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返品処理を行う際の注意点とは?フローから会計処理のタイミングまで徹底解説!

モノを売る事業者は返品処理を頻繁に行います。しかし、インターネット技術が発展した昨今では実店舗を持たないインターネットショップが増加し、返品を受け付けない販売店も登場しました。ECサイト事業者にとって返品処理は顧客のロイヤルティを大きく左右する重要な業務です。この記事では返品処理について注意点や仕訳のやり方などを交えご紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

返品処理とは?

返品処理とは、商品を購入した顧客が返品を希望した際に、販売店が該当の商品を顧客から受け取り、検品し、交換や返金を行うまで一連の流れのことを指し、英語では主に「processing returned products」と訳されます。

ネットショップなどでは実際に商品の現物を見ないで購入し、想像と違ったという理由で返品するケースが多く見られ、ネットショップの返品率は多いサイトで15~30%に昇るといわれてます。

返品処理を行う場合、販売店は販売した商品を回収や交換を行います。また、代金の払い戻しを行わなければならないため、販売店に多くの負担がかかります。そのため、ネットショップや一部の販売店では返品を受け付けていない場合もございます。また、返品処理はリバースロジスティクスの一環としても注目を集めています。

返品処理を行うメリット

返品処理といってもその原因はさまざまです。例えば、ネットショップを運営している場合、販売店側の発送ミスなどにより、返品処理を行わなければならないということがよく発生します。ここで対応を間違えてしまえば、自社サイトの評判は落ち、リピーターの流出にも繋がりかねません。

そこで、多くの場合、ネットショップは返品処理に関して手厚い対応が求められます。また、ネットショップの中には積極的に返品処理を受け入れ、自社サイトのロイヤリティーの向上を図る企業もあります。

直筆の謝罪文と顧客に対する感謝のメッセージを記載した手紙を添えるなど企業によってその工夫はさまざまです。

返品処理を行う際のフロー

一般的に、実店舗を持つ販売店で返品が発生した場合は、レジやサービスカウンターでレシートを確認し商品の交換や、回収を行います。
しかし、実店舗を持たないネットショップなどはその工程は複雑です。まず、返品を希望されている商品に関して、返品が妥当かどうか判断しなければなりません。

また、ネットショップといっても「楽天市場」や「Amazon.com」といったECモールを利用しサイトを構築している場合やEC運営代行サービス利用している場合は返品処理に関する顧客対応を直接行うことはありません。

ECモールの場合はカスタマイズセンターが、EC運営代行の場合は代行業者がこの対応を行います。返品が決定したら、返品方法の決定を行います。この際に、返品理由が商品の初期不良や発送ミスなど購入者側に落ち度がない場合は、販売店側が送料を負担する必要があります。ネットショップの中には自ら集荷を行う販売店もあります。

商品が販売店に到着したら、検品を行い破損などの確認を行います。破損や商品の異常が確認できたら、交換や返品を行い返品処理は終了です。

このようにネットショップを運営する場合、返品処理業務は複雑化します。自社で返品処理までカバーする体力がない場合は、EC運営代行サービスや物流、受注管理システムを一部代行してみてもいいかもしれません。

返品処理における注意点

返品処理は一つ対応を間違えてしまえば、販売店のロイヤルティを大きく落としてしまいます。店舗の評判を落とさないためにも、手厚い対応が求められます。返品交換を行う場合は新たに送る商品に、手書きの手紙を添えてみるのもいいでしょう。

返品処理を行う際は、商品の購入者になるべく負担をかけずに、手厚いサポートを行うことが必要になります。対応次第では販売店のロイヤルティの向上に繋げることも可能です。
販売店は返品処理を行う場合は慎重な対応が求められるので注意が必要です。

返品処理における帳簿、伝票の仕訳

返品処理が発生した場合、以前記載した帳簿や伝票を修正しなくてはなりません。

仕入戻し(仕入返品)

商品を仕入れ先に返品する仕入戻しを行う場合は、仕入取引がそもそもなかったことになります。そのため、帳票上では借方と貸方を逆にし仕訳を行います。

売上戻し(売上返品)

販売した商品や製品が返却される売上戻しが発生した場合も仕入戻しと同様の考えで帳票を処理します。

返品処理における会計処理のタイミングとは?

実店舗を持つ販売店が返品処理を行う場合、商品の購入者が店舗に足を運び処理が行われます。しかし、ネットショップやBtoBを主とする事業が返品処理を行う場合は、長い時間をかけ行われる場合もあります。期をまたぐ返品処理を行う場合は、返品処理が完了してから帳票の記入を行います。

また、期をまたいでの返品処理が発生してしまった際は、その返品するもしくはされる商品の金額が高額でなおかつ課税額に数千万円規模で影響を及ぼす場合は以下の3点の手続きをする必要なる場合があります。そのため、大規模な返品処理を行う際は注意が必要です。

・当期会計仕訳 普通預金/特別利益(繰越損益修正)
・前期F/S上の修正 買掛金/仕入 (仕訳勘定は計上しない)
・修正申告(別表四 所得加算 別表五(一)利益積立金加算)

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では返品処理についてご紹介致しました。

ECサイトなどのネットショップが返品処理を行う際は実店舗と比べ、多くのコストが掛かります。また、対応を誤れば、顧客のロイヤルティ大きく落としかねません。しかし、返品処理を手厚く行えば、顧客のロイヤルティを上げることも可能です。

この記事が返品処理を行う際に参考になれば幸いです。

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棚卸差異とは?棚卸差異率の許容範囲からその影響までわかりやすく解説致します!

ECサイトを運営する場合、商品の受注から発送までの業務はECサイト運営者の手に委ねられます。そのため、EC運営者には高い在庫管理能力が求められます。
この記事ではECサイト運営者に関わらず、在庫管理を行う事業者が直面する課題である棚卸差異についてご紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
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棚卸差異とは?

棚卸差異とは、自社が保有している在庫の金額を計算する棚卸しの際に、帳簿に記載されている在庫数と実際に倉庫内にある在庫数に差異があることを指します。数多くの部品を取り扱う製造業の現場やスーパーなどの棚卸しの際によく起こるトラブルです。

棚卸差異の影響

「(実際の在庫数-帳簿上の在庫数)÷帳簿上の在庫数」を表した棚卸差異率という数値があります。この棚卸差異数が10%を超えた際、場合によっては営業利益が2%程度変化します。

そのため、棚卸差異が発生している企業は速やかにその原因を特定し、改善する必要があるでしょう。

棚卸差損・棚卸差益

棚卸差異には2つの種類があり、棚卸差異率がプラスの数字の場合を「棚卸差益」、棚卸差異がマイナスの数字の場合を「棚卸差損」といいます。例えば、帳簿上に記載されている在庫数が100個、実際の倉庫にある在庫数が95個だったとします。この場合は棚卸差異率は-5%となり、棚卸差損が発生しているといえます。

また、棚卸しをする際にこの棚卸差損と棚卸差益を混合しないように商品や製品ごとに分けて計算することが求められます。

棚卸誤差率の許容範囲とは?

