年別アーカイブ: 2020年

ロケーション管理とは?フリーロケーションと固定ロケーションの違いから、改善施策まで紹介します。

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

倉庫業務において、ロケーションの管理は非常に重要な役割を持ちます。ロケーション管理の方法を見直すことで、課題を明らかにし、業務の効率化と改善を目指すことができます。そこで今回は、ロケーション管理について意味やその種類、改善施策を説明していきます。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ロケーション管理とは

そもそもロケーションとはこの場合、倉庫内の商品や材料の場所を示すものです。簡単に言うと保管場所を示す住所のようなものです。ロケーションを割り振ることによって、倉庫内の商品を見つけやすくし、データとして在庫を管理することも可能になります。

具体的には、倉庫内の柱やゾーンごとにエリア区分を作り、そのエリア毎に棚やラックを置いて、数字やアルファベットを振ることで、ルール付けを行い、誰でも場所が分かるようにします。床にそのまま置く平置きの場合でも、床に線を引き、ロケーションを割り振ります。

ロケーション管理の種類

ロケーション管理には大きく分けて二つの方法があります。以下では両方のメリットデメリットを交えながら、管理方法の特徴を説明していきます。

固定ロケーション

固定ロケーションは商品の種類ごとに保管するロケーションを固定しておく方法です。何がどこに保管されているか決まっているため、出荷時にすぐに取り出すことができ、担当者が場所を覚えていられることがメリットです。

ただし、決められた場所にしか保管できないため、スペースが空いていても他の商品を入れるということが出来ず、倉庫を最大限に活用することが難しくなっています。また、商品の入れ替えが多いと、そのたびにロケーションを決め直す必要があります。

シンプルでわかりやすい方法のため、倉庫のスペースに余裕があったり、商品の入れ替えや商品点数が少ない場合はおすすめの方法になっています。

フリーロケーション

フリーロケーションは空いている棚に商品を保管していく方法です。入庫時に保管場所を決定し、流動的に保管場所を変えていきます。この保管方法により、倉庫スペースの無駄をなくすことができ、収納効率を上げることができます。

しかし、フリーロケーションでは商品がどの場所にあるのかという紐づけのシステムが必要になります。どこに何を保管しているかが分からず、出荷時に探す手間とミスが発生しやすくなります。

フリーロケーションに関しては下記関連記事で詳しく説明しているのでご参照ください。

ロケーション管理のためのツール

ロケーションの管理は、様々なツールを使って行われています。

エクセルを使ったロケーションの管理

エクセルをロケーション管理に使用する最大のメリットは費用が無料になることです。エクセルでの管理では、手間がかかりすぎて遅れている、と思っている方も多いと思いますが、複雑な管理ルールや中小規模の商品の取り扱いであればエクセルで十分な場合が多いです。

エクセルでの管理はテンプレートがネットにいくらでも上がっていて、初心者でも真似をするだけでエクセルを使った管理を行えることが多いです。商品と備品の管理のルール作りをしっかりと社内で協議することも必要です。

アプリによるロケーション管理

スマートフォンアプリによるロケーション管理も可能です。多くは基本無料のアプリで、大量のデータは扱うことはできません。しかし、在庫データの確認が気軽に行え、倉庫内で場所を選ばずに記入が行えるというのは大きな魅力です。

また、アプリではバーコードを登録でき、ロケーション別の在庫をリアルタイムで把握することができ、同じアイテムが複数の場所に保管されていても、スムーズな出荷がみこめます。

在庫管理システムを利用したロケーション管理

複雑な在庫管理や大規模な在庫を管理する際に活躍するのが在庫管理システムです。倉庫レイアウトに合わせてロケーション番号を自動で生成することもでき、フリーロケーションにも対応しています。基本的に月額で料金がかかるようなシステムが多く、取引の規模によっても価格は変わります。

ロケーション管理改善施策

ここからはロケーション管理を改善し、業績アップを目指すための方法について紹介していきます。

分かりやすいナンバーを振り分ける

ロケーションはアルファベットや数字の組み合わせで表されることが基本的です。列、連、段の順番に番号を振り分けていきます。列はいくつかの棚が並んだ列を一列と数え、連はその列の中のどの棚かということを示します。そして段は、棚の中の何段目にあるかということを表し、これらにナンバーを振り分けることで、ロケーションは決定します。

なお、より大きな倉庫で管理している場合は、列よりも広いエリアやゾーンという区分けを作成し、番号を振ります。この番号を振る際に、誰が見ても覚えやすい記号を振るということに気を付ける必要があります。

適切なロケーション管理方法の選択

ロケーション管理には固定ロケーションとフリーロケーションの二種類の管理方法がありますが、自社の商品と倉庫がどちらの管理方法に適しているのかをよく検討する必要があります。

補充作業を考慮した保管場所の最適化

商品をピッキングするためのエリアと商品を補充できるように商品をストックしておくエリアを分けておくことで、ピッキングエリアをコンパクトにし、作業効率を挙げることができます。

しかし、この方法では定期的にストックしておくエリアからピッキングエリアに商品を補充する作業が発生します。頻繁に補充しなければならない商品や、商品自体が重く、持ち運びが困難な商品の場合はエリアを分けずに、ピッキング用の商品と補充用の商品をまとめて保管した方が良いでしょう。このように商品の種別によって保管場所もしっかりと検討する必要があるのです。

出荷頻度が高い商品のロケーション

出荷頻度の高い商品は作業開始位置や出荷口付近に配置しましょう。そうすることで。作業動線の短縮につながり、作業効率がアップします。また、頻繁に出荷される商品が一か所に集中することで作業場所が混み合ってしまわないようなロケーションの配置をする必要があります。

ピッキングミスを防止するために類似商品を離して配置する

類似商品が隣の棚にあったりするとどうしてもピッキングのミスが生じがちです。類似商品は離しておいておくことで、ピッキングのミスを減らします。逆に、一緒に出荷される商品は近くに配置することで、業務の効率化につながります。

ハンディターミナルの導入

ハンディターミナルは在庫データの収集に利用できる携帯端末です。持ち運びが容易で、バーコードだけでなく、文字認識も可能であるため、いちいち手書きでメモをとる必要がなくなります。詳しくは下記関連記事をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はロケーション管理に関してその種類、使用するツール、改善施策について紹介させていただきました。在庫の管理を改善することは、業績の向上に直結します。入荷時にどこに商品を置けばいいのか迷う、出荷時に商品を探してくるのに時間がかかるという課題をお持ちの方は、ロケーション管理について見直してみてはいかがでしょうか。

関連記事

・ディストリビューションセンター(Distribution Center)とは?TCやPCなどの物流センターと比較し徹底紹介!
・在庫管理でバーコードを導入するメリットデメリットについて、まとめました
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各業界で大活躍のハンディーターミナル!使い方やメリット、選び方をご紹介。

Last Updated on 2021年9月7日 by art-mylogi

ハンディーターミナルは、物流業界だけでなく小売店やショップでも使われている便利なデバイスです。導入すると、在庫管理やピッキング、工程管理などが効率よく行えて、さらに管理の精度も向上できます。今回は、そんなハンディーターミナルの在庫管理の使い方やメリット、選び方についてまとめてみました。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
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ハンディーターミナルとは?

ハンディーターミナルとは、簡単に言えば在庫のデータ収集用の端末です。携帯性に優れているのが特徴で、英語表記は「handy terminal」、日本語にすると「携帯端末」です。

読み取れるコードや搭載された機能も様々で、物流業界はもちろん製造業、小売業界など多くの業界で使用されています。

 

ハンディーターミナルの使い方

ハンディーターミナルは、在庫や工程の管理に利用されています。搭載されたレーザースキャンモジュールまたはカメラで、バーコードのバーやその間隔の違いを感知してデータを読み取ることができます。

専用コードの読み取りのみに使われるハンディスキャナとは異なり、バーコードや2次元コード意外にも、文字認識機能を用いて製品に直接印字されたナンバーや、使用期限などの文字列の読み取りも可能です。また、ハンディーターミナル自体にCPUや液晶画面が搭載されており、PCがなくても製品に関するデータを記録・処理することが可能です。販売管理システムにリアルタイムで連携することもできます。

 

ハンディーターミナルで在庫管理

物流の需要が増えてきている中で、多くの商品データを人の手によって帳簿で入力・管理するのは、ヒューマンエラーなどの観点からも無理があります。そこで、製品にバーコードや2次元コードを付与し、ロケーション(棚・列・段)にもコードを付与します。製品とロケーションのコードを読み取り、数量など情報を入力することで、「どの商品がどこにどれくらいあるのか」を管理することができるようになります。

 

商品の入出庫や移動の際にもバーコードを読み取るだけで、正確な管理が行えます。それらのデータは、リアルタイムで確認もできるので適切な管理が可能です。

 

ハンディーターミナルでピッキング

出荷の際に倉庫内に保管された商品を集めるピッキングは、従来では作業員が倉庫内から商品を探していたので、ヒューマンエラーの可能性もあり、スピードも作業者によってばらつきが発生しやすいものでした。

 

そこで、ハンディターミナルを導入します。事前に製品とロケーションに付与したコードをハンディーターミナルに登録し、出荷指示書(ピッキングリスト)にそのコードを記載しておきます。すると作業者は、ピッキングリストに記載されたコードをハンディターミナルで読み込むだけで、目当ての製品の情報とその正確な位置を知ることができます。また、ピッキングの際に製品のコードも読み取ることで、ピッキングと検品を同時に行うことができます。

 

ハンディーターミナルでトレーサビリティをシステム化

近年の安全意識の高まりもあり、製品が「いつ、どこで、誰によって作られたのか」を追跡可能にしておくことが重要になってきています。

 

トレーサビリティーを実施するには、各工程での情報が適切に記録されていることが大前提になりますが、商品が増えれば増えるほど紙に手書きでとはいきません。ハンディーターミナルで各工程での作業の履歴を取り、データを一元で管理することでトレーサビリティーをシステム化することができます。

 

