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倉庫管理システム(WMS)とは?機能やメリット、選び方もご紹介!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

自社で運営するECサイトでの拡販に伴い、倉庫内での業務の煩雑化や、人手不足にお悩みを抱えるご担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、WMS「倉庫管理システム」について、在庫管理やWCSとの違い、機能、メリット・デメリット、導入事例、サービス選定時のポイント、おすすめWMS10選の特徴や費用の比較などをご紹介します!

倉庫管理システム(WMS)とは?

倉庫管理システムでは、倉庫内の「モノ」の管理を目的とし、入荷〜出荷の一連の流れに伴う作業を行います。具体的に、「在庫がいくつあるのか」「製品をいくつ入荷したのか」「商品をいくつ出荷するのか」などを正確にそしてスピーディに管理し、手作業で発生しうる作業ミスを防ぎます。したがって、倉庫管理システムを利用することで、「庫内物流」の効率化を実現することができます。

基幹システムや在庫管理システム、WCSとの違い

基幹システムや在庫管理システム、WCSなど似たような用語がたくさんあります。ここでは、それぞれの違いを詳しく解説いたします。

倉庫管理システムと基幹システムとの違い

庫内物流の管理という類似点をもつ基幹システムとの違いは、「現場作業をサポートできるか」です。

物流業務における基幹システムとは、商品の入荷から販売、出荷、お届けなどの一連の業務での、根幹となるシステムで、在庫数などのデータの「全社統一管理」を実現します。そのため、正確な数量を把握、管理することができますが、現場作業のサポートには対応していません。

一方で、倉庫管理システムは、データ管理だけでなく、倉庫内で発生する作業全般の業務効率の向上を目的とし、作業を実際にサポートすることができます。つまり、基幹システムでは対応していない業務も、倉庫管理システムであれば可能になるということです。

倉庫管理システムと在庫管理システムとの違い

倉庫管理システムと在庫管理システムには『管理対象と目的』に違いがあります。

倉庫管理システムでは、在庫や人員、設備など倉庫内全般を管理対象とし、倉庫内の業務効率の向上を目的としています。

それに対し、在庫管理では、倉庫内外の在庫データを管理対象とし、適切な在庫量を把握することを目的としています。自社の倉庫以外の在庫データも管理することで、自社がもつ在庫全体を管理し、余剰在庫の削減や販売機会の損失防止を図ります。

倉庫管理システムとWCSの違い

WCS(Warehouse Control System)とは、「倉庫制御システム」を意味します。倉庫管理システムとWCSとの違いとして、管理対象が挙げられます。

WCSは、設備をリアルタイムに制御する事に特化したシステムで、
管理対象はコンベアや自動搬送機器、ロボットアームなどの機械の制御・監視です。そのため倉庫管理システムのように従業員の作業を管理することはできません。
ですが、これらの機械を監視し遠隔での高度な操作で業務効率化を実現する事ができます。

両者とも作業効率や収益upに繋がるように構築されたシステムではありますが、倉庫管理システム「倉庫内業務全般の管理」だとすれば、WCSは「倉庫業務の運用に関する設備機器の制御管理」を行うという事になります。

倉庫管理システムと物流管理システムの違い

物流に関連するシステムは複数あり、倉庫管理システムもその一つとなります。物流管理システムと倉庫管理システムの違いとして、「網羅できる業務範囲」が挙げられます。

物流管理システムは、商品の仕入れや生産から、顧客への配送までに発生するモノや情報、業務を管理するシステムで、「倉庫管理システム(WMS)」と「配送管理システム(TMS)」に分けられます。つまり、倉庫管理システムは、一種の物流管理システムであり、その中でも、倉庫内で発生するモノや情報、業務の管理を行います。

倉庫管理システムの3つの種類とは?

オンプレミス型

オンプレミス型では、自社のニーズや業務フローに合わせて一からシステムを構築します。開発費のほかシステムエンジニアの人件費などが発生しますが、その分自社の運用形態に特化したをものを開発できます。

クラウド型

クラウド型は、サーバによって提供されたシステムを、インターネットを介して遠隔から利用でるシステムです。PCやタブレット端末、スマートフォンなどによって利用することができ、あまり導入に手間あかからないのが魅力です。

パッケージ型

パッケージ型倉庫管理システムでは、ベンダーによって既に構築されたソフトウェアを購入し、自社のPC等へインストールすることでシステムを利用します。簡単に導入できるので倉庫管理システムの利用がはじめての方におすすめです。

倉庫管理システムの5つの機能

倉庫管理システムには具体的にどのような機能が備わっているのでしょうか?
具体的に説明していきます。

入出庫管理

倉庫に入荷・出荷した商品を把握・管理します。
入荷された日付や状態、仕入れ先の情報も明確にします。
出荷に関しては、生産スケジュールと連携させて出荷をする際の情報を整理します。また、ピッキングやハンディターミナルを使用したバーコード管理は業務の流れをスムーズにします。

在庫管理

上記でも説明しておりますが、
自社内外の倉庫以外の在庫データを管理します。
この管理によって余剰在庫在庫や機会損失などのリスクヘッジを行う事ができます。

棚卸管理

倉庫内で一定期間管理していた商品について、情報をまとめられます。
棚卸指示機能や棚卸差異リスト機能など、定期的に行う必要のある業務を効率的に行えます。

返品管理

返品管理がスムーズでないと無駄なフローを生みやすく、コスト面で弊害が起きてしまいます。人手だけでは管理しきれない面もこの機能によって補えます。

帳票管理

入出荷時に必要な帳票やラベルを発行します。
毎日しなくてはならない業務なので、自動化によって大きな効率化に繋がります。

倉庫管理システムを導入する5つのメリット

倉庫管理システムを導入するメリットとして、以下の5つが挙げられます。

①現場作業の効率化・商品品質の向上が期待できる

倉庫管理システムは人手を介して行う業務をサポートし自動化する事によって作業ミスを大幅に削減します。また、現場での作業内容を簡易化する事ができるので、一定の生産量を保つこともできます。

②コストを削減できる

物流コストの中でも人件費の割合は高くなってきています。よっていかに人件費を削減できるかがポイントとなってきます。
倉庫管理システムによる作業効率化で不必要な人件費をカットし、コスト削減を実現させましょう。

③リアルタイムで業務内容を可視化できる

業務向上において状況把握は最も大事な内容であります。
リアルタイムで現場で何が起き、何を行っているのかを把握する事により、状況に応じた素早い対応が可能になります。
最新の在庫状況を知る事で、より正確で素早い行動をとる事ができます。

④ヒューマンエラーが減る

倉庫業務でミスが発生し、お客様に期日通り正しく荷物が発送されないといった事態が起こると顧客満足度は下がります。倉庫業務という単調作業ではヒューマンエラーが発生しやすいです。しかし、倉庫管理システムを導入することで何かミスが発生した時は警告音で知らせてくれるので、ミスが減少することが期待できます。

⑤入出庫作業のスピードが上がる

入出庫作業の中で最も時間がかかるのは「倉庫内で商品を探す時間」です。倉庫管理システムを導入すれば、商品と商品の場所を確認しながら作業をすることができるため、入出庫作業の時間を短縮できます。

倉庫管理システム導入に伴う2つのデメリット

倉庫管理システム導入時に伴うデメリットは以下の2つが挙げられます。

デメリット①導入コストがかかる

当たり前ではありますが、倉庫管理システム導入によるコストはどうしてもかかってしまいます。そのため、導入を検討する際には、自社が解決したい物流課題とかけられるコストを明確に設定することが必要となります。

デメリット②社内での浸透に時間と労力がかかる

倉庫管理システムを用いて、業務の標準化を目指すにあたり、社内で新しいシステムを浸透させなければなりません。導入する目的や利用方法などを共有すべく、しっかりと研修等を設ける必要があり、そこには時間と労力、コストを割く事になります。