棚卸差異率の許容範囲は一般的に5%までとされています。もちろん、棚卸差異は少なければ少ない方がいいです。棚卸差異が5%程度ある場合ももちろん改善をする必要があります。では棚卸差異を無くすためには具体的にどのような対策が必要なのでしょうか。

棚卸差異が多い場合に注意すべきポイント

棚卸差異が発生している場合は速やかな原因の究明と改善が求められます。棚卸差異が発生している際は一般的に以下のようなミスが考えられます。

・入力に関するミス
・伝票処理漏れに関するミス
・現品管理に関するミス
・仕入れ先のミス

では上記のミスが発覚した際はどのような対応が求められるのでしょうか。項目ごとに解説致します。

入力に関するミスを減らす

棚卸差異が発生する原因としてまず、挙げられるのが入力に関するミスです。特に入力場所を間違えるミスは多いため注意が必要です。ミスを起こさないために管理シートを作ることはもちろんのこと、ダブルチェックなどのミスが起こることを前提とした管理体制が必要となってきます。
また、そもそも入力を忘れてしまうというケースもあります。商品や製品の入荷時には入力を後回しにしないようなルールを設定するなどの工夫が求められます。

伝票処理漏れに関するミスを減らす

伝票処理漏れに関するミスも在庫管理に在庫を管理する際によく発生するミスといえるでしょう。入力されない伝票が発生しないように伝票処理は管理番号をふり、ダブルチェックを行うといいでしょう。

また、みなし出庫を行っている場合は棚卸差異は高い確率で発生してしまいます。上述致しました通り、棚卸誤差が発生しているということは営業利益などの数値にも誤差が発生してしまいます。
伝票処理は倉庫内の在庫がきちんと管理されているかを知る上でも重要な作業工程になるので正確に行う必要があるでしょう。

現品管理に関するミスを減らす

管理する商品や製品が多い場合は現品管理に関してどうしてもミスが増えてしまいます。例えば、スーパーや製造業の現場では棚卸しの際に帳簿と数が合わないなどというトラブルが発生することが多いです。

そこで現品管理に関するミスが多い場合におすすめしたいのが、「3定管理」という管理方法です。「3定管理」は製造業の現場ではよく取り入れられており、世界の自動車業界のトップであるトヨタをはじめ、多くの企業で導入されている管理方法です。

「3定管理」では定められた位置に、定められた品物を、定められた量を置くことを徹底することでモノを管理します。特に多くの商品や製品を管理する事業者には高い管理能力が求められます。そのため、製造業の現場の基本といえる「3定管理」はもちろんのこと「4定管理」や「5艇管理」といった管理方法を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

仕入れ先のミスを減らす

棚卸差異の原因は会社内部にあるとは限りません。仕入れ先が発注した個数とは違う個数をケースもあります。発注した商品が指定通りの数あるかどうか確認することも重要です。

棚卸差異報告書の活用

棚卸差異は在庫管理をする際、ほぼ確実に発生します。棚卸差異率を少しでも下げる方法として、棚卸し終了時には棚卸差異報告書を作成し、在庫管理に関して見直す必要があるでしょう。加えて、倉庫管理、在庫管理に関して人員コストを割く余裕がないなどいった場合は、在庫管理業務をアウトソーシングすることも可能です。

また、近年では人為的ミスの削減や作業の効率化をするために、最新技術を駆使した自動倉庫なども登場しています。棚卸差異の発生を防ぐために機械化を図ることという選択肢も有効です。

まとめ

いかがでしたでしょか。この記事では棚卸差異についてご紹介致しました。
棚卸差異は在庫管理を行う上ではほぼ確実に発生してしまいます。しかし、棚卸差異が発生すると、算出している営業利益にも誤差が生じます。
棚卸差異率の許容範囲は5%です。5%を超える差異がある事業者は在庫管理に関してすぐに業務改善をする必要があるでしょう。
この記事が在庫管理業務を改善する際に、お役に立てば幸いです。

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テレコ出荷とは?テレコ出荷の発生要因や発生事例なども含めて解説します。

テレコ出荷が発生すると、個人情報の漏洩やお客様の信用の低下など様々な悪影響が発生します。そこで、今回はテレコ出荷について、テレコ出荷の発生要因や誤出荷をゼロにするために注意すべき点なども含めてご紹介いたいします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
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ビジネスにおけるテレコの意味とは?

「テレコ」とは「入れ違い」「あべこべ」「食い違い」を意味する言葉です。関西では一般的に使われる言葉です。しかし「テレコ」は単なる方言ではなく、いろいろな業界で使われているビジネス用語です。物流業界では「A社とB社の商品をテレコで出荷してしまった。」などのように使用されます。

テレコ出荷(テレコ配送)とは

「テレコ出荷」とは出荷依頼に対して誤った出荷をしてしまうことをいいます。
具体的には、AさんにBさんの商品を、BさんにAさんの商品を誤って出荷してしまったなどの事例が挙げられます。テレコ出荷が発生すると、会社の信頼が揺らいだり、顧客からのクレームにつながったりするので注意が必要です。

テレコ出荷(テレコ配送)の発生事例

テレコ出荷の発生事例として以下の4つが主に挙げられます。

テレコ出荷(テレコ配送)の発生事例1.荷物の宛先票を取り間違えてしまう宛先間違い
2.納品書などの伝票の内容が違うなどの伝票の添付ミス
3.商品の数量が多かったり、少なかったりする商品数の間違い
4.違う商品を発注してしまう出荷内容の違い

テレコ出荷が発生する要因

テレコ出荷を防ぐためにはテレコ出荷が発生する要因を把握することが重要になってきます。
そこで今回は「テレコが発生する要因」を3つご紹介いたします。

テレコ出荷が発生する要因①「ピッキングミスが多い」

ピッキングミスとは違う商品や違う数量をピッキングしてしまうことです。ピッキングミスの中でも特に多いのが、「数量間違い」です。品番を確認するときには、さほどミスは発生しませんが、数量を確認して棚から商品を取る際に頻繁にミスが発生します。

テレコ出荷が発生する要因②「入れ替え出荷の発生を1つの原因だと仮定する」

後半部分の「テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点」で詳しく解説いたしますが、入れ替えが発生する原因は1つではありません。複数の原因が何層にも組み合わさって、入れ替え出荷は発生します。そのため、入れ替え出荷の原因を1つと仮定してしまうと、最適な改善策を発案することが難しくなります。

テレコ出荷が発生する要因③「原因をヒューマンエラーで終わらせている」

テレコ出荷の原因をヒューマンエラーと断定するべきではありません。確かに人間が作業をしているのでミスが起きてしまえば、それはヒューマンエラーと呼ばれます。

しかし、原因をヒューマンエラーで終わらせてしまうだけでは、テレコ出荷をなくすことはできません。ヒューマンエラーを可能な限り減らすために作業工程や作業現場を見直し続け、改善策を打ち出すことが重要です。

テレコ出荷が発生すると生じる影響とは?

ここまで、テレコ出荷が発生する要因や発生事例を解説いたしました。
テレコ出荷が発生すると様々な影響が企業に生じます。
そこで、ここでは「テレコ出荷が発生すると生じる影響」を3つご紹介いたします。

テレコ出荷が発生すると生じる影響①「個人情報が漏洩する」

テレコ出荷が発生すると、個人情報が漏洩します。納品書には届け先の名前や住所、商品情報などが記載されています。このため、本来届けるべき人の個人情報が漏洩することなります。

テレコ出荷が発生すると生じる影響②「会社の信用が下がる」

テレコ出荷が発生すれば、欲しいものが届かなかったり、商品の数量が違ったりすることによってお客様に迷惑がかかります。このようにお客様に迷惑をかけてしまうと、会社の信用が下がり、今後の売り上げに悪影響を及ぼす可能性があります。

テレコ出荷が発生すると生じる影響③「在庫数の不一致」

テレコ出荷が発生すると、実際の商品数と帳票上の商品数に食い違いが発生します。在庫数の不一致が発生すると、確認が必要になります。
そのため、本来よりも発送の日時が遅れてしまいお客様に迷惑がかかることがあります。

テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点

「テレコ出荷を防止して誤出荷をゼロにするために注意すべき点」は、そもそもテレコ出荷が発生する原因は複合的で1つに限定できるものではないということです。複数の原因が何層にも組み合わさって、テレコ出荷は発生します。

そのため、テレコ出荷を減らしていくためには、1つ1つのテレコ出荷に対して「今回の発生原因」「発生に至った経緯」などを細かくチェックしていくことが重要です。このように、まずはテレコ出荷の複数の原因を把握して、1つずつ分析していくことがテレコ出荷を防止する一番の近道です。

また、その他のテレコ出荷を防止する具体的な方法としては「商品の混合を防ぐためのピッキング・出荷スペースの確保」や「サイズやカラーが間違っている場合に特に有効な管理タグを正確な貼り付け」などが挙げられます。

出荷ミスをした場合の報告書の書き方

出荷ミスの報告書は特別な書き方をする必要はありません。一般的な報告書と同様の書き方をすれば、受理してもらえます。なぜこのようなことが起こったのかという原因と、これからこのようなミスがないようにするための改善策の2つを書きます。書き方として、指定されているものはありませんが、読み手が原因と改善策を読んで簡単に理解できるように心がけることが重要です。

しかし、2回目のミスの際の報告書の書き方は内容が変わります。
2回目にミスが起こった原因が1回目と同じなのか、違うのかを考えて、確実にミスを再発させないように、徹底的に原因を追求することが重要です。提出が必要なものではありますが、報告書を作成することが目的になってはいけません。出荷ミスを防ぐことが目的です。

まとめ

この記事では、テレコ出荷の発生要因や誤出荷をゼロにするために注意すべき点などを解説いたしました。
テレコ出荷は会社の信用を大きく下げてしまう可能性があります。
今回の記事がテレコ出荷を減らす際にお役に立てれば幸いです。

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物流管理とは?目的や課題など、基礎知識をご紹介!

