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物流システムとは?種類や導入のメリット・デメリットも含めてご紹介!

Last Updated on 2022年3月24日 by art-mylogi

物流とは『物的流通』の略で商品を生産者から消費者へ引き渡す過程の事を言います。英語では「Logistic System」といい、ここでいう過程とは広範囲にわたります。
今回は、物流のシステムである「物流システム」について、機能や種類についてご紹介します。

物流システムとは?

そもそも物流の主な機能としては、「輸送」・「保管」・「荷役」・「包装」・「流通加工」があり、これらは「物流5大機能」と言われています。

これら物流5大機能のをまとめた効率化・最適化するシステムのことを物流システムと言います。つまり、物流システムはこれら物流5大機能のどれか1つに焦点を当てるのではなく、「物流」という大きな観点から効率化を進めるためのシステムです。

物流には単に商品を運ぶというだけではなく、多くの工程が必要となってきます。消費者にとっては商品が予定通り無事に到着するのは当たり前で、さらにその先の包装の品質や追跡サービスの質などが満足度に大きく影響する時代です。

商品品質の向上や消費者の信用を得るためには、上記5つのプロセスを徹底的に最適化し、スムーズな物流を展開していく事が大切です。そのために存在しているのが物流システムで、これらの各工程を一部もしくは一元的にシステムで管理するために存在しています。

物流システムの種類

配送管理(TMS)システム

TMSシステムとは出荷から配送完了までの一連の工程を管理していて、配送状況を可視化するシステムです。配送の状況をTMSで把握することで、配送時間・場所の変更などにも迅速に対応できるようになってきます。

配送管理システムの機能

    • ・出荷時刻や配送完了時刻などの配送ステータスの共有
    • ・配送通知メールの送信
    • ・配送指示
    • ・配送指示書や納品伝票、発注書などの各帳票作成
    • ・発送データの一元管理

配送管理システムのメリット

    • ・配送指示書や納品伝票、発注書などの各帳票作成
    • ・発送データの一元管理
    • ・ランニングコストが安い
    • ・月額制なのでコストが計算しやすい(可視化しやすい)
    • ・初期コストが安い
    • ・クラウド型であればバージョンアップや障害対応が不要
    • ・リアルタイムで配送計画を変更できる(急な配送先の変更にも対応できる)
    • ・事故歴や修復歴などの情報を一括管理できる(車両管理を効率化できる)
配送管理システムのデメリット・サービスの浸透に時間がかかる


運行管理システム

運行管理システムは出荷物の運搬の際に使用されている車両と随時連携を取る管理システムです。主なものとしてGPS・マップソフトなどを使用した配送の効率化に役立つシステムが挙げられます。運行管理システムを導入することで運行業務を円滑に進められるようになるだけではなく、運行業務以外に付随する様々な事務業務も簡素化されます。

運行管理システムの機能・無駄ない的確な運行を計画する運行管理機能
・効率的な配車を管理する配車管理機能
・ドライバーの現在地を把握する動態管理機能
・ドライバーの日報を作成する日報作成機能
・安全運転指導をしてくれる安全運転管理機能
運行管理システムを利用するメリット・事故の防止に役立つ
・万が一の事故発生時に迅速な対応ができるようになる
・運転手の労働環境が整う
・運行管理による到着時間の到着支援
・配送効率の向上
運行管理システムの利用に伴うデメリット・トラブルがあったときは業務が停止する

倉庫管理システム

倉庫管理システム(WMS)は主に入庫管理、在庫管理、出荷管理、棚卸管理、返品管理などの倉庫内の運営をサポートするシステムのことです。倉庫管理システムは倉庫内管理に特化しているため、後述する倉庫にない在庫まで管理する在庫管理システムとは役割が異なります。

倉庫管理システムを導入することのメリットは以下の通りです。

倉庫管理システムを導入する4つのメリット・人為的ミスが減る
・煩雑な業務が効率化される
・誰が作業しても物流品質が安定する
・人件費が減ることでコストが削減される

しかし、WMS導入には導入自体に時間的コストと金銭的コストがかかることが挙げられます。

在庫管理システム

在庫管理システムは在庫情報や入出庫情報、在庫の過不足状況を詳細にチェックするシステムのことです。前述した倉庫管理システムは倉庫にある商品の在庫を管理するものでしたが、この在庫管理システムは倉庫にない在庫まで管理します。

以前は在庫管理の方法としては人がかみに記入する形をとっていましたが、人が行うことで考えられる記入ミスや人件費などの発生などの課題がありましたが、在庫管理システムを導入することでこれらの悩みを一気に解消できます。

在庫管理システムの機能・入荷や出荷、検品をサポートする入出庫管理機能
・製品、保管場所ごとに在庫数を管理する在庫一覧機能
・返品対応の品質を向上させる返品管理機能
・実在庫とシステム上の在庫データの差異を確認する棚卸機能
在庫管理システムを利用するメリット・適切な在庫数を管理することによって無駄が削減される
・保管場所の整理、整頓、清潔の3Sが保たれる
・業務が自動化される