そのため、“今のままで良い”という考え方も多く、新しいシステムを導入する事に抵抗感を持たれるケースもあります。

倉庫管理システムの導入事例2選

導入をご検討中の方は実際にどのような導入事例があるのかという比較が大切です。ここでは2社の導入事例をご紹介していきます。

事例①
A社の場合
業種:物流運営 従業員数規模:500~1000名


問題点物流業務を提供するA社では、物流・在庫管理において必要な帳票やラベルなどを出力し、
実績データを手作業で入力していたため、かなりの時間がかかる作業であった。
目視による各商品のラベル確認作業によって人為的ミスや作業効率の悪さに悩んでいた。
一日当たり数千個の検品作業が限界だが、事業拡大に沿ってもっと出荷数を増やしたかった。
長年にわたり業務の流れを最適化して誤出荷などもなかったことから、最初は大きな問題を抱えているとは思っていなかった。
結果的には、基幹システムの老朽化にともなう「情報システム基盤再構築プロジェクト」が転機となり倉庫管理システムの導入を決めた。
また、導入後の狙いとして業務の標準化と効率化コストと期間の削減であった。
改善点目視による検品作業はどうしても人為的ミスを回避しにくい点があったが、
映像検品認識装置を導入する事によって1台あたりの検品作業時間を大幅にカットでき、商品精度も上がった。
検品時の商品を搭載したカートの映像が記録として残るので、配送先からの問い合わせにも迅速な対応ができた。
また、作業人数も通常の半分の人数でも対応できるようになったため、作業場にカートがずらりと並んで気が滅入ってしまうような労働環境も改善でき、作業者の視点からも効果を感じられる声が聞こえてきた。

事例②
B社の場合
業種:電気機器メーカー 従業員数規模:1000名〜


問題点家電製品などの電気機器メーカーであるB社はこれまで各配送センターにおいて現場や担当者別にオペレーションが変わっていた。
そのため担当者がいないと効率的な作業ができなかったり、業務内容にムラがある事が多かった。
また、長年自社自社の管理システムだけを使用していたが、それだけでは限界を感じるようになってきた。
よって倉庫管理システムを導入する事で、最適化された倉庫業務の仕組みを取り込もうと期待した。
改善点業務内容に各配送センターへの横展開も柔軟に対応できるような余裕が生まれた。ピッキング作業にタブレット端末を導入する事により、紙のピッキングリストが不要になった。
PDラベルや納入明細書の発行が検品作業と連動しており、ラベル待ちや明細書待ちをする無駄な時間が削減できた。
このような作業効率化により1日の出荷数が大幅に上がり、わかりやすく導入によるメリットを感じられた。また、単純にシステムを導入するだけじゃなく、豊富な専門的な知識と経験によって導入後のサポートも充実しており、各現場の人員への教育もスムーズで安心して業務を行えている。

倉庫管理システムを導入する前の3つの注意事項

数ある倉庫管理システムの中から、自社に適したものを選定することは容易ではありません。検討時に注意すべき3つのポイントは以下の通りです。

①導入の目的と自社の課題を明確にしておく

「なぜ物流管理システムを導入しようとしているのか」「自社にはどんな課題があって何を解決したいのか」の2点は導入前に明確にしておきましょう。この2点があやふやだとどの倉庫管理システムを選ぶべきなのかも定まりません。

②自社での運用方法を確かめる

実際に導入した場合、どのような形で運用したいのかを確かめましょう。例えば外で利用するのに向いているものや自社の運用形態に特化した形で構築できるものなど、システムにはそれぞれ特徴があります。自社で実際に運用したらどうなるのかしっかりと想定してから利用しましょう。

③コストと予算をすり合わせる

どのサービスを利用するかによって運用や導入にかかる費用は異なります。自社で想定している予算と、実施にかかる費用になるべくズレが生じないように費用については細かく調べておく必要があります。

倉庫管理システム選定の3つのポイント

①提供形態の違いを把握する

倉庫管理システムは「オンプレミス型」と「クラウド型」、「パッケージ型」の3つに分類できます。それぞれ特徴を把握した上で導入しましょう。

・オンプレミス型

オンプレミス型倉庫管理システムはカスタマイズ性に優れているため自社に最適なシステムを構築できるのが魅力です。しかし初期費用などのコストがかかるため、売上が確立されている大規模のECサイトや倉庫を有している事業者におすすめであるといえるでしょう。

・クラウド型

クラウド倉庫管理システムは場所を問わず利用できるので、事業所が各地にある場合におすすめです。ただしカスタマイズ性に乏しく、オフライン環境では使えないため注意が必要です。

・パッケージ型

パッケージ型倉庫管理システムは導入までの時間があまりかからないので、すぐに運用開始したい場合におすすめです。しかしカスタマイズ性は少ないので自社の運用形態をシステムに合わせて変更することが必要な場合もあります。。

②サポートやセキュリティ体制を把握する

倉庫管理システムを導入する前にサポート面やセキュリティ面の不安をなくすことは重要です。ただ倉庫管理システムを導入するだけでサポート体制が弱い企業も存在します。もしトラブルが起こった時に迅速に対応してくれるかは重要です。導入前に「過去のトラブルにどのように対応したか?」「サポート体制は万全か」の2点はヒアリングしておきましょう。

③情報共有が可能か

その倉庫管理システムを使用すると、外部との情報共有も可能になるかを確認することも重要です。例えばバーコードによる在庫管理が可能な場合、バーコードを介して外部との情報共有がかのうであれば、データのやり取りにかかる時間と手間を削減できます。

倉庫管理システム比較15選

mylogi


EC運営会社が作ったシステムなので、EC事業者の立場にたったサポートも可能です。
多くのモールへの展開にも向いており、独自の正確性によって正しい在庫状況を随時把握できます。
また、越境向きでもある今話題のshopifyと公式にパートナー認定されているため、shopifyに特化したシステム提供も実現しています。

初期費用 無料
月額費用 ¥8.800~

AiR Logi(株式会社コマースロボティクス)

特徴・低コストでの導入が可能、コストパフォーマンスに強み
・ハンディーは、無線LANのない環境下での利用も可能
・ECにおける主要な外部システム、モール等との連携にも対応
初期費用 ¥35,000
月額費用 ¥100,000~
ハンディーレンタル料 ¥6,500/月

COOLa(株式会社ブライセン)

特徴・最短2週間で導入完了
・一体型帳票により、帳合作業や封入ミスを削減
・各作業員ごとの生産性を確認し、最適な人員配置を実現

W3SIRIUS(株式会社ダイアログ)

特徴・複数拠点の一括管理に強み
・独自のユニットシステムにより、在庫やデータを一元管理
・データや外部システムとの連携、機能拡充にも柔軟に対応

W-KEEPER


マルチカテゴリに適用。業務を全体的に強力サポート。

特徴・全ての規模に対応
・発注後数日で複数拠点・多種多様な業務に対応可能
・担当者別に使用権限付与が可能で、セキュリティー面にも特化
料金5,000,000円

【オプション】
無線ハンディー、汎用インターフェース、WEB受発注、TC、運賃配車

WMS THOMAS


物流会社ならではの独自のノウハウを組み込んだ、toB・toCどちらにも対応するシステム。スマホがあれば簡単に操作できます。

特徴・導入前、導入後に支援サポートあり
・様々な基幹システムに対応
・API連携も一部可能
・拠点数、 場所など関係なく入出庫情報の確認ができる
料金75,000円〜

ONEsLOGI


日立物流グループによるシステム

特徴・独自の物流に対する専門的知識を生かして、業務をサポート
・月額10万円から利用可能
・現場改善や構築の開発が強み、ノウハウが豊富。
料金100,000円〜

LIFE-Vision


日用品・生活雑貨に特化したクラウド物流システム

特徴・カスタマイズ性が高い
・4種類の汎用的な在庫引き当てロジックを標準装備
・フリーロケーション 管理で倉庫内の自由設計が可能

Medical-Vision


全ての規模に対応する医療、医薬品に特化したシステム。

特徴・商品毎の使用期限、有効期限管理が可能
・各種帳票の自動発行機能搭載
・様々な情報を抽出し、各種加工加工が可能

Super-vision


衣食住に特化した物流システム。

特徴・クラウド型システム
・最小限のコストで量販店、荷主のWMS構築を実現
・物流運用に応じてカスタマイズ可能

SLIMS


物流センターの作業と在庫を統合管理し、業務の標準化・効率化を実現するとともに、 物流サービスレベルを高める高めるためのWMSシステム。

特徴・物流専門家がアドバイス
・導入実績350社以上
・年中無休、24時間コールセンターによるサポート可能
料金140,000円〜

ci.Himalayas/GLOBAL


8年連続WMS導入No.1の実績を誇る多言語対応のシステム

特徴・ASEAN、中国での豊富なシステム導入実績
・現地語での導入や運用保守サポートあり

ZIZAIA(ジザイア)


オリジナリティ溢れる新発想のフレームワークが魅力。自由なカスタマイズで低コストかつ短納期でWMS導入が可能。

特徴・柔軟なカスタマイズ性
・追加費用を抑制する営業ライセンス方式
・小売業、製造業を中心に幅広い業種、業態に対応
料金5,000,000円〜

Goo2マネ(倉庫管理)


株式会社日立システムズエンジニアリングサービスが提供する、ハンディターミナルを使用したデータ照合により倉庫運用の効率化を実現するソフトウェア。

特徴・ロケーション管理や先入先出管理も可能
・ハンディターミナルによりヒューマンエラー 防止に
・CSV形式で他システムとのデータ連携も可能

ロジザード


ロジザード株式会社の提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)である「ロジザードZERO」は株式会社フレイトリンクスジャパンの提供するアパレル業界向けの基幹システムである「One’s Closet」と標準連携をしています。

特徴両社ともアパレル業界に強みを持っているため、ミスの少ない物流フローの実現はもちろん、アパレル業界に特化した物流業務以外の機能も一緒に利用することが可能です。

まとめ

上記より倉庫管理システムの導入により作業中の人為的ミス削減など様々な利益の生産が可能になるという事がわかりました。
企業価値を上げるためにも在庫を抱える企業様にはぴったりのシステムであります。しかし、重要なのは自社に適している倉庫管理システムの見極め方です。
必ず導入後に良い結果の出るよう、メリット・デメリット、導入後のサポートがどのくらいなのかなどをしっかり確認していきましょう。

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ECサイト運営 アートトレーディングサービス紹介動画

ECサイト構築の費用はいくら?手法別の料金相場、見積もり比較までご紹介!