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RFIDとは?仕組みや価格、導入事例などをわかりやすくご紹介いたします。

ECサイトの構築が完了して販売を行う際に難しくなることが在庫管理です。1つ1つの商品を管理することは非常に面倒です。そこでRFIDシステム導入することで在庫管理の効率化を図ることができます。今回はRFIDタグやシステムについてご紹介いたします。

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藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
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RFIDとは、読み方や仕組みをわかりやすく解説

RFIDとは「radio frequency identifier」の略称で、日本語では「無線周波数識別子」と訳されます。読み方はアルファベットで「RFID(アールエフアイディ)」です。RFIDは電波で情報をやり取りするRFタグの中でも、ID情報を埋め込んだ情報媒体のことを指します
RFIDタグはタグ自身から発される電波を対応するスキャナやリーダーによって読み取ることで識別を行います。RFIDの特徴はデータの書き換えができることや、汚れに強いことです。また、電波で情報のやり取りを行うため、遮蔽物があってもタグを読み取ることができます。

RFIDを導入することで在庫管理を効率化することができます。従来では在庫管理を行う際には商品のタグを1つ1つ読み取っていましたが、RFIDタグの場合には1度に複数のタグを読み取ることができるため商品管理の時間短縮に繋がります。在庫管理をする際に高い位置に商品を置く状況が考えられますが、商品を棚から降ろす際の危険が減ることで従業員の安全を確保することができます。また、RFIDはID情報を簡単に書き換えることができます。在庫管理を行う際に重要になります。
情報を電波でやり取りするため表面が汚れてしまうと、従来のバーコードでは読み取れなくなってしまいますが、RFIDタグの場合には問題なく読み取ることができます。

一方で、RFIDタグを読み取ることができる距離には限界があります。在庫管理をRFIDタグに頼り切ってしまうと仮に読み込みから漏れてしまった商品を特定することは非常に困難になることもあります。

また、RFID同士を近づけすぎると正しく読み取りができなくなることや、電波による影響で金属が熱を発生することがあります。RFIDシステムは便利な面がある半面で物理的な問題があることに注意をしなくてはなりません。

物流の場では在庫を入荷時の検品の際に用いることで、包装されている状態で中が確認できない場合にも検品を行うことができるため効率的な搬入を実現しています。

RFIDシステムで可能になる位置情報の特定

RFIDタグを利用することで位置情報の特定ができることが現在注目されています。倉庫の数ある在庫の中から目的の在庫を探す手間を省くことで大幅な時間短縮が可能になります。

また、生産ラインでもRFIDの位置特定システムは用いられています。生産工程中で人と物の滞留時間を調べることで生産ラインの効率化を図っています。物だけでなく人の通過を管理するためにRFIDタグが用いられることもあります。入退出管理をアナログ的に行う必要がなくなるため、時間はかからなくとも煩わしい作業が無くなるため業務の効率化を図ることができます。

RFIDタグのUNIQLO(ユニクロ)の導入事例

UNIQLOではいち早くRFIDの導入が進められてきました。UNIQLOの場合ではRFIDタグを用いてのセルフレジの導入が行われました。以前までのUNIQLOは会計をしてもらうために行列に並ぶ必要がありました。1つ1つの商品のバーコードを読み取る必要があったことが行列の大きな理由の1つでした。

そこでUNIQLOは生産の段階で全ての商品にRFIDタグを付けることで生産効率の向上と、在庫管理の効率化、精算の簡略化に成功しました。最も利用客がストレスに感じていた行列を解消した要因がセルフレジの導入です。
RFIDタグの複数のタグを1度に読み取ることができるという特徴を利用して導入されたセルフレジは買い物カゴを所定の位置に置くだけで商品の読み取りと金額の計算を行ってくれるレジです。また、今後UNIQLOは、位置情報を特定することで店内の品物の位置を地図にするという試みも発表しています。

RFIDタグの導入効果は上記以外にもセキュリティの面で改善が起きました。RFIDタグは情報を書き換えることができるので、購入済みの商品を購入済みに書き換えることでセキュリティゲートで探知することが無くなりますが、購入済みに書き変わっていない際にはセキュリティゲートが反応するといったように、1つのタグで効率化とセキュリティの2つの効果が得られます。

海外のECサイトでは試着室に持ち込まれたことを感知し、ECサイト内の在庫を変化させるというECサイトと実店舗の連携や、BOPIS(インターネットで購入し、実店舗で受け取る購入方法 Buy Online Pick-up In Storeの略称)のために注文商品と店頭在庫を連携させるためにもRFIDが有用となっています。
他にも、RFIDリーダーがついている冷蔵庫を開発し、食品にRFIDタグを導入することで消費期限の管理をすることも試みられており、企業だけでなく今後は家庭にもなじみ深い技術となっていくでしょう。

RFIDタグやリーダーの価格、メーカーをご紹介

RFIDタグは現在は安価になりましたが、商品の特徴によってタグを変更しないと効果的に用いることができません。商品の特徴に合わせて利用するために様々な種類のRFIDタグやリーダーを販売しているメーカーをご紹介いたします。

RFIDタグ、リーダーを販売しているメーカー①Alien Technology

AlienTechnologyはRFIDシステムを主な業務としているアメリカの会社です。RFIDタグの価格は単価12円から20円の間と安価で購入することができます。販売しているRFIDタグの種類も多いため商品の特徴に合致しているRFIDタグを選択して導入することができます。

RFIDタグ、リーダーを販売しているメーカー②RFIDアライアンス

RFIDアライアンスはRFIDタグやリーダーの生産、販売を行う日本の企業でRFIDタグやリーダーだけでなく、RFIDタグやリーダーを販売するサイト運営やモールECサイトでの販売を行っているため価格や種類だけでなく、購入方法も選択することができるため業務の効率化だけでなくより柔軟にRFID導入を進めることができます。

まとめ

RFIDシステムは非常に便利ですが、その分コストやデメリットも存在しています。導入に掛かるコストと運営のかかるコストをしっかり計算をして、導入した場合にはどのくらいの期間で導入しなかった場合よりお得になるかの見通しを立てましょう。しっかりと効果的に導入を検討しましょう。

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Shopifyショップの在庫管理法まとめ!在庫切れ表示方法や連携サービスもご紹介!