ハンディーターミナル在庫管理でできること

ハンディーターミナル導入による課題解決

コードで製品とロケーションを管理することができるので、各工程での時間の節約とヒューマンエラーの減少を叶えることができます。

また、製品入荷時からコード管理を行えば、製品の情報をリアルタイムで把握・データベース化が可能です。このような情報を活用することで、人員の最適化や工数の最適化も行ってコストを削減することもできます。その他にも、数多くのメリットがあります。

 

その他ハンディーターミナル導入のメリット・日付の管理が簡単

・先入れ先出し管理もできる

・読み取りデータをエクセル等に自動入力

・商品の場所が即時に確認できるので効率的

・棚卸し作業の負担軽減

・トレースフォワード・トレースバックが簡単

・出荷ラベルを発行して即出荷可能

・読み取れるコードの多さ、文字認識も可能

 

 

ハンディーターミナルを活用している業界

ハンディーターミナルはその利便性から、物流業界のみならず、製造業界の生産管理や小売業界での商品管理など幅広く利用されています。

他にも様々な現場で導入されているのでご紹介します。

宅配業界

荷物を届けてくれる宅配業者さんは、配達の際に伝票に印刷されたコードを読み取っています。宅配業界では、ハンディターミナルで納品書との照合やラベル発行などを行っています。また、ハンディターミナルに登録した情報を貨物追跡データべースと連携させることにより、リアルタイムで貨物の所在地、輸送段階を管理しています。

 

精密機器・半導体業界

精度が求められる現場では、検品やピッキングの精度も高くなければいけません。ハンディターミナルを導入することで、各工程での検品・照合の効率をあげることができ管理制度の向上が叶います。

 

食品・薬品・化粧品業界

これらの業界で近年重視されているのは安全基準です。製造日時や商品劣化など、注意して管理しなければならなりません。原料の消費期限データ管理や工程管理の効率化において、ハンディターミナルが役に立ちます。

 

駐車監視員

駐車違反の車両の管理を行う駐車監視員は、放置車両を発見するとその車両の写真を撮影し違反ステッカーを発行します。この時に使われているのがハンディーターミナルなのです。

 

ハンディーターミナルの選び方

ハンディターミナルは搭載された機能や形状、大きさまで機種によって様々です。

・読み取り可能なコードの種類、読み取り性能

バーコードのみ読み取り可能なものから文字認識が可能なもの、また業界独自のコードなど、業務フローに合わせた機能を選びましょう。

近年、金属やプラスチックなどさまざまな製品への直接印字も増加していますが、表面の素材や形状により読み取り精度が変わってきます。必要であれば、このような場面でも対応できるような性能や読み取りスピードなどにも着目しましょう。

 

・通信機能

電波が通り、広い範囲での通信をしたいのであれば無線LAN内蔵タイプ、限られた範囲での作業のみであればBluetooth搭載タイプ、電波の届きにくい環境で無線LANが使いにくいのであれば有線対応タイプなど、現場に合わせて選びましょう。

また、拡張性が高く柔軟に通信手段を選べるタイプもおすすめです。効率敵にもオペレーション的にも、通信速度も重要ですので早いものを選びましょう。

 

・経続使用可能時間、バッテリー容量

ハンディーターミナルは、現場での使用時間が長い端末です。消費電力が大きく、一度の充電で1日持たなかったり、内蔵バッテリーが劣化しやすかったりすると、非効率的ですしランニングコストもかかります。頻繁に充電できない想定であれば、連続使用可能時間が長いタイプや大容量バッテリー搭載タイプを選びましょう。

 

・サイズもや形状も様々

必要な情報量などから、一度に多くの情報を確認する必要がある場合は大型ディスプレイ付き、小規模のショップや長時間の使用が想定される場合は、省スペースで疲れにくい小型軽量タイプが良いなどの判断ができます。

また、タッチパネル式か、どの角度からでもディスプレイの数字が視認できるか、端末が持ちやすいか、キーは押しやすいかなどの操作性も重要です。

 

・落下耐性や防水・防塵機能

長時間使うものですから、一度落としたくらいで壊れてしまっては困ります。しっかりと業界基準の落下耐性をクリアしたものを選びましょう。また、製造業界や物流業界などでは野外や水が飛び散る環境などのハードな使用も想定されますので、防水・防塵機能も欠かせません。

 

・互換性、サポート体制

ハンディーターミナルの導入は安い買い物ではありませんし、機能にこだわって選べば選ぶほど故障した際にダメージは大きいでしょう。そんな時に、メーカーのサポート体制は万全か、その機種の互換性はあるかが重要になってきます。

メーカーによっては互換性を保ちながらシリーズを更新していたり、アフターケアとして技術的なサポートや導入のアドバイスをしてくれたりと、運用時に役立つサービスもあります。

 

実際に現場でどのような課題があるのか、業務フローはどうかなど、目的に合わせて選びましょう。性能や機能が良ければその分価格も上昇します。費用対効果を把握してから検討しましょう。

 

まとめ

ハンディーターミナルについて幅広くまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。今やどの業界でも大活躍のハンディーターミナルは、従来の物流課題を解決に導くソリューションの一つです。これからも、新たに生まれてくるソリューションと組み合わせて、さらに便利になっていくことでしょう。

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4PLとは?3PLや5PLとの違いやサービス提供事例も含めて詳しくご紹介いたします。

Last Updated on 2022年2月16日 by art-mylogi

物流業界において、現在4PL(Forth Party Logistics)が注目されています。

4PL(Forth Party Logistics)は経済界全体の物流問題を解決する鍵になりうる新しいビジネスモデルと言われています。
本記事では、4PLとは何かや3PL、5PLとの違いなどを実際に4PLサービスを提供している企業事例も交えながら詳しくご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
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物流業界ににおける4PL(Forth Party Logistics)

物流における4PL(Forth Party Logistics)とは、元々あった3PLの概念に、ロジスティクス戦略の企画や推進を行うコンサルティング要素が加わったビジネスモデルを指します。
4PL(Forth Party Logistics)は荷役や輸送コストだけでなく様々な点で改善を行うことができます。
荷主に代わり、企画の作成から業者選定まで様々な業務を実行するため、荷主企業に対してきめ細やかなサービスとコンサルティングの能力が要求されます。

また、荷主の付加価値向上だけでなく、物流業者の経営方針や活動成果を投資家に対して伝えていく枠組みとしても利用されています。

物流における3PLと4PLの違いとは

現場運営を中心に実行していくのが3PLです。
一方、4PLでは顧客視点でのロジスティクス戦略の策定などを行って行くため、物流コストの低減に対するスタンスにおいて差異が生じます。

3PLにおいては、顧客の物流コストが事業者にとっての利益となる為、業者側から改善案を提示しづらいと言えます。
しかし、4PLでは、顧客に対して利益を重視した提案が可能な為、自主的な改善案を提案しやすいビジネスモデルになっています。
そのため、物流業務の改善だけでなく、経営方針に基づいて根本から企業課題を解決することが可能です。

物流における4PLと5PL の違いとは

5PLは、4PLにAIや自動運転といった最新のテクノロジーが加わったビジネスモデルを指します。
顧客視点でのロジスティクス戦略を提案する4PLに対して、AIや自動運転などを導入することで物流業務を大きく効率化することが可能です。

4PLサービスを提供している物流業者

ここでは、4PLサービスを提供している物流業者をご紹介いたします。
上述しましたが、4PLは顧客に対してコンサルティングも行う必要があるため、3PLサービスを提供している物流業者に比べて数が限られてしまいます。

東芝ロジスティクス

東芝ロジスティクスは、「ナンバーワン4PLカンパニー」というビジョンを掲げサービス提供を行っています。
東芝ロジスティクスでは、従来の「3PL」のようにロジスティクスを一部門として外部委託するのではなく、開発から販売まで経営の中に4PL担当者が積極的に関与し問題を解決に導いてくれます。そのため、SCM全体の最適化を実現することが可能な点も大きな特徴と言えるでしょう。

アクセンチュア

アクセンチュアでは、2000年代前半から、3 PLの課題を解決するソリューションとして、「4PL」を提案し。実際に成果を上げています。「4PL」を導入するにあたって、サプライチェーンに関する目標設定や関連業者間での資金面でのビジネススキームの構築など様々な課題があります。
これはコンサルタントが得意とする分野である為、「4PL」はコンサルティング会社と3PL業者が連携することによって、付加価値の高いサービスを提供することが可能です。

4PLサービスを導入する上での注意点

4PLサービスでは、ロジスティクス戦略の企画や推進も含めた物流業務の領域をカバーすることが可能です。
一方、社内や協力会社との調整や顧客側でのみ実現可能な領域も存在する点も注意しなければなりません。
そのため、4PLサービスを提供している企業と顧客がしっかり連携していくことが必要になってきます。

まとめ

本記事では、4PLについてご紹介致しました。
4PLでは、サービス提供者と顧客側が密に連携をとって進めていくことが重要になります。
この記事が4PLについて詳しく知るきっかけになれば幸いです。

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リードタイムが示すのは?短縮方法やメリット・デメリットもご紹介!

Last Updated on 2021年9月8日 by art-mylogi

製造業や流通業では日々の業務をSCM(サプライチェーンマネジメント)にのっとって行っていますが、このSCMに必要不可欠な考え方が「リードタイム」です。リードタイムは納品スケジュールなどを立てる際に重要になってきますが、いまいちよくわからないという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんなリードタイムについて、「納期」との違いや関連語彙の説明、リードタイムの種類や特徴も交えながら、短縮方法や短縮した際のメリットと注意点について解説します。

この記事を監修した人

藤井 玲

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リードタイムとは?関連語彙も解説!

リードタイムとは、製造や流通、開発の現場において、発注から納品までにかかるすべての工程に必要な時間のことです。「すべての工程に必要な時間」ですから、ここには、実際の作業時間のみならず、作業開始までの待ち時間や点検・検査の時間なども含まれます。

主に、オペレーション品質のスピード面を測る際に、利用される指標ですが、事業の日程計画を立てる際にも、使われる考え方です。また、立場によってもこの概念は少し変化します。リードタイムは買い手側からみれば、「発注から納品されるまでにかかる時間」、売り手側からみれば、「受注から納品するまでにかかる時間」となります。

リードタイムの類語

リードタイムの類語としては、所要時間、開発期間、調達期間、製造時間、移動時間、などがあります。

英語では「lead time」として、ほとんど同じ意味で使われますが、ビジネスシーンでは「L/T」と省略されることもあります。

「納期」とは違うの?