Last Updated on 2021年11月29日 by art-mylogi

今、ECサイトを制作・構築してネットショップを運営している企業や個人が混在する中、ECサイトの構築方法や手法も多様化し複雑になってきています。

そこで今回はECサイト構築をご検討中の企業ご担当者様に向けて、多様・複雑化している費用相場をわかりやすく比較していきます。

ECサイト5つの構築方法の特徴と費用相場

ECサイトの構築には「ASP」「ECモール」「オープンソース」「パッケージ」「フルスクラッチ 」の5つがあります。それぞれの初期費用や月額費用は以下の表の通りです。以下で5つの構築方法の特徴と費用を詳しくご紹介します。

初期費用 月額費用 事業規模
ASP 無料〜10万円 〜10万円 〜年商1億円
ECモール 〜10万円 〜10万円
オープンソース 100万〜500万 10万円〜 年商1億円〜
パッケージ 500万〜 10万円〜 年商1億円〜
フルスクラッチ 数千万〜 10万円〜 年商10億円〜

 

①ASP (無料〜10万円)

 

初期費用 月額費用 事業規模
ASP 無料〜10万円 〜10万円 〜年商1億円

 

「とにかく安くECサイトを始めたい」
「費用は抑えたいがある程度独自のECサイトが欲しい」
「モール型ではなく、自社ECサイトが欲しい」

このような考えをお持ちの方はASPの利用をおすすめします。
代表的なASPはBASE.Shopify,カラーミーショップ,MakeShopです。

メリット制作期間が短くすぐオープンできる
初期費用・月額費用が安い
決済会社と直接契約する必要はない
デメリットカスタマイズ性が非常に低い
販売手数料がかかるサービスが多い

ASPではECサイトに必要な環境を全てレンタルできるので、最短5分でECサイトをオープンする事ができます。
また、初期・月額費用も安く、小額予算からでも始める事ができます。カスタム性に関してはオープンソースやパッケージ型に比べ低いです。また、自動的にバージョンアップもかかるので、ECサイト初心者にとっては適した方法です。

②ECモール(〜10万円)

 

初期費用 月額費用 事業規模
ECモール 〜10万円 〜10万円

 

「とにかく安くECサイトを始めたい」
「モールの集客力を利用したい」

こういった考えをお持ちの方はECモールの利用をおすすめします。

初期費用は「〜10万円」と小額で、各モールのサポートも随時受ける事ができます。ただASPと同様カスタマイズ性は低く、オリジナリティは表現しにくいです。商品が売れた際もそれなりのロイヤリティを支払う必要もあります。ECモールも低コスト構築を実現するので、こちらもECモール初心者におすすめです。
代表的なECモールはAmazon,楽天市場,Yahoo!!ショッピングです。

メリットサイト自体に集客力と信頼性がある
デメリットカスタマイズ性が低い

ECモールには既にサイト自体に集客力と信頼性があるため、安心してアクセスするユーザーが多くいます。

③オープンソース(100万円〜500万円)

 

初期費用 月額費用 事業規模
オープンソース 100万〜500万 10万円〜 年商1億円〜

 

「自社の事業に合わせた本格的なECサイトを構築したい」とお考えの方はオープンソースの利用をおすすめします。オープンソースとは、プログラムのソースコードを開示しているライセンス無料のソフトを使ったECサイト構築の手法のことです。代表的なオープンソースはEC-CUBE,Magentoです。

メリットカスタマイズによりオリジナリティーを表現できる
デメリットカスタマイズに専門的な知識が必要なため、ある程度リスクがある
予期せぬ費用がかかるなど、費用面での負担が大きい

オープンソースは自社サイトに適合するようカスタマイズすることができます。そのため自社でのシステム開発やシステムの外注とサイト開設まで約2〜5ヶ月ほどかかる場合もありますが、その分独自性を出す事ができます。

また、サポートは一切ないので、専門知識が少ないとセキュリティー面やバグなどのトラブルには自分で対処しなければなりません。自社システムとの連携や業務効率化のための機能も追加できるため、本格的なECサイトを構築したい方におすすめです。

④パッケージ(500万円〜)

 

初期費用 月額費用 事業規模
パッケージ 500万〜 10万円〜 年商1億円〜

 

パッケージも「本格的なECサイトを構築したい」とお考えの方におすすめです。費用は500万円〜ほどです。ランニングコストは月額で数万円〜数十万円です。代表的なパッケージはOrange EC,ecbeing,ebisumartです。

メリットカスタマイズ性が高い
プラグインを自由に追加できる
デメリット開発費用と期間にかなりの余裕が必要

パッケージとはECサイトに必要とされる機能をまとめた製品のことです。バックエンド機能である、カート機能・受注管理・売上管理・顧客管理もEC管理者が運用しやすいようなサポートが充実しています。パッケージはカスタマイズ性が高く、中小〜大企業のECサイト構築にも対応しています。

またソースを開示していないので、セキュリティー面には安心できます。ただその分費用は高めに設定されています。アップデートも自動ではないので、自分で随時行っていかなくてはいけません。

⑤フルスクラッチ(数千万円〜)

 

初期費用 月額費用 事業規模
フルスクラッチ 数千万〜 10万円〜 年商10億円〜

 

「大規模な完全オリジナルなECサイトを構築したい」とお考えの方はフルスクラッチの利用をおすすめします。フルスクラッチは初期費用にまず数千万円〜の投資が必要です。この費用はECサイトの規模によるため、場合によっては数億円かかる場合もあります。

メリット自社の管理システムと連携できる
カスタマイズ性が高い
デメリット開発費用に1000万以上かかる場合がある
開発期間も長い

ゼロベースから独自で制作するためカスタマイズ性には特化しており、理想のECサイト構築を思う存分行う事ができます。自社システムとの連携もスムーズで追加機能にも制限はありません。
問題は費用面です。制作費用・維持費用共に高額な上に、専門的な開発技術者を雇う必要があり人件費も多くかかります。また制作期間も長期的に見ておかなければなりません。


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[事業規模別] おすすめのECサイト構築方法

先ほど、ECサイトの構築費用をご紹介しましたが、結局自社にあったECサイトの制作方法は何なのでしょうか?そこで今章では事業規模別のECサイト構築費用を解説いたします。

まず、年商1億円未満の法人はASPの利用をおすすめします。年商1億円未満の法人は「フルスクラッチ等で一からECサイトを構築できるほどの技術力がない」「予算がかけられない」場合が多いかと思います。そのため、まずはASPで事業を拡大することをおすすめします。

次に年商1億円以上の法人にはオープンソース、フルスクラッチの利用をおすすめしています。年商1億円以上あれば「ECサイトにある程度の予算がかけられる」「技術力の高いエンジニアがいる」場合があります。オープンソースやパッケージを利用すればASPよりもカスタマイズ性、機能性の高いECサイトを構築することができます。

最後に年商10億円以上の法人にはフルスクラッチ をおすすめします。年商10億円以上ともなると、ECサイトにかけられる予算も十分にあることが考えられます。自社システムと連携しながら大きく売り上げていきたい法人にはフルスクラッチをお勧めします。

ECサイト構築費用の3つの事例

ここでは実際にホームページ制作会社に見積書を依頼した例を参考に、実際の構築費用の相場を探っていきます。ECサイト構築を依頼する基本条件は以下の通りです。また、今回は一つの条件に対して異なる3つの見積書を比較します。