Shopifyを利用してECサイト運営をする際に、在庫管理方法についてお困りの方は多いかと思います。今回は、Shopifyの在庫管理の方法や、連携している在庫管理システムをご紹介いたします。

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藤井 玲

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Shopifyの在庫管理の方法とは

Shopifyにおける在庫管理と設定の方法を解説いたします。まず、Shopify側でできる設定です。Shopifyの商品管理のタブの中に、[在庫]という設定があります。

SKUとは、Stock Keeping Unitの略で、在庫管理を行う際の最小管理単位のことです。売数や在庫数の管理はこの単位で行われ、欠品を防ぐことと販売機会の損失を防ぐ役割があります。

バーコードは、品番などを設定する欄です。外部のシステムと連携したり、ハンディターミナルを使用した在庫管理をする際に必要になります。

また、「在庫を追跡する」の欄には、デジタルコンテンツなどの在庫が存在しないモノの販売をのぞけば、チェックしておくとよいでしょう。この欄にチェックすると下部の在庫数を設定できます。

「在庫切れの場合でも販売を続ける」にチェックを入れると、在庫が0の時でも、購入することができます。いわゆるバックオーダーが可能です。逆に、チェックを外しておけば、在庫がない場合は「売り切れ」と表示され、購入不可の状態になります。

Shopifyの在庫切れ商品の表示

Shopifyにおいて在庫切れが発生した場合には、3通りの表示方法があります。

①アプリを使って売り切れ商品を非表示に

一つは売り切れた商品をそもそも表示しないという方法です。これはShopifyの自動コレクションという機能を使用して非表示にできます。管理画面から手動で行うか、在庫管理アプリを使用して行うことができます。

②「売り切れ」と表示する

次に売り切れた商品に売り切れ表示を付けて注文できないようにするということです。これは、先ほど説明したように、「在庫切れの場合でも販売を続ける」のチェックを外せば大丈夫です。売り切れの表示を出しておくことで、サイト訪問者に興味を持ってもらい、入荷通知を送ることもできるためオススメの方法です。

③在庫切れの場合でも販売を続けるなら

最後に「在庫切れの場合でも販売を続ける」にチェックを入れた場合、在庫切れの場合でも商品が購入できます。在庫切れ中に購入された場合は、できるだけ早く発送できるように発注をかけます。また、ユーザーにバックオーダーであることを伝えておきましょう。この方法は、迅速に在庫を補充可能なシステムを構築していることが必要です。

在庫の減少を通知してくれるShopifyアプリも

在庫アラート

せっかくのお客様のサイト訪問も、在庫が切れていれば販売機会を逃してしまうことになります。そんなネットショップですが、Shopifyなら在庫が減少し売り切れる前にお知らせをしてくれるアプリがあります。それが「在庫アラート」です。通知が必要な商品を指定しておけば、毎日一つ一つ確認しなくても適切なタイミングでの補充が可能です。

在庫アラートーShopifyアプリストアー

Shopifyと連携した在庫管理システム4選

Shopifyにおける在庫管理は、Shopifyと連携した在庫管理システムを利用することで、スムーズかつ効果的に行うことができます。在庫管理システムでは、出荷指示や配送状況などを倉庫と連携することで、的確な在庫管理が可能になります。また、受注管理、や発送処理などを自動化することで、ショップ運営を効率よく行えます。

mylogi

mylogiは、Shopify公式パートナーであるアートトレーディング株式会社が提供する在庫・物流管理システムです。在庫管理から物流処理まで、すべてをサポートしてくれます。10年以上の豊富な実績を持つEC運営会社が、EC事業者のためにつくったシンプルな画面と業務フローのシステムです。

特徴・月額固定制で売上が増えても安心!
・複数倉庫管理が可能
・大手ECモールとも連携管理可能
・自動出荷で運営拡大

料金一覧

mylogi Lite mylogi EC mylogi standard
初期費用 0円 100,000円 300,000円
月額費用 8,800円 30,000円 50,000円
最低契約期間 6か月
倉庫数 2 3 5
ユーザー数 2 5 10
倉庫数追加 1倉庫/月 5,000円
ユーザー追加 1ユーザー/月 5,000円
月間出荷件数 300件 1,500件 3,000件

 

\mylogiについてもっと詳しく知りたいなら/

公式HP:)https://www.mylogi.jp

NEXT ENGINE

NEXT ENGINEは、複数のECサイトを一元管理できるシステムです。自社サイトやECモールなど、複数のオンラインチャネルを運用している場合におすすめです。在庫管理の一元化と業務全般の自動化が可能です

特徴・複数のネットショップを、1画面で管理できる
・セット商品にも対応
・アプリのインストールで機能の追加が可能、独自開発もできる

料金一覧

NEXTENGINEの利用料金は、基本月額料金と受注件数に応じた従量課金制です。

初期費用  ¥0
基本月額料金 ¥10,000(受注件数400件まで)
従量課金区分 401件~ 1,001件~ 3,001件~ 5,001件~ 7,001件~
従量課金単価
(受注1件あたり)
25円 20円 15円 10円 5円

公式HP:)https://next-engine.net

Zaico

低コストでの利用が可能な、クラウド在庫管理システムです。スマホからアクセスでき、日々の管理を楽々に行えます。

特徴・スマホでどこからでもアクセス可能
・シンプルで低コスト
・仕入れ、納品データのエクスポート機能

料金一覧

無料プラン ¥0の他に

プラン エントリープラン スタンダードプラン シッピングプラン
月額費用 ¥980  ¥2,980 ¥9,800
月追加ユーザー
1名
あたり
¥350  ¥950  ¥1,500

公式HP:)https://www.zaico.co.jp

ロジクラ

ロジクラは、基本機能を無料で使える安心の在庫管理システムです。iPhoneなどの端末を利用して、手軽に検品も行えます。

特徴・ハンディターミナルがなくても、iPhoneでスキャンが可能
・低コストなプランが多い
・ECショップサービスや他受注管理システムと連携可能

料金一覧

無料プラン スタータープラン スタンダードプラン WMSプラン
月額費用 ¥0 ¥9,000 ¥29,000 ¥49,000
拠点数 1拠点まで 1拠点まで 3拠点まで 3拠点まで
月間出荷 300件 300件 1,000件 1,000件

※ 月間出荷件数を超える場合は5円/1出荷(オーダー)の従量課金が発生します

公式HP:)https://logikura.jp/

まとめ

いかがだったでしょうか。Shopifyなら、在庫管理機能の利用も、連携サービスも充実しています。自社サイトの現状の課題や展開の見通しを考慮に入れて、在庫管理の効率化を目指しましょう。

倉庫管理や費用でお悩みの方へ

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最近注目されているOMS (オーダーマネジメントシステム)とは? メリット、デメリットからよく比較されるEMSやWMSとの違いまでご紹介致します。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」という言葉をご存じでしょうか?あまり聞きなれない言葉だと思いますが、近年注目されているIT用語の一つになります。

今回、「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入する際のメリット、デメリットからよく比較されるEMSやWMSとの違いをまとめましたので紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

注文管理システム「OMS(オーダーマネジメントシステム)」の意味とは

「OMS」とはOrder Management System の略称で、日本語では注文管理システムと訳されます。主にECサイトに入力された注文情報を管理し、在庫管理、入金管理、お客様への注文管理メールまでを合理的に一括管理するシステムを指します。

例えば、今までオンラインとオフラインで分けられていた管理システムは必要なくなります。大まかな概念は抑えられたと思うのでその詳細を見ていきましょう。また、証券用語としても使われる場合もあります。

OMSを導入する際のメリット・デメリット

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」では簡単に行ってしまえば情報を一括管理するわけですがもちろんそこには様々なメリット、デメリットがあります。また、導入する前に知っていけば対応できるものもあります。まずはその導入するメリットから紹介します。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するメリット①「業務の効率化」

もし「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入していなければ、複数のサイトからの受注を行っていいる場合がほとんどだと思います。会社によっては経理がExcelを駆使しながら、何とか在庫・財務管理を行っているという事例もあります。

しかし、「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入していれば、これらの手間が省くことができ、合理的に一括で管理されます。例えば(オーダーマネジメントシステム)」では今までバラバラに管理していた商品情報、在庫情報、注文情報、顧客情報が一つのオペレーションで管理が行われます。

また、導入前に比べて配送手続きや在庫管理、領収書や請求書の作成がより効率的に行われます。そのため、業務の効率化以外にもこれまで掛かっていた経費を削減出来るという大きなメリットもあります。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するメリット②「ミスの削減」

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するメリットの二つ目はミスなどを減らすことが出来ることです。

もし「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入せずに複数のサイトから商品を受注しているとします。それらの1品1品を確認するのに多くの手間や人手がどうしても掛かってしまします。その分従業員によるミスやトラブルの発生してしまいます。

そのため「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入していれば、それらを自動的に管理できるのでミスを減らすことが出来る上、無駄な人員も削減できます。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するデメリット①「導入に多額の資金が必要」