似たような言葉に「納期」があると思います。しかし、リードタイムを納期と同じ意味で使ってしまうのは誤りです。

リードタイムが示すのは、発注から納品までの「期間」ですが、納期が指すのは、納品の「期限日」となります。従って、商品の納品について、「〇営業日」・「〇日間」とあればリードタイム、「〇月〇日」とより具体的な日付であれば納期を指していることになります。

タクト・タイム、サイクル・タイムとは?

タクト・タイム

タクト・タイムとは、生産の「リズム」を決める基準値で、「ピッチタイム」とも言います。お客様の、「何個の製品をどれくらいの期限内に納品してほしいのか」、という需要から計算します。

簡単に言えば、「実際に稼働できる時間の合計÷必要数量」で表すことができ、休憩や待ち時間を除いた実際の稼働時間を、必要数量で割ることで、製品1つをどのくらいで作らなければならないかを求めることができます。

工程作業時間がこれを超えてしまった場合は、生産の遅延によりお客様の需要に応えられない、という判断基準になります。

サイクル・タイム

一方で、サイクルタイムとは、実際にその工程の初めから終わりまでの1サイクルにどれくらいかかるかの実際の時間になります。計算式でいえば、「合計実稼働時間÷生産数」となり、タクトタイムと比べることで、お客様からの注文に間に合いそうかどうかを判断することができます。

リードタイム区分別!短縮方法

リードタイムの短縮には、設備の導入や、人員の増加などの方法が考えられますが、これは各工程にかかる処理時間を短縮するための投資です。

日本の製造業では、リードタイム全体に対する滞留時間の割合は約8割だと言われており、この滞留時間の短縮を検討するとリードタイム全体の短縮にも効果があるとされています。

また、リードタイムは、工程ごとに分解して考えることもでき、考えられる短縮方法も様々なので、基本的なものをいくつかご紹介します。

開発リードタイム

開発リードタイムとは、商品企画やコンセプトの検討・決定から、それらを商品の形に仕上げていく過程にかかる期間のことです。どのような技術や材料を使うのか、資材の調達方法や、生産を発注する工場の決定などもここに含まれます。開発リードタイムを短縮することができれば、タイムリーに市場に商品を投入することが出来ます。しかし、開発リードタイムを無理に短縮しようとすれば、工数や人員を増やさなければならなくなり、かえって開発費増額なんていう結果にもなりかねません。

・仕入れ先の見直しや、優先順位をつける。

・部品の共通化など製品やサービスに共通化できる部分を増やす。

などの方法で、調整・対応していくことが可能です。

調達リードタイム

調達リードタイムは、商品企画に沿った材料を調達し、納品や検査なども含めて、生産現場の納入要求に対応できるまでの時間を指します。材料の調達は、自社生産の場合や、外注により調達する場合がありますが、特に海外の会社などに外注する場合は、その運搬にかかる時間にも注意しなければなりません。

また、調達する品が製品であれば、調達先での生産リードタイムも含める必要が出てきます。調達リードタイムの遅延及び短縮は、納品リードタイムにも直結して影響を及ぼします。

・取引先企業に改善点を指摘するなど、企業間での調整。

・自社内での調達であれば、社内で改善点の作成や調達計画の見直しを行う。

上記の方法はシンプルですが、綿密に立てた計画通りに進むことこそが、調達リードタイム短縮においては最も効率的なのです。

生産リードタイム

資材の調達の後、工場では生産が開始されます。そこから、製造工程を経て必要数の製品が出来上がるまでの期間を生産リードタイムと言います。もちろん、実作業時間だけではなく、滞留時間なども含まれます。生産リードタイムにおいても、自社で生産が完結する場合と、社外生産の工程が一部含まれる場合などがあります。

生産リードタイムを短縮するためには、工程の処理時間の短縮のみならず、工程間の滞留時間を省くことも重要になってきます。原材料の調達待ちや、仕掛在庫の管理などをうまく管理できるかどうかが、生産リードタイム短縮のカギになると言えます。

・人員の増加、再配置

・機械・設備の更新

・生産計画・各作業計画の見直し

単に人や機会を増やし工程処理時間を短縮するだけでなく、細分化した作業工程それぞれの生産計画を最適化することが重要です。

配送リードタイム

配送リードタイムは、工場で商品が出来上がってから、実際に発注先に納品するまでの期間です。商品輸送だけでなく、検品や入出庫、納品先の仕分けなど、いろいろな業者や人が関わってくる段階となります。

・倉庫管理を見直す。

・検品や梱包など出荷前作業を効率化する。

・配送ルートの最適化を行う。

特に配送に関しては荷待ち時間などの待機時間の最適化が重要になってきます。

現在におけるリードタイムの重要性

リードタイムの短縮の重要性が増してきている背景には、ネットショッピングなどの台頭があると言えます。ネットショッピングには、「すぐに届く」という強みがあります。当日配送サービスなども広まっている中で、物流におけるリードタイムの短縮の必要性が増してきたのです。今後も、ECやネットショッピングの需要の高まりとともに、物流リードタイムの短縮は求められていくと考えられます。

リードタイムを短縮できた際のメリット

収益向上

より多くの注文を短時間で処理することができれば、発注→納品の回転率が上がりより多くの利益を見込めます。発注者や購入者にとっても、必要なものが必要なだけはやくに手に入るということは、満足度の向上に直結し、次回からの受注機会の増加にも繋がります。

また、調達から納品までの期間を短縮できるため、倉庫内の在庫を現金化するまでの期間を短くできます。キャッシュフローの改善が見込まれ、事業の成長にプラスに繋がるでしょう。

在庫管理コストの削減・過剰在庫を抱えない!

まず、在庫が増えてもすぐに納品につなげることができるので、保管スペースの節約や、保管作業・保管人員を減らすことが可能です。

また、過剰在庫を抱えることもないので、棚卸などの作業もミスを減らしたうえで、素早く少人数で行うことができます。また、製品や部品を倉庫に保管しておく時間が減ることで、品質劣化を防ぎ、生鮮食品であれば鮮度を保ったまま、納品に至ることが可能です。

リードタイムの短さが、そのまま事業の強みになる

発注があってから、素早く納品することで、発注先の満足感を向上させ、信頼感も醸成されるため、その後の受注や関係性にも好影響を与えることができるでしょう。

また、確立した「リードタイムの短さ」という評判は、そのまま自社事業の強みとなり、競合他社との差別化にも繋がります。

作業計画の精度UP・問題点の可視化

リードタイムの短縮を目指し、各工程の作業計画を見直すことで「どこに問題があるのか」が見えてきます。そこで無駄を省き、問題を解決していければ、今後の作業計画の精度向上につながります。また、開発・調達・生産・配送それぞれの段階で、どこにリードタイムを長くさせている要因があるのかを把握することができます。

ビジネスチャンスを逃さない

リードタイムを短縮させることで、市場のニーズに対してスピード感を持って対応していくことができます。需要のある商品を、適切なタイミングで市場に投入できるという点は、事業の大きな強みになります。

リードタイム短縮を目指す際の注意点

リードタイム短縮のため、計画を立てていく際に注意しなければならないポイントを説明します。特に、作業計画改善の際に気を付けなければならないのは、リードタイムの短縮が目的になってしまうことです。効率重視になりすぎて、品質を落としてしまっては、かえって事業に悪影響を与えかねません。実現可能な計画を、現状の問題に合わせて立てていきましょう。

小ロット生産のリスク

部品や製品の入出庫の流れをよくすることで、在庫を抱えなくて済みますが、万が一生産停止などになった場合、在庫が少ない分はやくに事業をまかなえなくなってしまいます。生産停止に至るようなトラブルとは、取引先の営業停止なども考えられますが、そのほかにも災害や、海外との取引があれば国際情勢など、絶対にないとは言い切れない要因が多いのも難しい点です。

また、需要と物流の回転率のバランスがとれていればよいのですが、例えば需要が急増した場合などに、自社に在庫があればそこで収益を見込めますが、在庫がなければまた発注から納品までの時間がかかってしまいます。市場予測や、追加発注におけるリードタイムの短縮などで対応可能かもしれませんが、在庫リスクを最少にしつつも、リードタイムを最短にできるように調整しましょう。

品質の低下

作業を止めないことを優先してしまい、作業工程の手抜きやミスを招く可能性があります。不良品が増えれば、リードタイムも伸びますし、もちろん自社への信頼も失ってしまいます。作業計画を見直す際には、人材不足やスキル不足なども考慮し、無理のない計画を立てましょう。現場の状況を把握し、現実的な変更にすることが大切です。

まとめ

リードタイムの短縮を目指し作業計画を見直すには時間がかかるかもしれませんが、そこで確立した最小限のリードタイムは自社の財産になります。多くのIT企業がリードタイム短縮のためのソリューションを開発していることからも、リードタイム短縮の需要が高まっているのがわかります。現場に即した生産計画を立てて素早く市場に適応していきましょう。

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マテハンとは?マテハンを自動化するメリットやメーカーのランキングなどをご紹介します!