貨物追跡システム

貨物追跡システムとは輸配送中の貨物をリアルタイムで追跡する事によって、消費者が明確に貨物の状況を把握するシステムのことです。貨物追跡システムを導入すると配送状況を共有することができるようになるため、「本当に荷物が届くのだろうか?」「今どこに自分の荷物があるのだろうか?」など顧客が抱く不安を取り除くことができます。

貨物追跡システムの機能・ドライバーの走行データの記録・蓄積機能
・配送計画作成機能
・車両管理機能
・作業状況や到着時刻の管理機能
貨物追跡システムを利用するメリット・無駄な事務作業がなくなる
・最短配送ルートを提案してくれるので、大幅な業務の効率化につながる

EDIシステム

EDIとは(Electronic Data Interchange)の略称で、電子データ交換という意味です。BtoBにおいて受注・発注・出荷・納品・請求・支払いといった作業を電子媒体で行右ことで、企業間同士でのやり取りの効率化や人件費などの経費削減を可能にします。またEDIシステムを導入する事で、物流業務の業務の問題点や改善点を可視化する事ができます。

EDIシステムを導入するメリット・納品書や請求書などの書類送付の自動化
・ペーパーレス化
・業務スピードの向上
・正確性の向上
EDIシステムの導入に伴うデメリット・取引先への普及が難しい

ピッキングシステム

ピッキングシステムとは倉庫や工場などでおこなわれるピッキング作業を効率化してくれるシステムのことです。そもそもピッキングとは必要なものを特定の場所に収取することです。ピッキングシステムを導入することでハンディターミナルを用いたバーコードによるピッキングが可能になります。これにより在庫数や在庫の種類、場所がリアルタイムで把握できるようになるため、誰でも簡単にミス少なく必要な商品を探し出せるようになります。

物流システムを導入する3つのメリット

物流業務の可視化

物流システムの導入によって考えられる最も大きいメリットがこの「物流業務の可視化」で。以前は物流業務の管理形態は人が紙に情報を記入していました。この管理形態の課題としては、人が行うことで起こりうる記入ミス、が挙げられました。

しかしこの物流システムという電子媒体で導入することで、それまでの課題を解消した上に、リアルタイムでの可視化が実現されました。この物流業務の可視化によってそれまでとは比べ物にならないくらいの迅速な物流業務を管理することができます。

物流品質の向上

物流品質は自社のブランディングなどにも影響していきます。もし物流品がよくない状況をお客様に送って知った場合、お客様は自社に対して悪印象を抱いてしまい、その印象はクチコミなどによって他のお客様のもとにも入ってきます。そうならないためにも、物流業務の向上によって物流品質を上げることは不可欠です。

システムを導入することでより詳細な物流業務の把握が可能になったことで、改善点などが浮き彫りになっていき今後の品質向上につなげることが可能になっていきます。

コストの削減

物流システムが普及する以前はそれまでの物流業務は人自らが紙媒体に記入して管理していました。また人間1人が管理できる容量はそれほど多くはありません。しかし物流システムを導入することで莫大な情報を人間よりも低コストで管理することができます。

物流システム導入に伴うデメリット

導入に時間的コストがかかる

物流システム導入に伴うデメリットには時間的コストがかかることが挙げられます。システムの導入には現場で働く方達の理解が必要です。従業員がシステムに慣れるまではある程度の時間が必要であることは頭に入れておきましょう。授業員が捜査に慣れてくると、格段に作業スピード、品質は向上していきます。

物流業務全般を全て委託したい方へ。

「物流業務に時間を取られて、EC運営担当者の主業務であるマーケティング業務に専念できな」
このような悩みを抱えている企業様も多いのではないでしょうか。

たしかに物流システムを導入すれば、物流業務の工数は削減されますが、物流業務から開放されるわけではありません。

物流業務全般を委託して、EC運営者の主業務に専念したいのであれば、フルフィルメントサービスの利用がおすすめです。

フルフィルメントサービスとはECサイトにおける「商品の注文受付(受注)〜商品の配送完了」の一連の物流業務全般を全てまたは部分的に外部のプロに委託するサービスのことです。

具体的な業務としては入荷・検品・在庫管理・受注管理・流通加工・梱包・発送が挙げられ、業者によってはクレーム対応などの顧客対応も含まれます。

わずらわしい物流業務は全て物流のプロに委託して、空いた時間で自社の社員は販売促進やマーケティング業務を行い、売り上げに貢献する。
つまりフルフィルメントサービスは売り上げアップのためのサービスなのです。
物流業務の負担を減らしたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
物流システムの導入により煩わしい作業をなくすだけではなく、コストカットや業務効率化も実現する事ができます。
この機会に是非システムの導入をご検討ください。

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