初期費用が掛からないシステムもありますが、様々な機能を搭載しているシステムの場合だと初期費用が100万円以上発生するケースも出てきてしまいます。

また、導入後はランニングコストも発生してきます。この点もシステム導入時に考慮しなければなりません。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するデメリット②「導入に労力が必要」

新しいシステムを導入するため、もともとある基幹システムや会計システムなどとの連携の調整が必要になってきます。「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入するにあたりそれぞれのシステムの役割も変更することも考慮しなければなりません。

加えて、今まで複数のサイトから注文や受注を行っていたため、そこに発生していた多くの人員は削減出来ますが、新たにデジタル環境に慣れている人材が必要になっていきます

もし、社員にそのような人材が少なければ教育しなければなりません。また、様々なシステムが自動化されてしまうので、コミュニケーションの機会が減ってしまいます。それもデメリットの一つかもしれません。

OMS(オーダーマネジメントシステム)とEMSの違いとは

「EMS」とはExecution Management Systemの略で日本語では取引執行管理システムとい証券用語です。「OMS(オーダーマネジメントシステム)」はとの違いはそのシステムがカバーする範囲が違います。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」は証券取引においても「EMS(取引執行管理システム)」含め様々なシステムを一括管理をします。一方「ENS(取引執行管理システム)」は主にトレーティング業務のみをサポートするシステムになります。

そのため「EMS(取引執行管理システム)」は「OMS(オーダーマネジメントシステム)」の中にある1つのシステムということになります。

 

OMS(オーダーマネジメントシステム)とWMSの違いとは

「EMS(取引執行管理システム」同様「OMS(オーダーマネジメントシステム)」と比較されるのが「WMS(倉庫管理システム)」Warehouse Management Systemです。

「OMS(オーダーマネジメントシステム)」との最大の違いは管理する情報の範囲です。「OMS(オーダーマネジメントシステム)」は注文から在庫管理までを行いますが「WMS(倉庫管理システム)」は倉庫のみしか管理をしません。

また、すでに「WMS(倉庫管理システム)」を導入している企業が「OMS(オーダーマネジメントシステム)」を導入する際にはこの二つのシステムの連携が重要となってきます。

OMS(オーダーマネジメントシステム)を導入する際の注意点

最後に上述したメリット、デメリットを含め「OMS(オーダーマネジメントシステム)」導入時の注意点を二つ紹介していきます。初歩的な物にやりますがこの2点が抑えられていなければ、「OMS(オーダーマネジメントシステム)」の効果は発揮されません。

-注意点①「 既存システムとの連携」

まず一つ目の注意点は現在のシステムと連携出来るのかがポイントになってきます。「OMS(オーダーマネジメントシステム)」の管理する情報の範囲は多岐にわたります。その分連携するシステムは増えてしまいます。今あるシステムに連携できるかどうかも導入時の重要な注意点となってきます。

-注意点②「 従業員にあったシステム」

二つ目の注意点はその従業員にあったシステムを導入することです。繰り返しになりますが一定数デジタル環境になれた従業員がいなければ、逆に仕事の効率化は図れません。そのため従業員のリテラシーにあった「OMS(オーダーマネジメントシステム)」の選択が必要になります。

まとめ

いかかがっだたでしょうか。現在、様々なシステムがデジタル化を進められています。
「OMS(オーダーマネジメントシステム)」もそのうちの一つにすぎません。
導入に多少のリスクはありますが使いこなせば我々の仕事を大きくサポートしてくることは間違いないでしょう。

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「BOPIS」が近年注目される理由は?コロナ禍での消費者ニーズを踏まえて、メリットや事例をご紹介します。

「BOPIS」という言葉をご存じでしょうか。あまり聞き慣れない言葉ですが、今後、小売業界や配送業界においては、キーワードとなってくると考えられます。今回は、BOPISについてのメリットや事例を、アフターコロナの日常を踏まえてご紹介します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

BOPISとは?

BOPISの読み方は?

BOPISの読み方は「ボピス」です。BOPISは、「Buy Online Pick-up In Store」を略した言葉で、簡単に言うとオンラインで買った商品を店舗で受け取れる仕組みのことです。年々拡大するEC市場では、効率化や人々の需要に合わせて、多くの新しいサービスやソリューションが開発されています。BOPISもその内のひとつで、従来のような自宅への配送だと都合の悪い人へのサービスです。

コロナ禍で注目されるBOPIS

BOPISは、荷物の配達を家で待つのが煩わしい人や、家と職場の行き来の間で受け取りをしたい人などをターゲットに、いくつかの企業がサービスを開始しています。

コロナ禍の巣ごもり需要で、さらにオンラインチャネルの利用が増えた現在では、配送方法にも「置き配」や「サイン不要」などのバリエーションが生まれました。外での購買が減ったコロナ禍で、BOPISは顧客にとっては買い物時間の短縮になり、事業者にとっては顧客が店舗に訪れる機会や時間を増やしてくれるため、双方から意欲的な視線が向けられています。

これからのアフターコロナの時代においても、活躍していきそうなBOPISですが、まだまだ利用率は5.7%と低いです。(2020年株式会社バルク調べ)

BOPISのメリット

お客様からのメリット

①ネットショッピング感覚!なのに送料がかからない!

購入自体はオンラインチャネルで行うため、商品検索やレビューの閲覧などが行えます。お店に行ったら売り切れ、なんてこともありません。自宅に届けてもらうわけではなく自分で取りに行くため、送料はかかりません。

②自分の好きなタイミングで商品を受け取れる

自宅配送の不便な点は、いつ来るかわからない配達を、自宅で待たなければならなかったことです。BOPISを利用すれば、都合の付く時間まで店舗で保管してもらえ、仕事帰りなどの隙間時間での受け取りも可能になります。

③シームレスな買い物が可能

店舗とオンラインを組み合わせて使うことができるので、例えば、オンラインで在庫の有無を確認してから買いに行ったり、受け取り時に不備があればその場で返品ができたりと、実店舗のみやECサイトのみの利用よりも使い勝手が良いです。

事業者にとってのメリット

①顧客のユーザビリティ上昇

なんといっても、BOPISは利用顧客にとってメリットが多いです。顧客のニーズに対応していくことで顧客満足が高まり、リピート率上昇や、競合との差別化にもつながります。

②配送コストの減少

注文一つ一つを倉庫から各自宅へ配送するよりも、倉庫からまとめていくつかの店舗への配送となるので、コストや工数の削減に繋がります。また、注文商品の在庫が届け先店舗にあれば、配送は不要になるのもメリットです。

③お客様の来店機会を増やせる

これは、コロナ禍でBOPISが注目されている大きな理由といえます。外出自粛で客足が遠のいた店舗に、お客様が来店するきっかけになるからです。ここから、他の商品も目に入れてもらい、いわゆる「ついで買い」などに繋げて、売上やお客様の滞在時間を伸ばせるのがBOPIS最大のメリットです。

BOPISに必要なこと

BOPISを自社で取り組むには、まず実店舗とECサイトの二つ以上のチャネルが必要になります。

また、在庫データを統括して管理するシステムも必須です。それらがそろった後も、ピッキングや配送指示を素早くすますオペレーションが必要になってきます。

システム構築が既にできていて、ECと店舗のシームレス化が済んでいる事業であれば、これからBOPISに取り組んでみてはいかがでしょうか。

BOPIS海外の事例

2019年のICSC(国際ショッピングセンター協会)の発表によると、米国でのBOPIS利用者は成人の半数を超えるようです。また、そのうちの61%もの人がリピート利用をしています。この数字は、日本におけるBOPIS利用率に比べても大分高いですね。米国の利用率の高さの背景として、BOPIS導入事例を見てみましょう。