Last Updated on 2021年9月8日 by art-mylogi

工場などにおいて、原材料や製品の持ち運びや仕分けなどマテハンを人の手で行うのは非効率だと言えます。より大きな価値を生み出していくためにはマテハンを効率化していくことが重要です。

この記事ではマテハンはとは何か、またマテハンを自動化する際のメリットや、マテハンメーカーのランキングなどについてご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

マテハン(マテリアル・ハンドリング)とは

マテリアル・ハンドリングの略称が「マテハン」です。
拠点内の製造工程における製品の移動全てに関するを取り扱いを指します。
従来はフォークリフトや台車などの機器を用いて製品の積み込みや仕分けなどを人の手で行っていましたが、マテハン全てを人が担うのは非効率的です。

そのため、現在は生産性を向上させることを目的として、マテハン機器を用いた自動化が進められています。

マテリアルハンドリングシステムに用いられるマテハン機器

マテリアルハンドリングシステムにおいて用いられる機器を「マテハン機器」と呼称します。しかし実際には、物流作業において特に効率化を図ることが可能なものや自動化された設備を指すことが多いようです。
マテハン機器の代表的な例としては搬送ロボットやソーター、ピッキングシステムなどが挙げられます。

搬送ロボットは製造工場や物流拠点内において、商品を目的の場所まで運搬する役割を持っているものを指します。近年では、無人搬送車にAIを搭載しているものまで登場しました。これにより、従来の磁気テープによるルート指定などの必要がなくなりました。

ソーターとは製品の種類や納品先に応じて自動で仕分けを行う機器を指します。ベルトコンベアで目的の場所に搬送する仕組みのため、複雑な仕分け作業でも正確に行うことが可能です。
ピッキングシステムとは製品などを取り出す際に、必要なものを取り出してくれるシステムです。従来は人が行っていた作業ですが、現在では製品と数値を指定することにより、自動で取り出してくれるものや、音声補助がついているものなど様々なものがあります。

マテハン(マテリアル・ハンドリング)を
自動化するメリット

ここではマテハンを自動化することで得られるメリットをご紹介したいと思います。
自動化することによって得られるメリットは以下の3つです。

マテハンを自動化するメリット・業務の効率化
・ヒューマンエラーやリスクの削減
・人件費の低減

マテハン(マテリアル・ハンドリング)を自動化する
メリット「業務の効率化」

マテハンを自動化することにより、業務を効率化することができます。
具体的には、人と機器で行う作業を分担するケースなどが考えられます。深夜に作業を行う際場合には、昼間からいる従業員をそのまま導入することは難しいです。24時間続けて作業することは人間には不可能です。そのため、深夜帯に勤務する別の従業員を雇用する必要がありますが、それでは人件費が余分にかかってしまいます。

しかし、マテハン機器を導入し、単純作業は機器が行い、最終チェックなどの人の視点が必要な業務を人間が行うことによる分業でこの問題を解決できます。
このよう機器と人間で役割分担を行うことで効率化を図ることが可能です。

マテハン(マテリアル・ハンドリング)を自動化する
メリット「ヒューマンエラーの削減」

人間による作業の場合、作業者の習熟度や体調などによりヒューマンエラーが発生する場合があります。また、業務によって、作業に危険を伴う場合があります。
このようなケースもマテハン機器の導入で解決可能な場合があります。
機器であれば、設定するだけで作業が行えるため、習熟度や体調によって作業の質は左右されません。
また、作業リスクなどもマテハン機器によって大幅に削減することができます。

マテハン(マテリアル・ハンドリング)を自動化する
メリット「人件費の低減

マテハンを自動化することで、マテハンの業務に携わっていた作業員の人件費を大幅に抑えることが可能です。
自動化により、生み出された人件費を開発やその他の業務に費やすことにより、より大きな価値を生み出すことができるでしょう。マテハン業務は価値を生み出す業務ではないので、ここにかかる費用を抑えることが重要になってきます。

マテハン(マテリアルハンドリング)
業界メーカー売り上げランキング

ここではマテハン業界におけるメーカー売上ランキングをご紹介いたします。

第1位 業界最大手マテハン(マテリアルハンドリング)
メーカー 「ダイフク」

大阪に本社を置いているこの「ダイフク」社は世界NO.1の売り上げを誇るメーカーになります。
2019年にはVege Conveyors&Automations社を買収し、さらなる成長を見せています。

第2位 老舗マテハン(マテリアルハンドリング)
メーカー 「シェーファー」

この「シェーファー」社はドイツ発の老舗マテハンメーカーです。
1937年の創業以来、コンテナシステムをはじめ、ITシステムなど様々な物流業界向けの製品を全世界に販売しています。

第3位 キオングループ傘下マテハン
(マテリアル・ハンドリング)メーカー 「デマティック」

「デマティック」社はキオングループ傘下のマテハンメーカーです。
キオングループは産業用車両を販売するドイツのメーカーで、2020年8月に中国に新工場を建設するため120億円投資したことでも話題になりました。

マテハンロボットメーカー4強とは

マテハンを自動化するにあたって重要になってくるのがマテハンロボット(産業用ロボット)選びです。
ここでは業界の中で4強、海外でもBIG4と呼ばれているメーカーをご紹介します。
マテハンロボットを選ぶ際に参考にしていただけましたら幸いです。

マテハンロボットメーカーの「ファナック」

「ファナック」の特徴は、全世界をカバーするサービスネットワークを保有し、FA事業やロボマシン事業、IoTプラットフォーム事業の三つを主軸としている点です。また、高度に自動化された工場を所有しているため、低コストで信頼性の高い商品を提供しています。製造業において、自動化や効率化を大きく進め、全世界の製造業の発展に寄与していると言っても過言ではないでしょう。

マテハンロボットメーカーの「安川電機」

「安川電機」では主に溶接ロボットや塗装ロボットなどをはじめとする多関節ロボットを提供しています。そのため、自動車関連事業に大きなシェアを持っています。システムエンジニアリングや物流サービスも提供しているため、自動車関連の工場などが一括で依頼したい場合におすすめです。

マテハンロボットメーカーの「川崎重工業」

1969年に国産初の産業用ロボットメーカーとして生産を開始しました。産業用ロボットメーカーのパイオニアとして、様々な分野の産業に高品質で高機能なロボットを提供しています。汎用ロボットからパレタイズロボットなどのマテハンロボットまで、様々な種類のラインナップがあり、サイズも多種多様です。

マテハンロボットメーカーの「ABB」

スイスに本社を置く多国籍ロボットメーカーで、創業から130年以上にわたって技術改革を行っています。世界のデジタル産業をリードをしており、産業用ロボットだけではなく、ネットワークマネジメントなども行っています。

まとめ

この記事ではマテハン(マテリアルハンドリング)についてやマテハンを自動化するメリットなどをご紹介しました。

マテハンを自動化することで、開発などの価値を産み出す業務により多く投資することができます。業務を効率化し、より高い価値を生み出していくことが重要です。

この記事がマテハンについて知る一助となれば幸いです。

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AIが解決する物流の課題!ヒューマンエラーの予防やビジネスの最適化に役立つAIについて解説します。

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

物流業は様々な業務があり、また倉庫以外の届け先なども現場となる複雑な業界です。また、ECサイトの利便性の高まりに伴って、いくつかの課題も生じてきています。そんな物流業において、今注目されているAIはソリューションとなりうるのか、また物流AIの今後の課題は何なのかを、具体例やデジタルトランスフォーメーションなどもご紹介しながら解説していきます。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

今、物流の抱える課題とは?

課題①人員不足

ネットショッピング市場が拡大を続ける現在ですが、その裏で成長を支えているのが物流業界です。24時間365日、どこからでも利用可能な点が便利なネットショッピングですが、その分物流倉庫も24時間稼働し、業務にあたる人員が存在しています。また、倉庫内では入出庫管理、検品作業、仕分け作業など、数多くの業務が行われています。商品が倉庫を出てからも、配送手配や受注処理、実際の配送やトラブルへの対応など、本当に多くの業務と人的コストが発生しています。

しかしながら、近年運輸業の就業者は減少傾向にあり、離職率が入職率を上回っているのです。若年層の入職率もまた減少傾向にあり、2018年における国土交通省の調べによると、「物流分野における労働力不足が近年顕在化。トラックドライバーが不足していると感じている企業は増加傾向。2017年は63%の企業が「不足」又は「やや不足」と回答。」しているといいます。団塊世代の定年を控え、また高齢化の影響もあり、若い労働力の獲得が急がれる中、その過酷な業務内容は入職率を下げ、離職率を高めている要因の一部であるといえるでしょう。

課題②長時間労働

物流業では、その長い拘束時間が、改善すべき点として注目されています。例えば、トラックドライバーの年間労働時間は、全産業平均と比較して約1.2倍だとされています(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。

このような長時間労働の要因の一つとされるのが、長時間の荷待ち時間・荷役時間です。荷待ち時間・荷役時間とは、荷主や物流施設の都合によってドライバー側が待機している時間や、荷物の積み下ろし時間のことですが、指示待ちの時間も含まれており、この長くて3時間ほどの待機時間により、ドライバーの拘束時間は伸びてしまっています。

課題③再配達・受け取り拒否問題

最適化よりも先にサービスが先行してしまった結果生まれたのがこれらの問題です。なんと再配達の割合は全体の配達数の約2割にのぼり、この2割を労働力に換算すると年間約9万人のドライバーの労働力に相当するとされています。

サービス向上や消費者の保護の観点から見れば、再配達や受け取り拒否という機能は必要と言えますが、これらはドライバーへの負担、さらには運送業者の効率化悪化に繋がります。

課題④載積効率の悪さ

運送トラックの荷台いっぱいに荷物を詰め込んで運ぶことができれば、もちろん運送効率も向上します。しかし、実際のトラックの平均積載量割合はわずか40%で、約60%は空きがあるとされています。これは、時間指定配達や、再配達などのサービスの進展によるものであるといえるでしょう。

課題⑤ヒューマンエラーへの対策

膨大な量の荷物を人が管理する中で、人的ミスが発生するのは仕方のないことです。そこで重要となってくるのは、ミスへの防止・対策です。どの段階でミスが起きにくいのか、ミスが発生した後どう被害を食い止めるかです。また、これらの予測と同時に、点検作業も大きな意味を持ってきます。誤出荷の発生する原因として、ピッキングや伝票貼り付けのミスが挙げられます。これらの段階において、正確な点検作業を行うことができれば、大幅に誤出荷を減らすことができるでしょう。

課題⑥在庫管理・入出庫管理

発注担当者の経験による発注などは、ヒューマンエラーの可能性や精度・効率の低下などが考えられます。また、市場の変化や天候情報などにも影響される需要予測は、データの変動も大きく、人の手による在庫管理は難しく過不足が起きやすいです。在庫管理が狂えば、管理コストの上昇や生産性の低下にも繋がります。