条件・目的        コンタクトレンズの通販版売
・業種        小売業
・予算        特に指定なし
・年商        1500万円5
・商品数       約50点
・デザイン案の有無  なし
・スマホ対応     あり
・決済方法      コンビニ決済、クレジットカート決済、代引き決済

見積書①

まずは、ネットショップの構築だけでなく、コンサルタントも行っている企業から受けた見積書の例です。

見積金額と内容・見積金額   79万円
・内容     「EC-CUBE」によるECサイト構築

「EC-CUBE」はオープンソース型のECサイト構築ツールです。そもそも、オープンソース型のECサイトは拡張性やカスタマイズ性が高いことが特徴です。「EC-CUBE」の場合は商品紹介ページなど、ECサイト運営に欠かせない機能が網羅されています。

導入費用こそ高いですが、高い拡張性やECサイトを運営するには十分な機能が備わっているので、引き続き販路を拡大したい事業者などにはおすすめです。

見積書②

続いては、オープン系システム・アプリケーション開発を得意としている企業から提案され見積書です。

見積金額と内容・見積金額  70万円
・内容    「WordPress」によるECサイト構築

参照:比較biz「ECサイト構築会社に一括見積相場を調査してみた【第2弾】

「WordPress」とは、ブログやサイトの作成などができるコンテンツ管理システムです。これらのサービスは無料から使用することができ、多くのWebサイト構築で利用されています。そのため「WordPress」を利用することで比較的安価でのECサイト構築が可能なります。加えて、サイトのカスタマイズの容易にでき、コンテンツマーケティングによる集客もしやすいため、「WordPress」を使用しECサイト構築をする販売店は多くあります。

しかし、「WordPress」はネットショップに最適化されていないため、管理画面が使いにくいという欠点もあります。加えて、「EC-CUBE」に比べ、プラグインが充実していないため、カスタム費用などがか高額になる場合もあるので注意が必要です。

見積書③

3つ目の見積書は上二つの例とは違い、ASP型を利用したECサイト構築になります。

見積金額と内容・見積金額  44万円
・内容    「MakeShop」によるECサイト構築
この見積ではASP型のECサイト構築ツールを使用します。そのため、安価で簡単なECサイトを構築できます。オープンソース型と比較すると拡張性やカスタマイズは劣りますが、Shopifyを始めとして多くのサービスから選ぶできます。

ECサイト構築の費用・相場で注意すべき5つの点

物流業務は委託するのか?

物流業務を委託するのかによっても構築費用は大きく変わります。ECサイトの開設初期でよくあるのが物流体制が万全でなかったが故に売れたのに、商品がうまく届かずに顧客満足度が低下してしまうケース。ECサイトをスタートしてすぐは売れないだろうからと物流体制を疎かにしてしまうと悲惨な結末が待っています。

しかし、ECサイトを制作する時期は同時に商品開発や集客も行わなければならないため、物流体制構築の他に時間が取られてしまいます。そのため、物流業務をアウトソーシングして物流業務を丸投げしてしまうのも1つの有効な手でしょう。上述したように、物流業務を委託するかどうかは構築費用に大きく影響します。まずは、物流アウトソーシングの2.3社の見積もりを出して、予算内におさまるのか確認しましょう。

集客はどのように行うのか?

集客をどのように行うかによっても費用は大きく異なります。主な集客方法は以下の5つです。

主要な5つの集客方法

  • ・SEO対策
  • ・SNS
  • ・インフルエンサーマーケティング
  • ・リスティング広告
  • ・メルマガ

上記の集客方法はどれもメリット、デメリットがあり費用も異なります。それぞれの集客方法の特徴を理解して自社に適したものを選定しましょう。それぞれの集客方法を説明すると長くなってしまうため、以下の記事をご覧ください。

ささげ業務は委託するのか?

ECサイト運営で重要な業務に「ささげ業務」があります。ささげ業務とは「撮影(さつえい)」「採寸(さいすん)」「原稿(げんこう)」の3つの業務を総称したものです。ささげ業務はECサイトの売り上げに一番直結する業務であるとも言われるほど重要な業務です。

このささげ業務を自社で行うのか、外注するのかで見積もり金額は大きく変わります。これも物流会社2.3社に見積もりをしてもらって予算内におさまるのか確認しましょう。

リニューアルにも費用はかかる

最初は売り上げがなく、掲載できるアイテム数が少ない簡易的なサイトを作るかもしれません。しかし、だんだん業績も伸びてきて販売するアイテム数も多くなると、規模の大きいサイトが必要になりリニューアルも視野に入ってきます。

ここで頭に入れておきたいのが、そのリニューアルにも費用がかかるということです。ECサイトのリニューアルやメンテナンスの頻度は3〜5年に一回です。リニューアルやメンテナンスにも費用がかかることを念頭に置いて、初期のECサイト構築段階からリニューアルの予算も計上しておきましょう。

外注先の提案の費用に納得できるか?

ECサイトの構築を外注する場合は、提案された費用が依頼内容に見合っているのか確認することが重要です。制作会社によって料金体系や費用の計算方法は異なります。表面的な金額だけで判断してしまうと、最終的に想像以上の料金を支払わなければなってしまう事態が起こりかねません。しっかりと依頼内容と金額の内訳をチェックしておきましょう。

ECサイトの構築費用を安く抑えるには補助金の利用がおすすめ!

「できることならECサイトの構築費用を安く抑えたい」誰もがこのようなことを考えます。実はECサイトを構築する際にIT補助金を利用できる場合があります。IT補助金は3種類あります。

3種類のIT補助金

  • ・事業再構築補助金
  • ・IT導入補助金
  • ・各自治体が提供する補助金

これからECサイトを構築する方はこれらの補助金が利用できないか確認することをおすすめします。このIT補助金申請には締め切りがあります。また、申請には書類の作成や準備に時間がかかります。そのため、補助金が利用できることが判明した場合は速やかに申請することをおすすめします。

ECサイトの構築費用を無駄にしないためには?

ECサイトは構築して終わりではないという意識を持つ

ECサイトを構築するのがゴールではありません。ECサイトを構築して売り上げを上げることが真のゴールです。ECサイトを作ったとしても商品が売れなければ、ECサイトを作った意味がまるでなく、構築費用が無駄になってしまいます。それでは、ECサイト構築の真のゴールである売り上げをあげるためにはどうすれば良いのでしょうか?

ECサイトの売り上げをあげるには?・美しいサイトではなくユーザーが買い物しやすいECサイトを構築する
・ファーストビューにこだわる
・購入する際のユーザーの不安を払拭する
・顧客の商品購入までのストーリー設計をする

KPIを設定する

KPIとは簡単にいうと、会社としての目標を細分化させたものです。KPIを設定しなければ、具体的で短期的な目標を立てなければ、売り上げを上げていくことは難しいでしょう。また、KPIを設定しなければ、繰り返し進捗を図ることが難しくなります。コンバージョン率やカート放棄率、市場占有率などECサイトには様々なKPI指標があるので、具体的に設定していきましょう。

自社にあった構築方法を選定する

ECサイトの構築費用を無駄にしないためには自社にあった構築方法を選定することも重要です。まだ規模が小さいのにオープンソースを利用すると無駄な費用がかかりますし、逆に規模が大きい会社がASPでECサイトを構築すると本来ならさらに売り上げられた金額を回収できなくなってしまいます。

本記事でも詳しく紹介していますが、検討しているECサイト構築方法が本当に自社に適しているのかはよく確認することをおすすめします。

まとめ

ECサイト構築には様々な方法やその方法に付随して費用も大きくされるという事がわかりました。それぞれのECサイト構築方法のメリット・デメリットをよく吟味しましょう。自社が何を重要視するのかを明確にし、ニーズに合ったサービスを見つけていきましょう。

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物流システムとは?種類や導入のメリット、おすすめシステム6選も含めてご紹介!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

物流とは『物的流通』の略で商品を生産者から消費者へ引き渡す過程の事を言います。英語では「Logistic System」といい、ここでいう過程とは広範囲にわたります。
今回は、物流のシステムである「物流システム」について、機能や種類についてご紹介します。

物流システムとは?