参照:ICSC「ICSC Finds Over Half of Online Shoppers Use Click-and-Collect

Walmart

Amazonのライバルで有り、リアル店舗に強みを持つウォルマートでは、2015年から、EC分やの強化に力を入れ、BOPISの先駆けとして、「クリックアンドコレクト」という取り組みを行っていました。その利便性から急増したBOPIS利用客に、従業員による受け渡しでは対処しきれず、受け渡し業務は次第に人の手からピックアップ用のロッカーへと移っていきました。ウォルマートでは、巨大な「ピックアップロッカー」を全店に設置することを現在の目標としています。

Starbucks

細かい注文が可能で人気のスターバックスですが、こちらも2017年からオンラインチャネルの強化を掲げています。モバイル注文や決済が可能となり、待ち時間短縮や、カスタマイズも口頭での注文よりわかりやすいなどのメリットがあり、ついにBOPISでの売上が、売上総額の11%に上りました。2019年からは、都内のいくつかのスターバックスでも、「モバイルオーダー&ペイ」としてサービスが開始されています。

 

このように、アメリカでは少し前からBOPISの普及が始まっていたようです。国土の広さから、BOPISによる配送コストの削減は、日本よりも大きなメリットであったと考えられます。また、新しいソリューションに素早く適応している企業の姿も多くうかがえます。

BOPIS日本の事例

日本でも、家電業界や家具業界など、いくつかの企業でBOPISのサービスが提供されています。

ヨドバシカメラ

多くの店舗数を誇るヨドバシカメラの店舗受け取りサービスでは、受け取り希望店舗に在庫がある場合、30分以内での商品提供を行っています。また、その他店舗に在庫がある場合には取り寄せが可能であり、一部店舗では24時間受け取り可能となっています。

ニトリ

専用のECサイトから24時間注文可能です。14時までの注文で、最短当日受け取りなど、家具の注文としてはとても使い勝手が良いです。また、商品によっては、オンライン決済か店舗決済か選べる場合もあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。BOPISは実店舗に十分力がある場合や、実店舗のユーザビリティを高めたい場合などに有効です。アフターコロナの中で、店舗受け取りサービスのニーズは高まっていくと考えられます。オムニチャネル化の検討の際には、是非一度検討してみてください。

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実地棚卸とは?実施する理由や注意点、実施の方法について紹介します。

商品・製品の販売を行う企業で行われる業務に「実地棚卸」があります。言葉は聞いたことがあると思います。しかし、実際に何をすればよいのでしょうか。ここでは実地棚卸を実施する理由や注意点、実施の方法を紹介します。また実地棚卸と帳簿棚卸がありますが、この2点の相違点と問題が起きた際の解決方法もご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

実地棚卸とは

実地棚卸の読み方は「じっちたなおろし」と読みます。また、英語では「Physical inventory」となります。「Physical」は「物理的」、「inventory」は「在庫」という意味で直訳すると「物理的な在庫」ということになります。
実地棚卸は実際の商品や製品の在庫を数え、手元にある商品量を算定することを指します。単に「棚卸」というと実地棚卸を指すことがほとんどです。

実地棚卸を行う理由

実地棚卸を行う理由は大きく以下の2点です。

実地棚卸を行う理由・在庫の確認
・利益の確認

 ここでは、実地棚卸を行う理由についてご紹介いたします。

実地棚卸を行う理由①在庫の確認

実地棚卸は前述したとおり、商品や製品の在庫を実際に確認することです。実際に確認するということで在庫がデータと差異がないか、商品・製品に傷などの品質の問題がないかなどの確認をすることができます。在庫のデータとの差異は入力ミスや、盗難によって引き起こされるものであり、実地棚卸をすることで適切な管理をすることができます。

実地棚卸を行う理由②利益の確認

在庫は「棚卸資産」と呼ばれ、企業の総資産の大部分を占める資産となります。
会計上では商品として販売されない限り費用である「売上原価」として計上されません。実地棚卸を行い、実際に販売された在庫を確定させることで売上を算出することができます。
棚卸資産の原価総額の売上高を区分し正確な利益を計上するために実地棚卸を行う必要があります。

実地棚卸における注意点

実地棚卸についていくつかの注意点があります。ここでは間違いやすい2点を紹介します。
実地棚卸における注意点・時期や義務
・立会

実地棚卸における注意すべきポイント①時期や義務

実地棚卸行う時期は決算前です。3月・6月・9月の決まった時期に行われることが多いです。しかし、明確な時期の指定はありません。そのため利益を確定しなくてはいけない決算前に行われることがほとんどです。
また、注意しなくてはならないことは明確な時期の指定が無いものの、利益を確定させるために必ず行う義務があります。もし行わなかった場合には納税の金額が正当なものでなくなったり、過剰・過小な在庫になってしまうことになり大きな損失を被る場合があります。

実地棚卸における注意すべきポイント②立会

実地棚卸を行う際は、年に一度監査法人が同席し、棚卸の実施方法が正当であるかを確かめてもらう「立会」が必要になります。これは棚卸の実施方法だけでなく、在庫数量の妥当性、在庫の管理や保管方法の適切性を第三者に確認してもらうことになるため非常に重要です。棚卸立会は通常「期末日」に実施されます。
しかし、経営者が年次の棚卸数量を決定しているか、継続的に記録することを実施しているかに関わらず期末日以外にも行われる場合があります。期末日に行われても、期末日以外に行われることとなっても棚卸資産の管理方法の整備や運用状況の有効性に基づいて、監査上適切であるかどうかを判断します。

実地棚卸の方法

実地棚卸には以下の2つの方法があります。

実地棚卸の方法・タグ方式
・リスト方式

ここでは2つの方法とメリット、デメリットをご紹介いたします。

実地棚卸の方法①タグ方式

タグ方式とは棚卸資産の現物の品目と数量を確認します。その後に棚札(タグ)を現物に貼り付けることで数量のカウントを行う方法です。タグ方式のメリットは現物を確認してから照合を行うため計上漏れの発生が少ないです。デメリットは現物に貼り付けたタグは連番管理が必要になるため手間がかかります。

実地棚卸の方法②リスト方式

リスト方式とは実際の棚卸資産が在庫管理システムや在庫管理表等のリスト上の数量と一致しているかを確認する方法です。リスト方式のメリットはリスト上の一致を確認するため手間が少ないです。デメリットはリスト上の在庫と一致しているかを確認する方法のため計上漏れが発生する場合があります。

実地棚卸で要領良く仕訳を行う方法

実地棚卸を行うことで正確な利益を算出する事を先述しましたが、実際に売上から売上原価を差し引き利益を算出することを「仕訳」と呼びます。仕訳を行うことで何が増減したかを分類することができます。ここでは実地棚卸で要領良く仕訳を行う方法を紹介します。

実地棚卸で要領良く仕訳を行う方法①

「最終仕入原価法」と呼ばれている方法があります。こちらは仕入れ価格を決算日に最も近い仕入れ価格とみなし計算する方法です。仕入れ価格にばらつきがあったとしても一律な仕入れ価格とみなし計上するため非常に簡単に理解ができます。
しかし、期末直前の価格変動の影響を受けやすく適切に判断ができない場合があるというデメリットが存在します。

実地棚卸で要領良く仕訳を行う方法②

「洗い替え法」と呼ばれる方法です。また洗い替え法は低価法と呼ばれ、先ほどの最終仕入原価法とは違い原価と時価を選択できる柔軟性があります。そして、低価法は在庫の市場価値が帳簿価額を下回った場合に下回った額を評価損として計上できるため、その分だけ利益を少なく計上することができます。これにより節税効果があります。
しかし、こちらの方法の場合、時価の把握が困難、計算が最終仕入原価法より複雑になるといったデメリットが存在します。

実地棚卸と帳簿棚卸の相違点

実地棚卸と帳簿棚卸の相違点は、実地棚卸は実際に在庫を確かめるということに対して、帳簿棚卸は仕入れた商品の数から売れた商品の数を引くことで「あるはず」の商品数を計算するという点です。どちらか一方を行えばいいということではありません。帳簿棚卸の方が把握することは簡単ですが、実際の在庫とのずれが生じてしまう場合があるからです。実地棚卸を行う理由の一つである正確な在庫の把握はこのためにあるため、実地棚卸と帳簿棚卸は併用して扱うべき方法です。