物流におけるAI活用のメリット

ここまで、6つの物流業の課題を見てきましたが、これらを解決するためにAIを導入してみるとどんなメリットが生まれるのかをご紹介します。

メリット①単調作業面での人的コスト削減

倉庫内の単純作業はAIやAI搭載ロボットにより省人化が可能です。

例えば、入庫作業では多くの場合、荷物のタグやラベルを目視で確認し、商品名や型番を倉庫管理システム(WMS)に入力するという作業が発生します。そこで、AIの画像認識技術やディープラーニングを活用することができます。膨大な数の商品がベルトコンベアで運ばれてくる中で、自動で認識・判別し、商品別に仕分けることで作業時間を大幅に短縮することが可能となります。バーコードの読み取りが難しい荷物があることも少なくない中、ヒューマンエラーも減らすことができます。

また、倉庫内作業では、棚から荷物を出し入れするために作業員が倉庫内を歩いて探すという作業が発生するのですが、パレット型やアーム型などのAI搭載ロボットを活用すれば、目的の荷物を作業員の元まで届けることや、棚自体を動かして作業員がいる場所まで運ぶことも可能です。ロボットによる積み込み作業の自動化なども実装すれば、作業時間や作業員の負担を大幅に減らすことができ、離職率の改善にも繋がるでしょう。また、作業効率も上がるので、人員不足にも対応していけるのではないでしょうか。

メリット②最適化による労働時間短縮・負担軽減

物流において、AIにより最適化が図れる場面は数多く存在します。

例えば、人員や配置の最適化、需要予測や発注管理の最適化、配送ルートの最適化などです。そして、冒頭で紹介している物流における課題についても、AIによる最適化で多くが解決・改善することが可能でしょう。

長時間労働問題は、荷待ち時間や載積効率などの最適化により改善することが可能です。GPSなどのセンサー技術活用すれば、保有する車両をリアルタイムで監視し、荷待ち時間の発生しないようなルートや、届け先の位置関係から載積量が最大になるルート、また荷待ち時間も活用できるよう載積量を管理したルートなども作成することができます。

また、長距離輸送についても、AIの活躍の幅は広いです。中継輸送コンテナラウンドユースなどが、長距離輸送の最適化に当たります。中継輸送とは、遠くへ荷物を輸送する際に、出発地と目的地の中間地点で別のドライバーに受け渡し輸送することで、各ドライバーにかかる負担を減らすことができます。また、コンテナラウンドユースとは、海上コンテナでの輸出の際、港で陸揚げされ陸上輸送が終わった空のコンテナを、空のまま戻すのではなく、その地で別の貨物をコンテナに積み込んでから戻す仕組みです。これは、2往復分の貨物輸送を1往復分減らすことができ、また輸送量が減ることによりCO2や排気ガスを減らすことが可能です。これらを実現するためには、まず「相手」を見つける必要がありますが、そこで必要不可欠なのがAIです。どのトラックが、何時に何処へ向かうのか、何処を通ってどれくらい積み込めるのかなどを、AIを活用して情報共有することによって、無駄を省き時間もコストも最適化することが可能です。

「最適化」はAIに求められる大きな魅力であり、多くのAI関連企業はこの「最適化」に力を入れていることをアピールしています。

メリット③正確な点検・検品作業と安全管理

AIの特徴の一つに、「正確さ」がありますが、これが存分に発揮されるのが点検・検品作業です。

膨大な数の荷物を管理する上で、ヒューマンエラーは確実に起こりうるとも言えますが、それを点検段階でAIが察知し誤発送を防ぐことができれば、トラブル対応や負担が減り、効率や信頼性も高めることができます。また、検品作業についても、誤った品が混在していたり、商品の外観に傷や穴開き等が生じていたりすれば、荷物が配送ネットワークに流れる前に食い止めることが可能になります。

また、AIの異常検知機能は、危険の多い倉庫内や配送中において重要な役割を果たします。

倉庫内の作業において、主に危険視されているのが、フォークリフトの危険運転ですフォークリフトによって起きる事故は、接触事故以外にも、挟まれ事故、荷崩れ事故、車体の転倒、パレットの転落などがあります。AIの自動運転や危険運転を察知する仕組みがこういった事故を未然に防ぐことに有効だと言えます。例えば、車体に加速度センサーを設置し、そのデータの解析から、運転手が起こす衝突や急ブレーキなどのアクションを検知するなどです。また、トラック配送についても、AI搭載の車内カメラを設置することで、ドライバーの状況を監視・分析し、居眠りをする兆候を映像から判別した際に、アラートを鳴らしドライバーに呼びかけることで、事故を未然に防ぐことが可能です。

メリット④AIによる在庫管理

そもそも、人間の業務を代行するという前提における、AIの強みとは何でしょうか。

様々あると思いますが、「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる技術はAIの大きな強みであると言えるでしょう。ディープラーニングのおかげで、AIは人間のように様々なパターンを経験し、学習していくことができます。AI自身が学習を重ねていくことで、質は高まっていきます。

そこで、そんなAIが即コミットできると考えられる物流業務の課題は何でしょうか。在庫管理や需要予測ではないでしょうか。なぜなら、在庫管理のために需要を予測するのには、過去の売上・顧客属性・需要変化や立地条件など、あまりにも膨大なデータを同時に分析することが必要になりますが、これを人の手でしようとすると精度が落ち、最終的には経験や勘に頼ってしまうことになってしまうからです。需要予測や在庫管理にAIを用いることで、様々なデータを正確に反映し、かつヒューマンエラーの少ない運営が可能になると言えるでしょう。

物流AIの今後の課題

荷物は増え、人員は不足する中、物流の現場でのAI活用はまだまだ進んでいません。自動運転についての法規制や、実際に運用した際の使用感など、要因は様々挙げられますが、やはり一番大きな点でいえば、「コストがかかる」ことでしょう。

もちろん、利用した際のコスト削減は見込めるでしょうが、システム導入やロボットの購入などの初期費用についても念頭に置かなければなりません。物流課題のソリューションであるAIの現在の課題は、その「社会実装」のしづらさだといえるでしょう。

デジタルトランスフォーメーションへの企業の取り組み

デジタルトランスフォーメーションとは?

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは「デジタルによる変革」を意味し、IT技術の進化にともなって、新しいサービスやビジネスモデルを展開し、コスト削減し・働き方改革・社会の変革などを目指す施策の総称です。スピーディーに変化していくビジネス環境に、主にIT技術の面で対応していく姿勢を、ITとの親和性の高い企業はもちろん、親和性の低い企業でも持ちながら取り組まれています。

ITやAI技術が社会に浸透することで、資源や人員の無駄を抑え、新しいビジネスやサービスを生み出す、そして社会問題を解決していくことこそがDXの目的です。2018年には経済産業省が「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を設置し、国家的な取り組みとして注目されています。各企業でも重要性が高まっており、事業の存続のためにDXを掲げる企業が増えてきています。

各企業の具体事例

「NEC」

NECでは、DXがクライアントの課題解決に有効であるとし、AI技術群である「NEC the WISE」が、多数の導入実績をあげています。また、DX戦略にも力を入れていて、クライアントの課題にITがどう貢献できるかを検討し、新たなイノベーションを生み出す「共創」を実践しています。また、「共創」の実践の場として、「NEC Future Creation Hub」を用意したり、新たな価値を創造できる人材の育成にも努めています。

参照:NEC「NECが創出する社会と産業のデジタルトランスフォーメーション」

「Hitachi AI Technology」

株式会社日立物流では、作業コストの大きい集品作業の効率化を課題に設定し、過去の集品作業のデータをAIに読み込ませて作業効率に強い影響を与える要素を導き出すという、AIの利用を行いました。そこから施策を検討したことで、結果的に集品作業に掛かる時間を平均8%短縮できたとしています。日立では、デジタル技術を活用した社会イノベーション事業を推進していて、その成長をグローバルに拡大していくための人財の強化にも力を入れています。

参照:Hitachi「Hitachi AI Technology/業務改革サービス」

まとめ

AIを活用することで、より正確・迅速に高品質な商品を生み出すことができ、さらに人件費の削減や配送費の上昇抑止も見込むことができるでしょう。導入のしづらさを解消するために、企業の努力ばかりではなく国による援助や補助金などがさらに活発になる必要もあるように感じます。世界全体がデジタルに向かって走る中で、経済へのデジタルの浸透は国にとっても急かしたいはずだとは思いますが、今後どのように世界が変革していくのか、どんなソリューションが生まれてくるのか、アンテナを張っておきたいですね。

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シェアリングエコノミーとは?メリットやサービス事例も含めてご紹介します!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

現在、ECサービスの多様化によって、物流業界では様々な面でリソース不足に陥っています。この問題を解決するための一つのキーワードがシェアリングエコノミーです。
この記事ではシェアリングエコノミーとは何かやシェアリングエコノミーサービスのメリット、サービス事例等について詳しくご紹介致します。

この記事を監修した人

藤井 玲

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シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーとは、個人が所有しているが現在使われていない財産を貸し出して共有することで有効利用することを指します。シェアリングエコノミーのメリットは、使われていないものを有効活用することができるという点です。
また、インターネットなどのソーシャルネットワークサービスを用いて行われることも特徴の1つとして挙げられます。

一方、基本的にこのシェアは「個人」から「個人」へのものである為、自身のニーズにマッチしたものを見つけにくいというデメリットもあります。そのため、ニーズにマッチした相手先を探してくれるサービスや相手先の検討を容易にしてくれるようなプラットフォームを提供するサービスも登場しています。

物流プラットフォームにおけるシェアリングエコノミーサービスのメリット

物流業界においてもシェアリングエコノミーサービスは普及しつつあります。
シェアリングエコノミーサービスを利用する際、大きく以下の2点がメリットとして挙げられます。

シェアリングエコノミーサービスのメリット・費用の安さ
・柔軟な対応力

シェアリングエコノミーサービスのメリット
「費用の安さ」

新規事業参入者にとって、物流に対する費用は一つの大きなハードルになってきます。
通常の形態で倉庫を借りる際には契約だけで数ヶ月を要す場合があります。すぐに事業を始めたい方にとっては大きな問題になってくるでしょう。事業の内容によっては広いスペースが必要な場合もあります。その場合には、膨大な借用費を支払わなければなりません。