そもそも物流の主な機能としては、「輸送」・「保管」・「荷役」・「包装」・「流通加工」があり、これらは「物流5大機能」と言われています。

これら物流5大機能のをまとめた効率化・最適化するシステムのことを物流システムと言います。つまり、物流システムはこれら物流5大機能のどれか1つに焦点を当てるのではなく、「物流」という大きな観点から効率化を進めるためのシステムです。

物流には単に商品を運ぶというだけではなく、多くの工程が必要となってきます。消費者にとっては商品が予定通り無事に到着するのは当たり前で、さらにその先の包装の品質や追跡サービスの質などが満足度に大きく影響する時代です。

商品品質の向上や消費者の信用を得るためには、上記5つのプロセスを徹底的に最適化し、スムーズな物流を展開していく事が大切です。そのために存在しているのが物流システムで、これらの各工程を一部もしくは一元的にシステムで管理するために存在しています。

物流システムを導入する3つのメリット

物流業務の可視化

物流システムの導入によって考えられる最も大きいメリットがこの「物流業務の可視化」で。以前は物流業務の管理形態は人が紙に情報を記入していました。この管理形態の課題としては、人が行うことで起こりうる記入ミス、が挙げられました。

しかしこの物流システムという電子媒体で導入することで、それまでの課題を解消した上に、リアルタイムでの可視化が実現されました。この物流業務の可視化によってそれまでとは比べ物にならないくらいの迅速な物流業務を管理することができます。

物流品質の向上

物流品質は自社のブランディングなどにも影響していきます。もし物流品がよくない状況をお客様に送って知った場合、お客様は自社に対して悪印象を抱いてしまい、その印象はクチコミなどによって他のお客様のもとにも入ってきます。そうならないためにも、物流業務の向上によって物流品質を上げることは不可欠です。

物流システムを導入することでより詳細な物流業務の把握が可能になったことで、改善点などが浮き彫りになっていき今後の品質向上につなげることが可能になっていきます。

コストの削減

物流システムが普及する以前はそれまでの物流業務は人自らが紙媒体に記入して管理していました。また人間1人が管理できる容量はそれほど多くはありません。しかし物流システムを導入することで莫大な情報を人間よりも低コストで管理することができます。

物流システム導入に伴うデメリット

導入に時間的コストがかかる

物流システム導入に伴うデメリットには時間的コストがかかることが挙げられます。物流システムの導入には現場で働く方達の理解が必要です。従業員が物流システムに慣れるまではある程度の時間が必要であることは頭に入れておきましょう。授業員が捜査に慣れてくると、格段に作業スピード、品質は向上していきます。

物流システムは7種類!

物流システムと一口に言っても、様々な種類と選択肢があります。では、ここでは様々な物流システムを解説していきます。物流システムを構成するアプリケーションは大きく7つに分かれています。

配送管理(TMS)システム

TMSシステムとは出荷から配送完了までの一連の工程を管理していて、配送状況を可視化するシステムです。配送の状況をTMSで把握することで、配送時間・場所の変更などにも迅速に対応できるようになってきます。

配送管理システムの機能

    • ・出荷時刻や配送完了時刻などの配送ステータスの共有
    • ・配送通知メールの送信
    • ・配送指示
    • ・配送指示書や納品伝票、発注書などの各帳票作成
    • ・発送データの一元管理

配送管理システムのメリット

    • ・配送指示書や納品伝票、発注書などの各帳票作成
    • ・発送データの一元管理
    • ・ランニングコストが安い
    • ・月額制なのでコストが計算しやすい(可視化しやすい)
    • ・初期コストが安い
    • ・クラウド型であればバージョンアップや障害対応が不要
    • ・リアルタイムで配送計画を変更できる(急な配送先の変更にも対応できる)
    • ・事故歴や修復歴などの情報を一括管理できる(車両管理を効率化できる)
配送管理システムのデメリット・サービスの浸透に時間がかかる


運行管理システム

運行管理システムは出荷物の運搬の際に使用されている車両と随時連携を取る管理システムです。主なものとしてGPS・マップソフトなどを使用した配送の効率化に役立つシステムが挙げられます。運行管理システムを導入することで運行業務を円滑に進められるようになるだけではなく、運行業務以外に付随する様々な事務業務も簡素化されます。

運行管理システムの機能・無駄ない的確な運行を計画する運行管理機能
・効率的な配車を管理する配車管理機能
・ドライバーの現在地を把握する動態管理機能
・ドライバーの日報を作成する日報作成機能
・安全運転指導をしてくれる安全運転管理機能
運行管理システムを利用するメリット・事故の防止に役立つ
・万が一の事故発生時に迅速な対応ができるようになる
・運転手の労働環境が整う
・運行管理による到着時間の到着支援
・配送効率の向上
運行管理システムの利用に伴うデメリット・トラブルがあったときは業務が停止する

倉庫管理システム

倉庫管理システム(WMS)は主に入庫管理、在庫管理、出荷管理、棚卸管理、返品管理などの倉庫内の運営をサポートするシステムのことです。倉庫管理システムは倉庫内管理に特化しているため、後述する倉庫にない在庫まで管理する在庫管理システムとは役割が異なります。

倉庫管理システムを導入することのメリットは以下の通りです。

倉庫管理システムを導入する4つのメリット・人為的ミスが減る
・煩雑な業務が効率化される
・誰が作業しても物流品質が安定する
・人件費が減ることでコストが削減される

しかし、WMS導入には導入自体に時間的コストと金銭的コストがかかることが挙げられます。

在庫管理システム

在庫管理システムは在庫情報や入出庫情報、在庫の過不足状況を詳細にチェックするシステムのことです。前述した倉庫管理システムは倉庫にある商品の在庫を管理するものでしたが、この在庫管理システムは倉庫にない在庫まで管理します。

以前は在庫管理の方法としては人がかみに記入する形をとっていましたが、人が行うことで考えられる記入ミスや人件費などの発生などの課題がありましたが、在庫管理システムを導入することでこれらの悩みを一気に解消できます。

在庫管理システムの機能・入荷や出荷、検品をサポートする入出庫管理機能
・製品、保管場所ごとに在庫数を管理する在庫一覧機能
・返品対応の品質を向上させる返品管理機能
・実在庫とシステム上の在庫データの差異を確認する棚卸機能
在庫管理システムを利用するメリット・適切な在庫数を管理することによって無駄が削減される
・保管場所の整理、整頓、清潔の3Sが保たれる
・業務が自動化される

貨物追跡システム

貨物追跡システムとは輸配送中の貨物をリアルタイムで追跡する事によって、消費者が明確に貨物の状況を把握するシステムのことです。貨物追跡システムを導入すると配送状況を共有することができるようになるため、「本当に荷物が届くのだろうか?」「今どこに自分の荷物があるのだろうか?」など顧客が抱く不安を取り除くことができます。

貨物追跡システムの機能・ドライバーの走行データの記録・蓄積機能
・配送計画作成機能
・車両管理機能
・作業状況や到着時刻の管理機能
貨物追跡システムを利用するメリット・無駄な事務作業がなくなる
・最短配送ルートを提案してくれるので、大幅な業務の効率化につながる

EDIシステム

EDIとは(Electronic Data Interchange)の略称で、電子データ交換という意味です。BtoBにおいて受注・発注・出荷・納品・請求・支払いといった作業を電子媒体で行右ことで、企業間同士でのやり取りの効率化や人件費などの経費削減を可能にします。またEDIシステムを導入する事で、物流業務の業務の問題点や改善点を可視化する事ができます。

EDIシステムを導入するメリット・納品書や請求書などの書類送付の自動化
・ペーパーレス化
・業務スピードの向上
・正確性の向上
EDIシステムの導入に伴うデメリット・取引先への普及が難しい

ピッキングシステム

ピッキングシステムとは倉庫や工場などでおこなわれるピッキング作業を効率化してくれるシステムのことです。そもそもピッキングとは必要なものを特定の場所に収取することです。ピッキングシステムを導入することでハンディターミナルを用いたバーコードによるピッキングが可能になります。これにより在庫数や在庫の種類、場所がリアルタイムで把握できるようになるため、誰でも簡単にミス少なく必要な商品を探し出せるようになります。

 

物流システムおすすめ6選

ここからは各物流システムの費用・サービス内容などを比較していきます。物流システム導入をお考えの担当者様は是非参考にしてみてください!

mylogi

アートトレーディング株式会社が提供する「受注・物流」一括管理システム

アートトレーディングは10年以上EC運営の実績を誇り、大手企業様から中小企業様まで幅広くご支援実績を有するEC運営のプロフェッショナル企業です。長年のEC運営で培ったノウハウを還元し、受注から物流までを一元管理する「mylogi」を提供しています。従量課金制のサービスと比較してもコストパフォーマンスに優れ、カスタマイズ性にも富むサービスです。

特徴・「受注・物流」一括管理システム(=WMS)
・複数倉庫管理が可能
・API連携により自動出荷により売り上げ拡大
料金・初期費用無料
・月額8,000円〜

ロジザードzero

ロジザード株式会社が提供するシステム。

倉庫の在庫管理システムに特化しているため、出荷管理、配送業務等にかかる商品受注データのスムーズな受け渡しが可能になります。
業界NO.1の導入及び連携実績を誇ります。