実地棚卸と帳簿棚卸の数量が合わなかった場合

実際に在庫を確かめてみると記録漏れや紛失、破損などの人のエラーや、盗難などによる被害によって帳簿棚卸の個数と実地棚卸の戸数が合わなくなる場合があります。この時には実際に確認している実地棚卸を基に帳簿棚卸の戸数を修正することになります。
しかし、数を合わせるだけでは根本的な解決にならないため「棚卸誤差率」という指標を計算します。計算方法は差異の絶対値を実地棚卸後の数値で割り100を掛けて百分率で表すという単純な計算方法になっています。多くの企業ではこの棚卸誤差率を目標を「0.1%」としているようです。

実地棚卸を学ぶ際に参考になる本

実地棚卸を学ぶ際に参考になる本

実地棚卸を理解を深めるためには「在庫とは何か」という事から実地棚卸だけでなく在庫管理の方法までを一冊にまとめている次の本をご参考になさってください。

誰も教えてくれなかった 実地棚卸の実務Q&A
著者:國村 年, 松井 大輔, 大野 貴史
出版社:中央経済社

まとめ

実地棚卸とは在庫管理のために必要な行為ですが、在庫管理だけでなく利益の計上のためにも必要なことです。手間がかかりますが、商品・製品を取り扱う企業であれば必ず行わなければなりませんので効率的かつ効果的な方法をお試しくださいませ。

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倉庫管理や費用でお悩みの方へ

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低温倉庫とは?常温倉庫や冷蔵倉庫の温度帯、価格相場を紹介します。

倉庫の管理において、温度という要素は重要なのにも関わらず、あまり注目されていません。適切な温度管理ができなければ、商品の状態を悪くしたり、出荷ができなくなることもあります。そこで今回は、商品を一定の低温のまま管理する低温倉庫についてその温度帯やメリット、相場の価格について紹介します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
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低温倉庫とは

低温倉庫は、実は定温倉庫とも呼ばれ、温度や湿度一定に保たれている倉庫のことです。年間を通じて一定の温度に保つことで、温度変化に弱い商品を適切に管理することができます。生鮮食品などを輸送するコールドチェーンにおいては欠かすことのできない倉庫です。農産物や水産物のように、長期間を鮮度を保つことが難しい商品の価格を安定させることに成功しているが、コスト面では通常の倉庫よりも費用がかさんでしまうというデメリットがあります。

常温倉庫、冷蔵倉庫、冷凍倉庫の温度帯

低温倉庫は一定に保つ温度帯によって、3つに分けられます。それぞれの温度帯と特徴を知ることで、効率的な倉庫管理ができるでしょう。

常温倉庫

常温倉庫は常に10℃以上に保たれている倉庫です。一般的に高すぎず、低すぎない温度である10℃~20℃の間に調整されている倉庫が多いです。倉庫業法施行規則でも10℃以下かどうかで常温か冷蔵か分かれています。

常温倉庫は、倉庫内の温度の調整があまり必要ない場合が多いため、比較的安価に使用でき、大きな収容スペースを取ることができます。また、熱には弱いが常温保管が可能な商品など多岐にわたる商品を保管することができます。

冷蔵倉庫

冷蔵倉庫とは、10℃以下の低温で商品を保管する倉庫です。倉庫の分類上は、10℃以下の倉庫はすべて冷蔵倉庫と呼称しますが、ここでは冷凍倉庫と冷蔵倉庫を区別します。というのも、冷蔵倉庫の中でも様々な温度帯があり、保管する商品の性質によって適切な種類の冷蔵倉庫に預けることが重要になるためです。冷蔵倉庫は保管可能温度差によって、以下の7つの等級に分けられます。商品を保管する冷蔵倉庫を選ぶ際はこの等級を参考にして選びましょう。

C3級 10℃~-2℃
C2級 -2℃~-10℃
C1級 -10℃~-20℃
F1級 -20℃~30℃
F2級 -30℃~-40℃
F3級 -40℃~-50℃
F4級 -50℃以下

一般的に「冷蔵」と区分される温度はC3~C1級の間であり、野菜や果物、乳製品などの保管に適しています。

冷凍倉庫

冷蔵倉庫の中でもより低温で保管する倉庫を冷凍倉庫と区分しています。一般的には保管温度がF級以上の倉庫を冷凍倉庫と呼びます。鮮度が重要な食品や、医薬品、化学薬品などもここに保管されます。

冷凍食品やアイスクリーム、肉や魚などを保管するのに適しています。更に低い-40℃以下の倉庫では、冷凍マグロなどの非常に低い温度で管理する必要があるものを保管することができます。ただし、気温が下がれば下がるほど管理コストは上がり、倉庫面積は狭くなるため、適切な倉庫の選択をする必要があります。

低温倉庫のメリット

廃棄ロスがなくなる

ある程度の期間保管できるため、この日に発注が入らなかったために廃棄するというような事象が起こりにくくなります。食品ロスを減らすこともできますし、同時に無駄なコストの削減にもつながります。

商品の品質の向上

鮮度を保ったまま消費者に届けることができ、常温管理の際よりも高品質な商品を提供できます。また、今まで温度管理の問題で扱えていなかったような商品を扱うことができ、販路の拡大と新規顧客の獲得につながります。

低温倉庫のデメリット

コストが高く、倉庫面積に不安がある

24時間低温に保つための温度調節にはシステムだけでなく、人件費もかかるため、低温倉庫の利用は通常の倉庫の利用に比べて大きなコストがかかります。低温に保つための倉庫の面積は小さいほど楽に管理できるため、倉庫の温度が低くなるほど、倉庫の面積は小さくなる傾向があります。そのため、多量の商品を保管するには倉庫を分けたりする必要があり、手間が余分にかかってしまいます。

作業員に負担がかかる

冷蔵倉庫などの低温の倉庫内での作業は、作業員に大きな負担をかけます。長い間冷蔵倉庫に入っていられなかったり、集中が続かないなどの問題があります。そこで最近注目されているのが、自動倉庫です。これは冷凍庫から自動的に機会が商品を取り出してくれて、人間は冷蔵庫の中に入らなくていいような倉庫です。これにより作業の効率化とピッキングのミスを減らすことができました。

低温倉庫のレンタル価格相場

低温倉庫の利用に必要な価格の相場について解説していきます。利用に必要な費用は会社や商品によって大きく変動しますが、ここでは一般的な相場を理解しておくことで、必要経費の計算が可能になり、今後の事業計画の組み立てに役立つはずです。

システム利用料

荷物の種類や個数をはじめ、保管する商品に関するデータを管理するためのシステムのための料金です。費用相場はおよそ2~5万円です。

業務管理料

これは倉庫内での商品管理全般にかかる手数料です。費用相場はおよそ1~5万円です。

保管料

商品を保管するスペースにかかる料金です。保管する場所の単位は企業ごとに異なりますが、1ラック4000~7000円ほどが相場です。

入庫料

商品の仕分けや入庫にかかる料金です。重量や形態にもよりますが、段ボール1個当たり10~30円が相場です。

デバニング料

フォークリフトによるに荷下ろしのための料金です。入庫量とは別途で支払いを求められることが多く、相場は2~3.5万円です。

検品量

入庫する商品に関する問題を事前に確認するための検品にかける費用です。費用相場は一つあたり10~30円ほどです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は低温倉庫についてメリットやデメリット、費用相場について解説しました。低温倉庫の需要は、ECサイトの人気とともに高まってきています。しかし、低温倉庫の利用には、通常の保管費用よりも高いコストが必要になります。そのため、低温倉庫の選択は立地条件やサービスの品質などから、しっかりと検討を重ねる必要があるでしょう。

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各業界で大活躍のハンディーターミナル!使い方やメリット、選び方をご紹介。

ハンディーターミナルは、物流業界だけでなく小売店やショップでも使われている便利なデバイスです。導入すると、在庫管理やピッキング、工程管理などが効率よく行えて、さらに管理の精度も向上できます。今回は、そんなハンディーターミナルの在庫管理の使い方やメリット、選び方についてまとめてみました。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ハンディーターミナルとは?