シェアリングエコノミーサービスのメリット
「柔軟な対応力」

新規事業者以外にもシェアリングエコノミーサービスを利用する方が都合が良い場合もあります。
それは、アパレルメーカーなどの季節商品を扱う事業者です。例えばアパレルメーカーの場合、夏冬にバーゲンセールなどを行うメーカーがほとんどです。そのため、バーゲンセールの時期には季節商品を含む大量の在庫を抱えます。特に冬はアウターなどボリュームのある商品もあるため、広いスペースが必要です。
しかし、その時期が終わってしまうと、確保した広いスペースが無駄になってしまうケースがほとんどです。そのため、バーゲンシーズンだけ借用するなど柔軟に対応することのできるシェアリングエコノミーサービスの方が向いているケースもあるでしょう。

このように、シェアリングエコノミーサービスを利用する方がよりニーズにマッチするというケースもあります。自身の事業の特徴に合わせて選択していくことが重要です。

物流における倉庫のシェアリングエコノミーサービス事例

物流における倉庫のシェアリングエコノミーサービスとしては、事業者同士で倉庫をシェアするというサービスや倉庫利用希望者と所有者のマッチングを行うサービスなどが挙げられます。
ここでは、マッチングサービスの「Souco」と日立物流のシェアリングサービス「SMART WAREHOUSE」とをご紹介します。

日立物流のシェアリングエコノミー サービス「SMART WAREHOUSE」

「SMART WAREHOUSE(スマートウェアハウス)」は複数のEC事業者間で物流センター内のスペースや設備を共同利用するというシェアリングエコノミーサービスです。
EC物流向けのシステムや大手通販サイト受注管理システムとの連携や一元管理が可能です。また、管理者や作業者などの人材確保も実現しており、自動化・標準化されたオペレーションでミスを低減し、効率化を図っています。

従量課金型で最新設備やスペースなどを利用可能で、初期費用や固定費はかからない点も魅力と言えるでしょう。

物流倉庫のマッチングサービス「Souco」

物流における倉庫のマッチングサービスを行っているのが「Souco」です。
この「Souco」は、自身の事業に合った規模感の倉庫を探したいという事業者のニーズと、所有している倉庫の遊休スペースを有効活用したいという所有者側のニーズをマッチングさせるという特徴を持っています。
「Souco」の最大のメリットは、ニーズに応じたマッチングを行ってくれるという点です。シェアリングエコノミーサービスの難点は「個人」から「個人」へのものであるため、ニーズにマッチする相手先を見つけにくいという点ですが、「Souco」はこの難点を解消することができます。
立地・期間・スペースの広さなどの様々な条件から希望に合う倉庫を全国からピックアップしてくれるため、利用者は最適な倉庫を選ぶことが可能です。また、契約締結から保険や決済までオンライン上でまとめて行うことができるため、安心して利用することができます。
また、貸し出す場合には、「Souco」が必要要件のヒアリングを代行し、見積もりに必要な情報が全て揃えてくれます。そのため、貸し出す側は見積もりの際の煩雑なプロセスを省くことができます。

配送・配達におけるシェアリングエコノミーサービス事例

配送や配達においては、複数の発送地からの配送物を一旦経由地で集約し配達することで、配送コストを削減する「さとふる」のさとふるおまとめ便などが有名な事例として挙げられるでしょう。
ここでは、配送シェアリングサービス「DIAq」をご紹介します。

配送シェアリングサービス「DIAq」

「DIAq」は届けて欲しい荷物がある際に、周辺にいるドライバーやライダー、メッセンジャーなどに配達を依頼できるサービスです。アプリケーションのため、手軽に利用することができます。
プロのドライバーだけでなく、学生や主婦など様々な人の空き時間や移動時間をシェアすることで、配送時間や費用を抑えることができます。
また、運送者の詳細やプロフィールを確認することが可能で、事前に評価や実績を確認することができます。万が一、荷物に何かあれば最大100万円までであれば保証される保険が適用されるため、安心して依頼することができます。

シェアリングロジスティクス研究会とは

製造から宅配まで様々なものが存在するサプライチェーン・ロジスティクスにおいて、IoT技術なども利用することで、社会全体の生産性・持続可能性を高めることを目指す研究会です。小売業者や物流不動産業者、輸配送業者など15社が参加しています。

まとめ

この記事では、シェアリングエコノミーとは何かやメリット、サービス事例などをご紹介致しました。

シェアリングエコノミーは日本でも大きな広がりを見せており、今後も発展していくことが予想されます。
シェアリングエコノミーサービスを利用する際には、自身のニーズとマッチしたものを選定していくことが重要になってきます。

この記事がシェアリングエコノミーサービスを利用する際の参考になれば幸いです。

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BtoCビジネスの特徴・適切なマーケティング手法とは?BtoBやCtoCとの違い・成功事例もご紹介!

Last Updated on 2021年9月7日 by art-mylogi

ビジネスモデルやマーケティング手法について検討する際に、よく聞くのがBtoBやBtoCなどの用語だと思います。BtoBとの比較やBtoCの特徴を理解して、適切なマーケティングを行いましょう!今回は、BtoCの特徴やマーケティングの種類を、成功事例やECとの関連も併せてご説明します。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
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BtoBとBtoC、そのほかの種類

BtoBとは?

「Business to Business」

簡単に言えば、企業対企業の取引のことを言います。卸売業者と小売業者、元請け業者と下請け業者など、企業間で行われる取引で比較的商品単価が高いことが特徴です。購入までに時間はかかるものの、市場規模は大きくなります。また継続的な取引関係が構築することが多いため、収益の安定が見込まれます。

BtoCとは?

「Business to Consumer/Customer」

企業と消費者の間での取引を意味します。普段の買い物や食事といった、消費者が代金を支払い、企業が直接商品やサービスを提供するような取引がBtoCです。BtoBと比べれば受注単価は低いですが、買い手は多いため、商品やサービスをより多く売り上げられるかが重要になります。

BtoEとは?

Eとは「Employee」の略です。つまり従業員のことで、自社の従業員も消費者にしてしまうというビジネスモデルです。社員食堂やオフィスコンビニなどが例として挙げられます。通常よりも安価での提供をするなど、福利厚生の一部としても捉えられます。

CtoCとは?

一般の個人間で行われる取引を指します。近年、成長しているマーケットであり、多方面で注目されています。ネットオークションやフリマサイトのように、インターネットやSNSの普及と進化により急速に発展しているビジネスモデルです。CtoCビジネスは“シェアリングエコノミー”とも呼ばれ、個人の資産を商品として販売するという形態を取っています。

DtoCとは?

DtoCとは「Direct to Consumer」の略であり、企業が仲介業者を介さず、直接消費者に向けて販売を行う形態を指します。、ECサイトの普及により、メーカー企業が従来のように小売業者などの販売力に頼らずとも、自社ECサイトでの商品販売が可能になったことで、最近注目され始めています。

BtoCの特徴

企業間取引であるBtoBで重視されるのは、「利益の追求」です。そのためBtoBでは、商品のコストパフォーマンスや機能についてを数字で表し、その合理性が購入の決め手になります。しかし、BtoCの場合では一般消費者が重視する点が企業とは異なってきます。

特徴その①その時の感情や感覚が決め手になる

例えば、お気に入りのブランドやデザインだったり、「広告で見て気になったから」という理由だったりと、合理的かではなく感情や感覚によって購入の是非が決まります。ブランドイメージを洗練させる、感情に訴えかけた広告をつくるなどの施策が効果的になってきます。

特徴その②購入までの期間が短い!

BtoCでは、消費者の意思決定はその時の感情が大きく影響します。そのため購入までの検討期間も短くなってくるので、消費者の購買意欲が上がったタイミングで購入できるような仕組み作りも重要になってきます。

特徴その③見込める消費者数が大きいので、マーケティング手法はオンラインが効果的!

レビューマーケティングやSNSマーケティングなど、安価でかつ効果的な施策が行えるのも特徴です。BtoBに比べればリピート注文の割合は低いので、その分マーケティングにより顧客を増やす努力が重要になってきます。対象顧客数が大きいことはメリットと言えますが、個々人バラバラでの購入となるためニーズの把握が難しいです。

BtoCのマーケティング法

数多くあるマーケティング手法の中から、BtoCビジネス向けの手法をご紹介します。

・マーケティングオートメーション(MA)

マーケティングオートメーション(MA)とは、見込み客を顧客に育成していくためのデジタルマーケティングを、手助けしてくれるツールのことです。顧客がどのページをどれくらい見て遷移しているのか、何に興味を抱いているのかなどの顧客情報を収集し、蓄積することができます。そして、それらの情報を分析し適した施策を自動で起こしてくれます。顧客の興味関心に合わせ、最適なタイミングでの情報提供が可能になり、収益の向上も見込めるツールです。

リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、見込み客の育成です。リードナーチャリングは、まだ顕在化していない見込み客のニーズやウォンツを育成して、顕在顧客にするプロセスのことです。リピート数は少ないが対象顧客数が莫大であるBtoCビジネスにおいて、新規顧客の育成であるリードナーチャリングは重要な考え方です。そして、このリードナーチャリングを的確かつ機動的に行うために、必要不可欠な存在がマーケティングオートメーションなのです。

・SNSマーケティング

不特定多数の個人をターゲットにしているBtoCビジネスにおいて、SNSは情報を発信し、届けるツールとして最適であると言えるのではないでしょうか。BtoCの短い購買サイクルにおいてインフルエンサーや多くの他人の「評価」は意思決定に大きな影響を与えます。「リツイート」や「シェア」機能は、これらの影響をさらに肥大化させることができるでしょう。また、誰でも気軽にアカウント運営を始められることから、コストパフォーマンスの良い広告を打つことも可能です。種類も豊富なSNSですから、自社のターゲット層と各SNSの利用者層を照らし合わせながらのマーケティング手法が有効です。

・コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、お客様に向けて興味や関心を持ってもらえるコンテンツを作成し、顧客行動を喚起するマーケティング手法です。動画やブログなど、いろいろな形のものがありますが、見込み顧客獲得のため作成されたものであればコンテンツマーケティングと呼ぶことができます。何か気になるものがあり、そのことについてネットで検索しているところを想像してみてください。そこには興味をさらに惹かれるコンテンツがあり、商材の紹介ページまでの導線があれば、見込み客にスムーズに自社商品をアピールすることが可能でしょう。

アーンドメディア

アーンドメディアとはSNS広告のことです。アカウントのツイートや投稿内容から、個別に親和性の高い広告をを表示することで、広告効果を高めます。

・レビューマーケティング

SNSマーケティングと同じように、他人の評価が影響力を持つという点を利用したマーケティング手法となります。顧客は、自社商品の購入者によるレビューやインターネットメディアの記事などを参考に、商品の購入を検討します。なかなかレビューが増えなかったり、誹謗中傷がまぎれていたりもするので、レビューを増やすためにクーポンをプレゼントするなど、工夫も必要になります。

BtoCの成功事例

「株式会社良品企画」

無印良品の株式会社良品計画が運営しているのが、「くらしの良品研究所」です。アイテムに関連する豆知識などを発信するコラム中心ですが、メディア内には「IDEA PARK」という、新商品のリクエストなどを受け付けているコーナーが設けられています。ここに投稿されたリクエストにはスタッフが直接返信をし、より顧客とのつながりを深めるためのコンテンツマーケティングとなっています。

「花王株式会社」

花王株式会社が運営するマイカジでは、家事に特化した情報を掲載しています。注目すべきなのがカテゴライズ方法で、洗濯や掃除など家事の分類や、「テキパキ」や「シェア」など、顧客のほしい情報をより顧客目線で分類しています。そして、記事の最後に自社の関連商品を紹介することで、商品の購入にもつなげています。

「株式会社マネーフォワード」

一般個人向けの家計簿アプリや、個人事業主や中小企業向けの各種会計ソフトを提供する株式会社マネーフォワードでは、「MFクラウド」というオウンドメディアで会計に関する記事を発信し、見込み顧客の顧客化につなげています。また、記事下に設置したバナーに誘導することで見込み顧客を獲得する方法に成功しています。

BtoCはECに強い!?

ECの分野におけるBtoCは「BtoC-EC」と呼ばれます。消費者向けのネットショップや動画・音楽配信サイトなどがBtoC-ECに該当し、国内のBtoC-EC市場規模は2019年で約19.4兆円となっています。前年の18兆円、一昨年の16.5兆円と比べてもどんどん進展してきていることがわかります。日本国内のEC化率は6.76%とまだまだ低めですが、右肩上がりに増加していますから、これからも成長が見込める産業だということがわかります。

また、キャッシュレスの流れが与える影響も大きく、今では多くの消費者がECでのキャッシュレス決済を利用しています。キャッシュレスとネットショッピングは切り離せない関係にあり、今後キャッシュレスが普及していけば、顧客獲得にもECが重要になってくるでしょう。

さらに、現在では新型コロナウイルスの流行により、感染予防の観点からも実店舗よりも人の手を介さない・出歩かなくて良いECでの買い物の需要が伸びています。今後、新しい日常下では、EC化率はどんどん上昇していくだろうと予想されます。

まとめ

BtoCビジネスの面白いところは、顧客の率直な感想を聞けるという点ではないでしょうか。対象顧客数が多い分顧客のニーズもバラバラで、すべてのニーズを把握し答えていくことはとても労力を必要とすると思います。しかし、そんなBtoCビジネスでも、ツールやマーケティング手法を取り入れて改良を重ねた末に、多くの顧客から嬉しい声をいただいた際には大きなやりがいを感じられることでしょう。今後、新しい施策やトレンドが生まれてくると思いますが、それらも敏感に察知して柔軟に取り入れていきましょう。

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自動倉庫のメリット・デメリットとは?種類なども合わせてまとめてみました!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

物流業界でもデジタル化・自動化が進んでいる近年、『自動倉庫』にも注目が集まっています。
これからの未来、自動倉庫は人手不足が課題とされている日本の物流業界にどのような影響をもたらすのでしょうか?また、高額な自動倉庫導入費用に見合った費用対効果は生まれるのでしょうか?今回はそんな自動倉庫について導入の際のメリット・デメリットや把握するべき種類なども合わせてまとめてみましょう。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

自動倉庫システムとは

自動倉庫システムとは、『オートメーションシステム』を導入した倉庫のことを指します。
商品や製品を入庫し、保管そして出荷までの一連の倉庫内での流れを一元管理します。この管理を行うコンピューターのことをオートメーションシステムといい、在庫管理装置なども倉庫内に設置して、それぞれの倉庫に適合する独自の管理システムを構築していきます。スタッカークレーンや制御装置なども必要に応じて設置し入出庫作業を自動化していくので、従業員の作業工数は減り、様々な側面で大変便利なシステムとなっています。
しかしこのように倉庫に合わせてカスタマイズを行っていくシステムなので、倉庫の内装や作業内容によって適したシステム構築に高額な費用がかかってしまう場合もあります。

自動倉庫の種類

自動倉庫にはいくつかの種類が存在しています。

バケット自動倉庫

バケット自動倉庫は不定型の商品や製品を小型バケットで保管できるタイプの立体自動倉庫です。

パレット自動倉庫

パレット型はパレット単位での製品や部品保管に最適な自動倉庫システムです。
高層ラックに保管するため、高さ方向を有効活用します。
建築一体型(ビル式ラック)にも既存の倉庫にも設置する事ができ、無人搬送車との組み合わせなども実現できます。

フリーサイズ自動倉庫

商品のサイズや形状・重量に囚われずフレキシブルな収納を実現する自動倉庫です。
コンテナ、段ボールケース、トレイなど、形状や重量に囚われず収納できるので、商品種類が多い場合にも特殊な商品を取り扱う場合にも対応可能です。

移動棚(ムービンラック)型自動倉庫

移動棚型とは棚そのものを移動台車に乗せ、密集保管を可能にする電動式タイプの自動倉庫です。棚自体が移動するので、倉庫内スペースを最大限に有効活用にし、保管効率やピッキング効率を向上させます。

縦型式回転棚

縦型式回転棚も省スペースを実現する設計であり、高さ方向を有効活用します。
入出庫を集中して管理するため、在庫を探したり集荷させる必要がありません。

冷凍・冷蔵対応自動倉庫

冷凍・冷蔵対応自動倉庫では冷蔵・冷凍品を常に保管温度・湿度をコントロールして保管物の品質や鮮度を管理するタイプです。冷蔵系の倉庫内では人間の作業時間が限られているため、低温物流の分野でこの自動倉庫は特に役立ちます。

傾斜式流動棚(ユニスルー)

傾斜式流動棚はパレット単位で水平に搬送し、ストレージする保管管理方法を行っています。
フォークリフトでの入出庫だけでなく、スタッカークレーンを容易に組み立て、荷捌き作業を行う事ができます;。

上記以外にも自動倉庫の種類・タイプは多く存在しています。自社で取り扱っている商品や製品の特徴に合わせたシステムを選定する必要があります。また、自社に適合するシステムがわからない場合はコンサルタントなどへの相談もおすすめです。

自動倉庫のメリット

自動倉庫導入のメリットは以下の通りです。

生産性・作業効率向上

今まで人間が行っていた入出庫及びピッキング作業などの倉庫内業務を自動化する事で、
従業員の負担や安全性が向上します。また、ロボットは24時間稼働する事ができるので、
生産性が上がり、従業員は長時間作業や煩わしい交代制に対応する必要がなくなります。

省スペースの実現

自動倉庫システム導入によって、通路なども効率的に配置するだけではなく、倉庫内の人の手が届かないような高さ方向のスペースは特に有効活用を実現します。

ヒューマンエラー の削減

物流業務でミスの多いピッキング作業もロボット化・自動化する事ができるので、ミスを大幅に削減する事ができます。
商品の取り違いなどによるトラブルやエラーを削減できます。

品質安定

システム導入は品質安定も実現します。先入先出しを可能にし、品質の高い状態を担保できます。

自動倉庫のデメリット

デメリットは以下の通りです。

導入コストが高額

自動倉庫システムは便利な反面、イニシャルコストが必要なため導入費用は高額です。
初期費用こそ高いですが、長期的な視点で見ると費用対効果は高いので、導入の価値を感じる事業者様も増加しています。

荷主の固定

自動倉庫の種類によっては保管方法が固定されるため、保管方法に適合する荷主を顧客にする必要があります。そのため業務の固定をしなければなりません。

季節変動に対応必須

業種や商品・製品によっては季節を含む様々な要因で在庫量を大幅に変動させなければなりません。
そのため自動倉庫システムの中でも柔軟性が必須であり、それに伴いシステムもハイクオリティーかつ高額な構築になってしまいます。

随時機械トラブル・システム障害に対応

機械を扱う以上課題になってしまうのが機械トラブルやシステム障害への対応力です。
滅多に起こることはないとはいえ、いざ怒ってしまった時にも冷静に対応する必要があります。
トラブル時のマニュアルもしっかり構築するだけでなく、充分なシステムのサポートを提供する企業を選定する必要があります。

自動倉庫意外に倉庫内業務を効率化する方法

このようなデメリットによって自動倉庫システム導入を躊躇しているが、現場の倉庫内業務は改善したいという事業者様には以下の方法をご紹介します。

選択肢1:他社の自動倉庫を利用する

上記にもある通り、導入コストが高額であることは間違いありません。
その点で導入を迷っていらっしゃる事業者様には他社の自動倉庫を利用するという方法もおすすめです。倉庫内業務を一括でアウトソースする事ができ、人員不足やコスト削減にもつなげる事ができます。

選択肢2:WMS導入

WMSとは倉庫管理システムのことであり、入出庫や保管などの倉庫内業務の効率化を目指すシステムです。
現在では既にある社内の基幹システムとの互換性もしっかり考慮したシステムが多く、保管ルールにも縛られないため、導入しやすいシステムとなっています。このシステムも入出庫やピッキング業務の改善を実現してくれます。他にもメリットが多いので、この機会にぜひ自動倉庫システムと合わせてご検討していただけますと幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自動倉庫システムは様々な種類があり、それぞれの特徴は全て倉庫内の業務を効率化するためにある事がおわかりいただけましたでしょうか。
自社に適合する自動倉庫システムが見つかりましたら、ぜひこの機会に導入をご検討ください。

