを開店、運営することができます。
「特徴」「コスト」「各種手数料」「お試し期間の有無」の4つの点で、各種システムを比較しました。ぜひ参考にしてみてください!

Shopifyと連携可能なおすすめ物流システム5選

ECサイトの運営業務において、様々な業務が発生します。また、ECサイトでの売上増加に伴い、バックエンド業務も増えるため、手動での作業では間に合わなかったり、業務全体が煩雑化してしまったりなどの事態が起きかねません。そこで、ECサイト全体の価値を左右する「的確さ」「スピード」を追求するために、業務全般の効率化を図る必要があります。その際の代表的な手段として、受注管理システムをはじめとした、物流システムとの連携が挙げられます。

ECサイト構築のプラットフォームにおいて、世界no.1のシェアを誇るShopifyと連携可能な物流システムは以下の通りです。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。BtoC型ECサイトでは、様々な選択肢が存在します。自社ECのターゲット層や、かけられるコストや人材などを考慮し、自社にあった構築方法やショッピングモールまたはカートシステム、システムを導入することで、ECビジネスを成功へと導きましょう。ぜひ参考にしてみてください!

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