ハンディーターミナルとは、簡単に言えば在庫のデータ収集用の端末です。携帯性に優れているのが特徴で、英語表記は「handy terminal」、日本語にすると「携帯端末」です。

読み取れるコードや搭載された機能も様々で、物流業界はもちろん製造業、小売業界など多くの業界で使用されています。

 

ハンディーターミナルの使い方

ハンディーターミナルは、在庫や工程の管理に利用されています。搭載されたレーザースキャンモジュールまたはカメラで、バーコードのバーやその間隔の違いを感知してデータを読み取ることができます。

専用コードの読み取りのみに使われるハンディスキャナとは異なり、バーコードや2次元コード意外にも、文字認識機能を用いて製品に直接印字されたナンバーや、使用期限などの文字列の読み取りも可能です。また、ハンディーターミナル自体にCPUや液晶画面が搭載されており、PCがなくても製品に関するデータを記録・処理することが可能です。販売管理システムにリアルタイムで連携することもできます。

 

ハンディーターミナルで在庫管理

物流の需要が増えてきている中で、多くの商品データを人の手によって帳簿で入力・管理するのは、ヒューマンエラーなどの観点からも無理があります。そこで、製品にバーコードや2次元コードを付与し、ロケーション(棚・列・段)にもコードを付与します。製品とロケーションのコードを読み取り、数量など情報を入力することで、「どの商品がどこにどれくらいあるのか」を管理することができるようになります。

 

商品の入出庫や移動の際にもバーコードを読み取るだけで、正確な管理が行えます。それらのデータは、リアルタイムで確認もできるので適切な管理が可能です。

 

ハンディーターミナルでピッキング

出荷の際に倉庫内に保管された商品を集めるピッキングは、従来では作業員が倉庫内から商品を探していたので、ヒューマンエラーの可能性もあり、スピードも作業者によってばらつきが発生しやすいものでした。

 

そこで、ハンディターミナルを導入します。事前に製品とロケーションに付与したコードをハンディーターミナルに登録し、出荷指示書(ピッキングリスト)にそのコードを記載しておきます。すると作業者は、ピッキングリストに記載されたコードをハンディターミナルで読み込むだけで、目当ての製品の情報とその正確な位置を知ることができます。また、ピッキングの際に製品のコードも読み取ることで、ピッキングと検品を同時に行うことができます。

 

ハンディーターミナルでトレーサビリティをシステム化

近年の安全意識の高まりもあり、製品が「いつ、どこで、誰によって作られたのか」を追跡可能にしておくことが重要になってきています。

 

トレーサビリティーを実施するには、各工程での情報が適切に記録されていることが大前提になりますが、商品が増えれば増えるほど紙に手書きでとはいきません。ハンディーターミナルで各工程での作業の履歴を取り、データを一元で管理することでトレーサビリティーをシステム化することができます。

 

ハンディーターミナル在庫管理でできること

ハンディーターミナル導入による課題解決

コードで製品とロケーションを管理することができるので、各工程での時間の節約とヒューマンエラーの減少を叶えることができます。

また、製品入荷時からコード管理を行えば、製品の情報をリアルタイムで把握・データベース化が可能です。このような情報を活用することで、人員の最適化や工数の最適化も行ってコストを削減することもできます。その他にも、数多くのメリットがあります。

 

その他ハンディーターミナル導入のメリット・日付の管理が簡単

・先入れ先出し管理もできる

・読み取りデータをエクセル等に自動入力

・商品の場所が即時に確認できるので効率的

・棚卸し作業の負担軽減

・トレースフォワード・トレースバックが簡単

・出荷ラベルを発行して即出荷可能

・読み取れるコードの多さ、文字認識も可能

 

 

ハンディーターミナルを活用している業界

ハンディーターミナルはその利便性から、物流業界のみならず、製造業界の生産管理や小売業界での商品管理など幅広く利用されています。

他にも様々な現場で導入されているのでご紹介します。

宅配業界

荷物を届けてくれる宅配業者さんは、配達の際に伝票に印刷されたコードを読み取っています。宅配業界では、ハンディターミナルで納品書との照合やラベル発行などを行っています。また、ハンディターミナルに登録した情報を貨物追跡データべースと連携させることにより、リアルタイムで貨物の所在地、輸送段階を管理しています。

 

精密機器・半導体業界

精度が求められる現場では、検品やピッキングの精度も高くなければいけません。ハンディターミナルを導入することで、各工程での検品・照合の効率をあげることができ管理制度の向上が叶います。

 

食品・薬品・化粧品業界

これらの業界で近年重視されているのは安全基準です。製造日時や商品劣化など、注意して管理しなければならなりません。原料の消費期限データ管理や工程管理の効率化において、ハンディターミナルが役に立ちます。

 

駐車監視員

駐車違反の車両の管理を行う駐車監視員は、放置車両を発見するとその車両の写真を撮影し違反ステッカーを発行します。この時に使われているのがハンディーターミナルなのです。

 

ハンディーターミナルの選び方

ハンディターミナルは搭載された機能や形状、大きさまで機種によって様々です。

・読み取り可能なコードの種類、読み取り性能

バーコードのみ読み取り可能なものから文字認識が可能なもの、また業界独自のコードなど、業務フローに合わせた機能を選びましょう。

近年、金属やプラスチックなどさまざまな製品への直接印字も増加していますが、表面の素材や形状により読み取り精度が変わってきます。必要であれば、このような場面でも対応できるような性能や読み取りスピードなどにも着目しましょう。

 

・通信機能

電波が通り、広い範囲での通信をしたいのであれば無線LAN内蔵タイプ、限られた範囲での作業のみであればBluetooth搭載タイプ、電波の届きにくい環境で無線LANが使いにくいのであれば有線対応タイプなど、現場に合わせて選びましょう。

また、拡張性が高く柔軟に通信手段を選べるタイプもおすすめです。効率敵にもオペレーション的にも、通信速度も重要ですので早いものを選びましょう。

 

・経続使用可能時間、バッテリー容量

ハンディーターミナルは、現場での使用時間が長い端末です。消費電力が大きく、一度の充電で1日持たなかったり、内蔵バッテリーが劣化しやすかったりすると、非効率的ですしランニングコストもかかります。頻繁に充電できない想定であれば、連続使用可能時間が長いタイプや大容量バッテリー搭載タイプを選びましょう。

 

・サイズもや形状も様々

必要な情報量などから、一度に多くの情報を確認する必要がある場合は大型ディスプレイ付き、小規模のショップや長時間の使用が想定される場合は、省スペースで疲れにくい小型軽量タイプが良いなどの判断ができます。

また、タッチパネル式か、どの角度からでもディスプレイの数字が視認できるか、端末が持ちやすいか、キーは押しやすいかなどの操作性も重要です。

 

・落下耐性や防水・防塵機能

長時間使うものですから、一度落としたくらいで壊れてしまっては困ります。しっかりと業界基準の落下耐性をクリアしたものを選びましょう。また、製造業界や物流業界などでは野外や水が飛び散る環境などのハードな使用も想定されますので、防水・防塵機能も欠かせません。

 

・互換性、サポート体制

ハンディーターミナルの導入は安い買い物ではありませんし、機能にこだわって選べば選ぶほど故障した際にダメージは大きいでしょう。そんな時に、メーカーのサポート体制は万全か、その機種の互換性はあるかが重要になってきます。

メーカーによっては互換性を保ちながらシリーズを更新していたり、アフターケアとして技術的なサポートや導入のアドバイスをしてくれたりと、運用時に役立つサービスもあります。

 

実際に現場でどのような課題があるのか、業務フローはどうかなど、目的に合わせて選びましょう。性能や機能が良ければその分価格も上昇します。費用対効果を把握してから検討しましょう。

 

まとめ

ハンディーターミナルについて幅広くまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。今やどの業界でも大活躍のハンディーターミナルは、従来の物流課題を解決に導くソリューションの一つです。これからも、新たに生まれてくるソリューションと組み合わせて、さらに便利になっていくことでしょう。

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