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クラウド型倉庫管理システム(WMS)とは?ECサイト向けシステム4選比較!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

現場でのミス防止や、業務の見える化、コスト削減など、様々な効果が期待できる物流管理システムの一つとして、「倉庫管理システム(WMS)」が挙げられます。WMSの種類として、オンプレミス型・パッケージ型・クラウド型の3つに分けることができます。
今回は、クラウド型倉庫管理システム(WMS)に関して、おすすめシステムの比較や導入のメリットをご紹介します。

倉庫管理システム(WMS)とは

Warehouse Management System“の略であるWMS、別名「倉庫管理システム」とは、倉庫内における実際の「モノ」の管理を目的とし、入荷から出荷まで、倉庫内で発生する、在庫管理や入庫管理などといった、業務の管理も行います。

倉庫管理システム(WMS)がもつ代表的な機能として、「入出庫管理」「在庫管理」「棚卸管理」「返品管理」「帳票管理」が挙げられます。各作業において、モノとそれらに関する情報の一元管理を実現し、データと実物で差異や、その他作業における人的ミスの発生を防ぎます。

人的ミス発生を防止するほかにも、倉庫内での現場作業の効率化や、リアルタイムでの業務の見える化コスト削減など、WMS導入によるメリットは複数挙げられます。一方で、導入の際の初期費用や、ランニングコストなどのコストが発生したり、システム導入に伴う作業の変更点などを社内で浸透させる際のハードルの高さなど、懸念点も生じるます。したがって、導入を検討する際には、倉庫内業務における課題の洗い出し、導入目的、希望する価格帯などを明確にする必要があるでしょう。

倉庫管理システム(WMS)と物流管理システムの違い

物流に関連するシステムは複数あり、WMSもその一つとなります。物流管理システムとWMSの違いとして、「網羅できる業務範囲」が挙げられます。

物流管理システムは、商品の仕入れや生産から、顧客への配送までに発生するモノや情報、業務を管理するシステムで、「倉庫管理システム(WMS)」と「配送管理システム(TMS)」に分けられます。つまり、WMSは、一種の物流管理システムであり、その中でも、倉庫内で発生するモノや情報、業務の管理を行います。

倉庫管理システム(WMS)の種類

倉庫管理システムは「オンプレミス型」「パッケージ型」「クラウド型」に分類することができます。
それぞれ特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

オンプレミス型

オンプレミス型WMSでは、自社のニーズや業務フローに合わせて、一からシステムを構築します。
メリットとして、「自由にカスタマイズできる」「システムやソフトウェアなどを自社で管理できる」「外部要因に左右されることなく、安全性が高い」などが挙げられます。

一方で、「構築にコストがかかる」「システム構築に多大な時間を要するため、運用開始までに時間がかかる」「短期または中期的な使用には向いていない」など、デメリットも挙げられます。とりわけ、システムを一から構築するオンプレミス型WMSを導入する場合は、システム構築を外部委託するケースが多く、売上が確立されている大規模のECサイトや倉庫を有している事業者におすすめであるといえるでしょう。

パッケージ型

パッケージ型WMSでは、ベンダーによって既に構築されたソフトウェアを購入し、自社のPC等へインストールすることで、システムを利用します。メリットとして、「短期または中期的な利用もできる」「システム導入までの時間を削減できる」が挙げられます。

パッケージ型WMSのデメリットとしては、「カスタマイズ可能な範囲が限定されている」「システム導入に伴い、社内で既に使用しているシステムや、業務フローの変更が必要になるリスクもある」「ソフトウェアのバージョンアップなど、外的要因に左右される」などが挙げられます。

最近では、インターネットの普及に伴い、次にご紹介するクラウド型システムが浸透していることで、パッケージ型WMSの需要が減ってきていることも事実です。

クラウド型

クラウド型WMSでは、サーバによって提供されたシステムを、インターネットを介して遠隔からPCやタブレット端末、スマートフォンなどによって利用することができます。メリットとして、「システム構築の必要がなく、導入コストを抑えられる」「導入までがスピーディー」「短期的または中期的な利用ができる」「インターネット環境があれば、場所を問わないため、現場以外の場所からも操作できる」などが挙げられ、導入や運用の手軽さ、シンプルさが目立ちます。

一方で、「オフラインでは利用できない」「システムのサーバを自社で管理できない」「システムのバージョンアップなど、外的要因に左右される」「カスタマイズ可能な範囲が限定されている」などといった懸念点も挙げられます。

数多くのシステムが提供されているWMSを選定する際には、上記3タイプから絞り込むことが必要となります。自社で抱える課題や目的を明確にすることで、コストや使用したい期間導入にかかる操作のシンプルさセキュリティ運用開始までのスピードなどから重視する点を洗い出し、それぞれ優先順位を設定していくと、スムーズな選定が可能になるでしょう。

クラウド型倉庫管理システム(WMS)の需要が高まっている要因

オンプレミス型、パッケージ型、クラウド型のWMSの中でも、近年ではとくにクラウド型WMSの需要が高まっています。実際に、オンプレミス型で構築した、既存のWMSを、そのままクラウド化するというケースもしばしば見受けられます。

柔軟なカスタマイズが可能なオンプレミス型や、既存ソフトウェアを利用するパッケージ型の中でも、クラウド型WMSが注目される要因は以下の通りです。

①コストパフォーマンスが高い

クラウド型WMSでは、導入の際に初期費用が発生しないシステムも多数存在します。多くのシステムでは、ECサイトや倉庫、商品の数量などに合わせた複数のプランが用意され、「月額固定制」もしくは、件数に応じて価格が変動する「従量課金制」の2つの料金体系が主流となっています。

そのため、クラウド型でありながら、自社のニーズや状況に合わせたシステムを、比較的低価格で利用することができます。

②カスタマイズの自由度も上がってきている

オンプレミス型と比較すると、カスタマイズの柔軟性が劣るクラウド型ですが、各社が提供するオプション機能を随時追加することで、従来よりも自由な機能の拡張が可能になっています。さらに、受注管理システムや在庫管理システムなどといった、その他の外部システムや、出店または出品しているECモールとの連携に関しても、多くのシステムで対応することができます。システム選定時に、自社の既存システム等の連携の可否を確認するようにしましょう。

③ネット環境さえあれば遠隔からの利用が可能

ソフトウェアの自社PCへのインストールが必須なパッケージ型や、オンプレミス型と比べ、インターネット環境さえあれば利用できるクラウド型WMSは、遠隔からの操作も可能です。そのため、倉庫などの現場と、事務所等が離れている場合であっても、常にリアルタイムで在庫情報などを確認、管理することができます。

また、利用するシステムやプランによって、使用できる管理者数が制限されているケースがほとんどですが、クラウド型WMSであれば、複数人でシステムを管理することが可能であるため、より容易にそして、確実に情報共有を行うことができます。

④導入前にお試しで利用できる

クラウド型WMSであれば、短期的または中期的な利用も可能です。そのため、ECサイト等での売上向上に伴い、倉庫など現場での業務が煩雑化し、「とりあえずWMSを使ってみたい」というご担当者様でも気軽に利用することができます。

さらに、システム導入前に、無料トライアルサービスを提供しているシステムも多く、実際に使用できる点も、クラウド型WMSの強みであるといえるでしょう。無料トライアルであるため、短期間の使用になりますが、自社に合っているかどうかを見極めたり、別途必要または不要な機能を認識したりできるため、スムーズな導入、効果的な運用が可能であるといえるでしょう。

クラウド型倉庫管理システム(WMS)4選

クラウド型倉庫管理システム(WMS)4選を、それぞれの特徴や料金体系をふまえて比較します。
ぜひ参考にしてみてください!

mylogi

EC運営会社が作ったシステムなので、EC事業者の立場にたったサポートも可能です。
多くのモールへの展開にも向いており、独自の正確性によって正しい在庫状況を随時把握できます。
また、越境向きでもある今話題のshopifyと公式にパートナー認定されているため、shopifyに特化したシステム提供も実現しています。
初期費用が無料になりました!詳しくは→
mylogiプランについて

料金体系
初期費用 無料
月額費用 ¥8.800~

AiR Logi

運営会社 株式会社コマースロボティクス
特徴
・低コストでの導入が可能、コストパフォーマンスに強み
・ハンディーは、無線LANのない環境下での利用も可能
・ECにおける主要な外部システム、モール等との連携にも対応

料金体系
初期費用 ¥35,000
月額費用 ¥100,000~
ハンディーレンタル料 ¥6,500/月

COOLa

運営会社 株式会社ブライセン
特徴
・最短2週間で導入完了
・一体型帳票により、帳合作業や封入ミスを削減
・各作業員ごとの生産性を確認し、最適な人員配置を実現

料金体系
初期費用 お問い合わせにて
月額費用 お問い合わせにて
※ログイン可能ユーザー数による課金はなし

@wms

運営会社 株式会社アトムエンジニアリング
特徴
・ニーズに合わせて「パブリッククラウド型」「プライベートクラウド型」「自社導入型」から選択可能
・セキュリティに強み
・作業の進捗状況を徹底管理

料金体系
お問い合わせにて

W3SIRIUS

運営会社 株式会社ダイアログ
特徴
・複数拠点の一括管理に強み
・独自のユニットシステムにより、在庫やデータを一元管理
・データや外部システムとの連携、機能拡充にも柔軟に対応

料金体系
お問い合わせにて

上記以外にも、多くのWMSが存在します。その他おすすめクラウド型システムや、オンプレミス型・パッケージ型WMSは下記記事にて言及しています。ぜひ参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
近年、構築までのスピードや、高いコストパフォーマンスなど、多くのメリットを有するクラウド型倉庫管理システム(WMS)の導入が増えてきています。選定時には、導入目的や、解決したい物流課題を明確にすることに加え、無料トライアル期間を利用してお試しでの使用も効果的です。ぜひ参考にしてみてください!

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