特徴EC向けの「倉庫の在庫管理システム」導入の段階でカスタマイズが可能
料金・見積もりはお問い合わせにて確認

ネクストエンジン

コストパフォーマンスを最大の売りとするHamee株式会社が提供。
他店舗のネットショップ運営をする場合、各店舗の在庫や注文の連動が同じ操作で一元管理できるので、効率的な運営に繋がります。

特徴・「受注・物流」一括管理システム(=WMS)
・「クラウド型WMS」  複数店舗の一元管理が可能
費用・初期費用なし
・月額3万

クロスモール

株式会社アイルが提供。
ネットショップに必要な運営業務を一元管理でより良い店舗運営を実現!各ECモールから入る注文や連動して変わる在庫数、発注・仕入れに至るまでの一連の流れを一元管理。

特徴・ネット経由で遠隔からソフトを利用できるサービス
・仕入れなどのEC業務を一元管理できるASPソフト。

費用月額5000円〜

株式会社東計電算

 株式会社東計電算は、1970年の創業以来積み上げられてきた豊富なノウハウとしっかりとした実績で、安定した物流システムを提供しています。

業種特化型の物流システムを提供しており、業種に合わせて様々な面からのサポートが受けられる点が東計電算の特徴です。

株式会社ホロンシステム

株式会社ホロンシステムは、東京都千代田区に本社を構え名古屋や大阪にも支社を置いているシステム開発会社です。

ホロンシステムの特徴は、その豊富な開発実績にあります。過去には大手流通系企業向けの物流システム開発を手掛けた実績もあり、システムの開発のみならずその後の保守運用やサポートまで幅広く行っています。

物流システム導入事例2選

では、実際にクラウド型物流システムの導入事例をご紹介します。

【導入事例①】在庫管理における作業工数の削減

発送代行サービスを行う物流企業A社様の場合

導入前の状況【発送代行サービスにおける、お客様の在庫数をエクセルで管理】
そのため、日々の入出庫後に行う、エクセルへの数値入力や計算、お客様への在庫数や現状報告などの作業に多くの時間がかかっていた 

システム導入の効果【在庫の自動管理が可能になったことで、作業工数の削減を実現】
自社だけでなく、お客様企業の担当者もシステムへ登録し、ログイン可能にすることで、在庫状況の報告業務を削減し、リアルタイムで在庫数を共有することが可能になった

【導入事例②】出荷業務における作業工数の削減

複数チャネルでの販売を行う小売企業B社様の場合

導入前の状況【実店舗への商品出荷作業が膨大なあまり、手が回らなかった】
実店舗とECサイトなど、消費者に販売経路を意識させない販売方法の「オムニチャネル化」を図るB社では、出荷先ごとの異なる業務が発生することもあり、作業数の多さに課題を抱えていた
とくに、実店舗への商品出荷の際に、実店舗での業務フローと同様にPOSから伝票発行、貼り付けを行う必要があった 

システム導入の効果【データの一元管理が可能になったことで、業務効率の大幅な向上を実現】
バーコード検品データを実店舗でのPOSサーバーにも対応させたことで、作業をよりシンプルになった。それまで実店舗出荷用に別途で行っていたPOS対応のハンディターミナルでの作業を削減し、作業工数、かかる時間を大幅に削減した
物流現場から離れた実店舗でも、在庫状況のリアルタイムでの確認やよりスムーズな情報処理が可能になった

まとめ

いかがでしたでしょうか。
物流システムの導入により煩わしい作業をなくすだけではなく、コストカットや業務効率化も実現する事ができます。
この機会に是非物流システム導入をご検討ください。

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物流システム管理でお悩みの方へ

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▶︎受注と物流が別管理なので煩わしい

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物流管理システムとは?WMS、TMSそれぞれの機能や選び方も含めてご紹介!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

こんにちは。ECサイト担当者様の中には、売上向上に伴い、物流業務の多様化や労働力不足に頭を悩まされていらっしゃったり、売上機会を最大化し、ECサイトの拡大を目指していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今回は、現場の見える化や自動化により、業務の効率化やコスト削減を実現できる「物流管理システム」について、機能や費用、メリット・デメリットなどを踏まえてご紹介します。

物流管理システムとは?

物流管理システムとは、「仕入れまたは生産した商品を、顧客のもとに送り届けるまでの流れやそれにまつわる情報を管理するシステム」です。

物流管理システムを利用し、物流プロセスに関する情報を一元管理することで、業務効率の改善や物流コスト削減を実現することができます。

物流管理システムには以下の3種類あります。

・クラウド型
低コストでネット環境さえあれば導入できるもの
・パッケージ型
パッケージの中から使用するサービスを選定し、利用するサービスに合わせて自社の物流システムを適応させるもの
・オンプレミス型
自社のニーズに合わせて自由にカスタマイズできるもの

自社が抱える物流課題や設定したコストに合わせて、システムを選定する必要があります。

物流管理システムの2つの主要機能

製品の生産・仕入れ〜顧客の手元へお届けの流れや情報を一元管理する、物流管理システムでは複数の業務を行います。

具体的には、
①倉庫内で商品の管理を行う
「在庫管理」「ロケーションの管理」「受注」「ピッキング」「梱包」「出荷」
②商品のお届けの管理を行う
「配送手段の選定」「商品情報・お客様情報の管理」「お客様対応」「代金回収」など、仕入れ〜お届け完了まで、業務は多岐にわたります。

そのため、物流管理システムは、WMS(倉庫管理システムTMS(配送管理システム)の2つに分けられます。

具体的に、WMSでは①で挙げられている、商品の仕入れ〜出荷の一連の流れや情報管理などを行います。
TMSでは、②で挙げられている、商品出荷後〜お届け完了までの流れ、情報管理を行います。

従来の管理システムと比較した際の、WMS・TMSの大きな特徴は、データ管理に留まらず、現場での業務遂行までを担うことが挙げられます。以下でWMSとTMSの2つを詳しく解説いたします。

WMSの4つの機能とは?

WMS(Warehouse Management System)は、倉庫管理システムとも呼ばれ、倉庫内の製品の管理から出荷までの業務の管理を行います。大きく分けて「入荷管理」「在庫管理」「棚卸管理」「出荷管理」の4つの業務に分類することができます。

入荷管理機能

入荷管理では、「どの製品をどのくらい入荷するのか」を正確に把握することができます。入荷予定リストの作成、入荷予定・実績の管理、ハンディ検品などを行うことができます。仕入れた製品を正確に把握・管理することで、倉庫スペースを最適に利用し、在庫回転率の向上につなげることができます。

棚卸管理機能

棚卸管理では、棚卸リスト作成、指示、実績の管理や棚卸報告を行うことができます。大きな倉庫であっても、「どこに何があるか」を常に明確にしたり、機械によって業務を行うことで、手動による業務を削減することができます。

在庫管理機能

在庫管理では、倉庫内の在庫数、品質、保管場所のリアルタイムでの管理を行います。在庫管理をデータで把握することで、適切な仕入れの数量の予測、調節が可能になり、商品の廃棄ロス等を最低限に抑えることにつながります。

出荷管理機能

受注後の伝票作成や出荷する商品の選定、出荷予定・実績の管理、ピッキングリストの作成や梱包など、商品の出荷が完了するまでの業務を行います。さらに、バーコード管理を導入することで、要となる「スピード」「正確さ」を追求し、発送時に起こり得るミスを防ぐことができるでしょう。

WMSについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご利用ください!
WMS徹底解説!おすすめ倉庫管理システム比較10選をまとめてみました

補足:RFIDを用いたWMSについて

RFID(Radio Frequency Identification)とは、無線で通信できる機能がついた荷札「ICタグ」の一種です。専用のスキャナで読み取ることで、瞬時に商品の情報の収集、管理を行うことができます。バーコード読み取りと比較した際のメリットは以下の通りです。

メリット・タグが見えていない状態でも読み取ることができる
(近距離でなくても、商品が入った箱が未開封な状態でも読み取り可)
・複数の商品を同時に読み取ることができる
・読み取ることのできる情報量が多い

RFIDは、倉庫内の作業の効率や質を高めることができるツールとして知られており、WMS(在庫管理システム)と併用されるケースが多いです。

ただし、「導入コストが高い」「通信にエラーが起こり得る」などのデメリットもあるため、検討する際には、導入する目的や在庫管理における、解決したい課題などを明確にしておく必要があります。実際に、RFIDの導入で効果が期待できるケースをいくつかご紹介します。

ケース①一度に大量の商品の入出庫を行う

商品の種類や数量が多い、且つそれらを一度に入出荷している場合、作業ミスは発生しやすくなります。しかし、バーコードよりも、より瞬時に商品の情報を読み取ることのできるRFIDを用いることで、業務効率や精度を上げることができます。

ケース②倉庫内の構図が複雑

倉庫内の構図が複雑だったり、十分なスペースがとれないがゆえ、商品が入った箱を積み重ねてしまったりしている場合、バーコードや手動での作業であると、商品の情報をよる取ることのできる状態にするまでに時間がかかってしまいます。そのため、タグが見えていない状態でも読み取ることのできるRFIDを用いることで、倉庫管理における作業時間を大幅に短縮することができます。

TMSの5つの機能とは?

TMS(Transport Management System)は、配送管理システムとも呼ばれ、出荷後の荷物を顧客の元に確実に届けるための、一元管理を行います。TMSを導入することで、オペレージョン担当者やドライバーの業務効率化が見込めるでしょう。具体的な業務として、「配車管理」「書類作成」「運賃管理」「進捗管理」「実績管理」の5つに分けることができます。

配車管理機能

配車管理では、出荷手段の選定や管理を行います。具体的には、納品先や数量、時間などを考慮し、トラックの手配をしたり、受注からお届けまでにかかる日数やを予測したりします。システムを導入することで、手動による作業を削減することができます。

書類作成機能

発送指示書や納品伝票、送付状などをはじめとした帳票の作成、印刷を自動で行います。

運賃管理機能

運賃管理では、輸送コストを自動で計算し、運賃の管理や支払い状況などの管理を行います。

進捗管理機能

進捗管理では、出荷した商品の状況をリアルタイムで把握することで、オペレージョン業務の簡略化を実現します。出荷時刻、配送完了の予定時刻など、配送状況をドライバーを通さず、随時確認することができ、スムーズなトラブル対応も可能になります。

実績管理機能

実績管理では、業務日報の作成や管理を行うことができます。運行日報作成が自動化されることで、ドライバーが手動で行う作業が削減され、業務効率の向上が実現します。さらに、データで管理することで、輸送にかかわる業務の分析も可能になり、効果的な輸送手段の選定にもつながるでしょう。

物流管理システムを導入する3つのメリット

物流管理システムを導入する主なメリットとして、以下の3つが挙げられます。

①業務の効率化
②倉庫回転率の向上
③現場の見える化

①業務の効率化

WMSであれば、検品作業やピッキング指示など、TMSであれば、配車管理や帳票作成、進捗管理、日報作成など、これまで手動で行なっていた業務を自動化することで、大幅な業務効率の向上を見込むことができます。

手動で行う業務を最低限におさえることで、人手不足解消や業務遂行のスピードもあげることが可能です。結果として、配送範囲や受付時間が拡大しすることで、販売の機会を増やし、売上向上を見込むことができるでしょう。

②倉庫回転率の向上

WMSを導入することで、倉庫内の商品の状況をリアルタイムで随時確認することが可能になり、倉庫回転率の向上につながります。

在庫状況を正確に把握することで、余計な仕入れや廃棄ロスを最低限に抑え、コストカットや商品の品質維持を実現することができます。

③現場の見える化

WMS、TMSを導入することで、データ一元管理だけでなく、現場の業務の見える化を実現することができます。

仕入れの数量や売上の分析、予測に加え、業務の作業時間や実績の分析を行うことで、業務における課題を洗い出すことができます。

物流管理システムを導入する2つのデメリット

物流管理システム導入のデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

①コスト・手間がかかる
②社内でのサービスの浸透に時間がかかる

デメリット①コスト・手間がかかる

自社のニーズを満たすには、コスト・手間がかかってしまうことが挙げられます。冒頭でもご紹介したように、物流システムは「カスタマイズ」「パッケージ」の2つに分類することができます。

前者では、自社のニーズを満たし、自社で使用する既存のサービスに合わせて導入することができるため、導入時の手間を省くことができます。しかし、費用が高いというデメリットも挙げられ、気軽に導入できるとは言い難いでしょう。
後者では、コストを抑えられるものの、パッケージ内容に合わせて、自社の既存のサービスを変更しなければならないという手間が発生します。

デメリット②社内でのサービスの浸透に時間がかかる

「カスタマイズ型」「パッケージ型」の両者に共通する懸念点として、社内での浸透に時間がかかることが挙げられます。物流システムに関する大きな変更をする際には、全社員への浸透させるために、しっかりと研修を行う必要もあります。

システムの導入を検討する際には、自社が解決したい課題を明確にし、満たしたいニーズやコスト条件などに優先順位を設定することなどが必要となります。

物流管理システムの選び方

①自社の課題と導入の目的を明確にしておく

「そもそも、なぜ物流管理システムを導入しようとしているのか」「自社にはどんな課題があって何を解決したいのか」の2点は導入前に今一度確認しておきましょう。この2点が明確にならなければ、どの物流管理システムを導入すれば効果的なのかもあやふやになっています。

②物流管理システムの種類を把握する

料金体系は、利用するサービスや使用する機能によって大きく異なります。システムは大きく「クラウド型」「パッケージ型」「オンプレミス型」の3つに分けられます。それぞれの特徴についてご紹介します。

クラウド型

クラウド型の物流管理システムでは、インターネットのサーバを利用し、サービスを利用することができます。自社独自のソフトウェアの開発や構築が不要であるため、低コストで導入できるだけでなく、ネット環境があれば使えるという手軽さに特徴があります。

パッケージ型

パッケージ型の物流管理システムを利用する場合、すでに完成されたサービスに自社の物流業務を適応させることが必要になります。独自開発にかかる費用や時間を削減することができますが、自社の既存の業務フローやシステム変更が可能かどうか、社内で明確にする必要があります。

オンプレミス型

オンプレミス型の物流管理システムでは、自社のニーズに合わせて自由に機能をカスタマイズすることができます。ただし、システムの開発や構築に費用と時間がかかるというデメリットもあります。

解決したい物流課題の相談も兼ねて、検討するサービスにお問い合わせのうえ、費用について確認することをおすすめします。

③物流管理システムの機能を把握する

物流管理システムと一言に言っても企業によって機能は異なります。検討している物流管理システムの機能は細かく確認しましょう。「自社に必要な機能は揃っているのか」「その機能で自社の課題は解決できそうか」の2点は必ず把握しましょう。

④費用に納得できるか?

もちろん企業によって費用は異なります。その費用に納得できるかも物流管理システムを選ぶ上では重要です。近年は様々な物流管理システムが登場しています。5.6社から見積もりを出してもらい最も納得できるシステムを導入しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。物流管理システムを導入することで、業務効率や倉庫回転率などをはじめとした物流業務にまつわる様々な課題解決を見込むことができます。

システムを検討される際は、自社のニーズや希望する導入コストなどを明確にすることで、自社にあったシステムを選定しましょう。ぜひ参考にしてみてください!

関連記事

物流管理システム26選!型別・専門業種別に徹底比較
・物流KPI(物流管理指標)とは?計算式や導入方法をご紹介!
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物流管理でお悩みの方へ

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物流担当者必見!物流改善施策における事例を集めました

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

「物流」は、お客様の元にサービスを届けるまでのプロセスでもっとも重要といっても過言ではありません。
サービスを提供する各企業は、この重要なプロセスをいかに確実に、かつ効率よく進められるか日々尽力されているはずです。
しかし、物流に特化していない企業やそこまで人的時間的ソースを割けない企業では、「これ以上どうしたら良いのか?」と壁にぶつかる事もあるでしょう。ここではそんな時の解決策を、実際の事例を踏まえて様々な角度から読み解いていきます。皆様の一助となれれば幸いです。

物流改善の考え方

物流改善の考え方として特に大事にすべきポイントを大きく分けると、

①物流コスト
②ミス
③3M(ムリ・ムダ・ムラ)をなくす
④作業効率up
⑤作業工程の管理

があります。これらの点をどう考えていけばより良い環境作りができるのかが改善のカギとなります。

1.物流コスト

物流コストとは商品の移動や取引・処理にかかる全てのコストのことを言います。
例えば郵配送費をはじめ、システム費・人件費・倉庫維持費・商品管理費など様々な分野でかかるコストがありますが、項目にすると大きく2つに分れます。
まず一つ目は『支払い物流コスト』です。
支払い物流コストとは簡単に言うと社外に支払うコストの事で、輸配送の運賃・倉庫内の光熱費や維持費・包装などにかかってくるものです。例えば自社でトラックや倉庫を所有していない場合、外部に配送や保管に関してアウトソーシングをしている事が多く、その時にかかっているコストの事を指します。
このようなコストは認識しやすく削減に対しての社内の意識も高い事が多くあります。

物流にかかるコストが2つの項目に分かれているうちのもう一つは『社内物流コスト』です。
社内物流コストとは社内で発生する物流コストを指し、社外コストよりもつい見落としがちで、削減の対象として認識しにくいコストであります。

例えば流通加工作業を製造原価に含ませてしまったり人件費の計算方法も含め社内物流コストは経理上の項目に埋もれやすいです。
そのため物流コスト削減を検討する際に見落としがちな社内物流コストに対しての正しい認識力を高める必要があります。

ではそんな物流コストを削減するためには何をしなくてはいけないのでしょう。
物流コストといっても様々な着眼点で考えなくてはいけないのはお分かり頂けたかと思いますが、ではそのようなコストを実際どんな方法で削減していけば良いのでしょうか。

例えば梱包・在庫管理業務においてかかってくる人件費は作業のマニュアル化や作業スペースの拡大、管理システムの導入などでコスト削減に繋げる事ができます。
また倉庫管理において在庫の出荷量に応じてただ単に倉庫内のスペースを変えては逆に無駄なコストや作業を増やしてしまう事になります。
その無駄を生まないように在庫量・入出荷量などの情報管理をシステムによって受注予測をしたりなど外部に業務委託をして正確かつスピーディーに処理する必要があります。

またヒューマンエラー が起こりやすいような業務をデジタル化する事によってミスと人件費を削減する事ができますし作業効率化ができます。
しかしこのようなシステムを導入する事にもコストをかかってきます。
本当に今自社にこの作業をデジタル化することは有益なのかと言う事を物流コスト削減への意識を 2つの項目を両方視野に入れながら検討してみるといいでしょう。

2.ミス

物流業界は人力に頼っている業務が多く、人為的なミスが発生する確率も高くなりがちです。このようなヒューマンエラー は特に出荷時に起こりやすいです。
例えば、ピッキングミスや配送先の間違えなどによる誤出荷です。

荷物に貼ったラベルの文字が多すぎて読み間違えてしまうようなピッキングミスや商品仕分けの際に間違ったカゴに商品を入れてしまった事による配送先を間違えてしまう事もあります。
このようなミスはクレームにつながり、発生すれば処理にムダなコストと時間がかかります。

それではミス防止策にはどのような方法があるのでしょうか。
まずはピッキングにてヒューマンエラー が起きてしまった時、誤出荷事故までには至らないようなダブルチェックやミスの報告などはのスムーズなマニュアルはできていますでしょうか。

また倉庫内の環境はいつも整頓されていて点検のしやすいベストな状態の環境でしょうか。このようなチェックポイントをクリアした上で必要であれば人力にだけ頼るのではなく自動化できる作業はないかと検討すべきです。

3.3Mをなくす

 〜ムリ〜
現実的に社内の人材が持っているスペック以上の業務を求めている状態です。
“ムリ”をして慣れていなかったりできない業務を遂行しようとする事により、
結果的に生産性や品質に乱れを生じさせます。

 〜ムダ〜
過剰仕入れや不必要な在庫管理は、時間やコスト以外にも様々な”ムダ”を生じさせます。
仕事量の増加に伴い莫大な人件費を必要としなければいけなかったりと、
大きなマイナスポイントにつながります。

 〜ムラ〜
これら”ムリ”と”ムダ”が合わさる事によって安定した業務が行えず、ムラが生じてしまいます。

このような3Mは適材適所に必要な人員を必要な数配置していない事で発生してしまいます。製造業のような自動化が難しい場もあり、人力による作業に依存してしまいがちです。

ですがそんな現場にもハンディーターミナルを導入する事は比較的簡単にできます。ハンディーターミナルによる商品ラベルの情報照合は人が行うよりも遥かに正確性が上がります。そのため本来の作業工程にも余裕ができ、人員配置の最適化にも繋げられます。

4.作業効率Up

作業効率Upは考えれば考えるほど物流業務のどの工程においても可能性に溢れています。例えばロケーション管理に関しては熟練者でないとなかなか倉庫の状況把握がスムーズに行かない事があります。

またロケーション管理が上手く稼働していたとしても、保管場所を随時見直していかなければ出荷頻度によっては商品の棚卸に時間やコストがかかってしまう場合もあります。
そんな時はまずMHについて考えましょう。

MH(マテリアルハンドリング/マテハン)とは人時生産性のことを言います。
物流現場における『調達』・『生産』・『販売』・『回収』を含める作業員
一人当たりの生産性全般を指します。
具体的には一人が1時間あたりにどれだけの商品を梱包できるのかなどがあります。
このようなMHを道標に物流現場の改善を考える事により大きく作業効率を上げていく事ができます。

例えば作業場所の通路幅を狭くするとどうなるでしょうか。
動線が明確に整頓され不規則で無駄な動きをする必要がなく、移動の際の歩数を減らす事ができます。こういった保管場所のスペースの有効活用はMH及び作業効率Upを実現する事ができます。

5.作業工程の管理

日常業務においては気づかないような小さな事でも、トラブルの原因は会社内にある可能性があります。
しっかりと随時現状分析をし、さらにそれが社内での問題であった場合、人為的な内容なのかシステムの欠陥なのか的確に判断する必要があります。

「どこで誰がどのようなミスをおかしたのか」などの作業記録を細かく把握する事が大切です。例えばそのように細かく作業内容を把握するために紙を使って作業記録管理をしている場合もありますが、それでは情報処理スピードが追いつかない事も考えられるので、情報処理のデジタル化を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

このように物流改善にはいくつものチェックすべきポイントが混在しています。
では早速事例に基づき解決方法をブラッシュアップしていきましょう。

物流改善事例集

事例①

【問題点】ピッキングに関する人為的ミスが多かった。品番の文字が小さすぎたり桁が多すぎる、または見た目が似ている商品が多いとミスの発生確率は上がりやすい。
【改善点】バーコード管理の導入により、目視での不安定な作業がなくなった事によって正確性が上がり、作業効率と必要以上の人件費が掛からなくなった。=3Mの排除に成功した。

事例②

【問題点】業務拡大により、倉庫の保管スペースに限界がでてきた。
【改善点】三次元的に倉庫内の空間を活用する事に目を向け、2階またはメザニン(中2階)を作った。その結果、少ない予算からでもメザニンを設置する事ができるため、そこまでコストをかけず保管効率をあげる事に成功した。

事例③

【問題点】作業工程が多かったり物流現場の整理整頓ができていなかった。

【改善点】シンプルな作業内容に変更。動線・レイアウトの再確認

倉庫のゾーン区分表示を細かくした。カゴ台車数を減らし、二段カゴ台車を導入などを実施。このように出荷頻度に合わせて保管場所を随時変更する事によって、作業の動線・レイアウトがわかりやすくなった。

事例④

【問題点】作業の効率化を考えて物流システムを導入してみたものの、細かい部分を自社用に最適化・調整する必要に迫られてコストをかけた挙句、専門知識がないまま自力で調整しようとした結果不適切なシステム修正を施してしまった。

【改善した結果】管理業務から配送まで行っている業者に物流業務そのものをアウトソーシングした。その結果、人件費に大きく関わる「入荷・検品作業」を委託した事により、コスト自体は同程度の外注費がかかったが、人的・時間的ソースを確保しやすくなった。

結果、EC事業者はECサイト自体の運営や企画に集中できるようになった。
また、シーズン毎に変動していた物流コストも、外注先に1本化されたため対応がしやすくなった。

物流改善におけるおすすめ本

物流への理解を深めるための本をご紹介いたします。物流に特化した経験と知識を豊富にし、改善ポイントを徹底解明していきましょう。

事例で学ぶ物流改善 (日本語) 単行本
–2017/9/16青木 正一 (著) 
物流改善の進め方 コストを下げ、品質を上げる(日本語)単行本(ソフトカバー)
–2007/2/6角井 亮一  (著)

図解入門ビジネス 物流センターの改善の進め方がよ~くわかる本 (日本語) 単行本
–2007/2/6角井 亮一  (著)

まとめ

物流と一言で言っても様々な工程があり、それら全てに問題点と改善点があります。それは言い換えれば「改善のチャンス」でもあるのです。物流と一言で言っても様々な工程があり、それら全てに問題点と改善点があります。

それは言い換えれば「改善のチャンス」でもあるのです。専門的なプロに任せる「アウトソーシング」も視野に入れつつ、工程毎の細かな改善点を見逃さず明確にし、作業効率をupする事が現実的ではないかと考えます。

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